耳鳴りの治療について

耳鳴りでお困りの方へ

 あなたはこんなことで困ったことはありませんか?

  • 耳鳴りが続いてつらい…
  • しばらく治っていたのに再発した…
  • キーンという高音の耳鳴りがする…
  • ブーンという低音の耳鳴りがする…
  • ドックンドックンと音が鳴っていて眠れない…

このように耳鳴りが続いているとストレスになってしまいますよね。

さらに、夜眠れないとなると、生活のあらゆるところに支障が出るのではないでしょうか。

そういったストレスから解放されるためのお役立ちができればと考えています。

 

耳鳴りで苦しんでいた私の体験

実は私も耳鳴りで悩んでいました。

私の場合は突発性難聴(とっぱつせいなんちょう)という、突然耳に蓋をしたように聞こえにくくなることから始まり、その後、耳鳴りが止まらなくなることが頻繁に起こっていたのです。その頃は夜もなかなか眠れずに、眠たい目を擦りながら生活する毎日でした。

このようなストレスから生活に余裕もなくなっていき、趣味の読書も楽しめずにいました。しかし、早く治したい一心で耳鳴りの原因について研究したところ、様々なことが分かってきたのです。

今では耳鳴りもなくなりましたが、今度は同じように耳鳴りでお困りの方をサポートしていきたいと思うようになりました。

ここでは、耳鳴りがどういったものなのか、どういった種類があるのか、適切に治療するにはどうすれば良いのかについて述べていきます。

 

耳鳴りってどんなもの?

耳鳴りとは、体の外で音がしていないのに、何か音がしているように感じる状態のことを言います。

厚生労働省の『国民生活基礎調査 平成25年版』によると、現在自覚している症状(複数回答)のうち、「耳の聴こえにくさ」を訴えている人の割合は、男性で約3%、女性で約3.5%に上っています。

引用: 国民生活基礎調査 平成25年版

そして、耳鳴りにはいくつかの種類があります。

それが

  • 自分にしか聞こえない耳鳴り(自覚的耳鳴り)
  • 他人が聞き取れる耳鳴り(他覚的耳鳴り)

多くは自分にしか聞こえない耳鳴りですが、他人にも聞こえる耳鳴りが存在します。

心臓の鼓動や血液の流れる音、筋肉のけいれんなど、聴診器や小さな音でも拾える特殊な機械を使うことで判断することができます。

では一体、原因は何なのでしょうか。

 

耳鳴りの4つのパターンとは

「耳鳴りってストレスからくるんじゃないの!?」こちらは多くの方からいただく質問です。

確かにストレスも1つの原因にはなりますが、ストレスが溜まっていても耳鳴りが起きない方がいるのも事実です。

これにはストレス以外にも耳鳴りの原因になっているものがあるからです。

まず1つ考えられるのが、耳の聞こえが悪くなっていないかということです。

耳の聞こえが悪くなると、脳が無理に音を拾うように働きます。結果、耳鳴りが起きるということもあります。ですので、聴力に不安がある場合は、先に耳鼻科などで聴力検査をして確かめてみるのが良いでしょう。

さらに、高音で耳鳴りがする場合や、低音の耳鳴りが続く場合など、様々な種類がありますので、詳しく解説していきますね。

 

-高音で鳴っている場合

耳鳴りは高音で音が鳴っている場合がほとんどです。本来、この「ピー」という高い音は、誰しもが体の中で鳴っています。

それを脳が過敏に感じ取ってしまっている状態なのです。

これには聴力が低下している場合や、自律神経の乱れ、脳の神経が過剰に活動してしまっている可能性があります。

したがって、繊細な神経の調整が必要となります。

 

-低音で鳴っている場合

低音の「ブーン」という音が鳴っている場合は耳の閉塞感が起きることも多く、何かのきっかけで再発することも多いという特徴があります。

原因の多くは“耳の中を通っているリンパ液のむくみ”です。

耳は音の振動を脳まで伝える働きがあります。ではどのようにして伝えるのかというと、音を感知する耳内部のセンサーにリンパ液が流れることによって伝えています。

しかし、リンパ液がむくみで流れにくくなることによって、音の振動を脳まで伝えることができなくなるのです。

例えば、サラサラの水は流れやすいのに対して、ドロっとしたソースは流れにくいですよね。このように流れが悪くなると、音の振動を伝えにくくなり、耳の閉塞感や耳鳴りが起きるようになります。

