腰のヘルニアって放っておいても大丈夫?…
腰のヘルニアで「安静にしてください」と言われたが、なんとかしたい…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログがお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
最近は皆さんの健康にお役立ちできるようにYouTubeで動画配信をしています。
様々な方からお悩みの相談を受けるのですが、ある日コメントをいただきました。
「腰のヘルニアって治るんですか?」
腰のヘルニアのある方からの相談でした。
ヘルニアは足のしびれや感覚が鈍くなってしまうという症状です。
しびれなく快適に毎日を過ごしていきたいですよね。
大丈夫ですよ。この度のブログで詳しく解説させていただきます。