つまり、リンパの流れを良くするということは、サラサラな液体にして音の振動を伝えやすくするということのなのです。

 

-ドクドク拍動性の耳鳴りがある場合

このように拍動するような耳鳴りは聴診器などを使って他人でも聞き取れる耳鳴りに分類されます。

多くの場合は、耳まわりの血の巡りが悪くなることによって起きるのですが、これには原因があります。

それが“首の骨のゆがみ”です。首の骨には脳や耳まで血液を流す血管が通っています。

例えば、ホースで水を流すときでも、誰かに踏まれていたり、折れ曲がっているとスムーズに水が流れないですよね。

これと同じで、血液が流れやすいようにするためには首の骨のゆがみを調整する必要があるのです。

 

-食いしばりを伴っている場合

食いしばりの影響で耳鳴りが起きることもあります。顎(あご)まわりの筋肉というのは耳の近くに存在するからです。

例えば、ギターの弦を想像してください。このギターの弦がピンピンに張っている状態で弾くと高い音が出ますよね。

これは体も同じで、耳の近くにある筋肉などが硬くなることで、ギターの弦が突っ張るような状態になります。

したがって、こういった場合は顎まわりの調整をする必要があります。

これら4つのパターンの原因としては

  • ストレス
  • 脳の神経過敏
  • 耳の奥(内耳)のリンパ液の滞り
  • 食いしばりによる顎まわりの筋肉による影響

ということが考えられています。

 

耳鳴り治療の流れ

-問診-

まずは体の状態やお悩みなどを聞かせていただきます。

耳鳴りには様々なタイプがありますので、どのようなことにお困りなのかをお聞きします。

 

-検査-

原因がどこからきているのかを検査します。

耳鳴りには、リンパの循環や平衡感覚など様々な原因がありますので、詳細かつ繊細に検査をさせていただきます。

 

-治療-

検査で見つけた原因に対してソフトな施術で調整します。

当院では“そっと触れる程度の刺激”で行っていますのでご安心ください。

 

-治療後のアドバイス-

施術後は再び症状が出ないように、日常生活で気をつけることや、対処法を提案させていただきます。

 

-治療計画-

お体の状態を丁寧にご説明した上で、どのようなことに注意したほうが良いか、アドバイスさせていただきます。

さらに、今後どのようにして治療を進めていくかを話し合いましょう。

長年耳鳴りで悩まれていた患者さんが施術に取り組んでいく姿を数多く診させていただきました。

耳鳴りでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

 

耳鳴りが解消された患者さんの声

実際に、耳鳴り治療を受けられた方は、毎日を快適に過ごされています↓

N・I様 20歳 女性

樋口院長
Q.何がきっかけで当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
女性
紹介です。
樋口院長
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
女性
耳なり。初めは両耳が“ドックンドックン”という感じで大きな音がした。特に夜、寝ていても音を感じ辛かったです。
樋口院長
Q.実際に受診されて良かったことは何ですか?

女性
“ドックンドックン”が少しずつ弱くなっていき、その内、左側の耳だけが音を感じ、だんだんこちらに来るたびごとに音が無くなり、今はまったく耳なりがなくなりました。よくねむれるようになりました。

【インタビュー】耳鳴り、頭鳴りでお困りだった患者さんの声

 

お問い合わせ、ご予約はこちらから

一緒に快適な毎日を過ごすために、耳鳴りを解決していきませんか?

ご予約はこちらから受け付けております。

初診・再診 9400円
2回目以降 7200円

 

中学生以下

初診・再診 6000円
2回目以降 4400円

現在たくさんの耳鳴り患者さんが来院されており、新規の患者さんは1日2名までしか受け入れることができない状況となっています。

もし、耳鳴りでお悩みでしたらお早めにご予約をいただけますと幸いです。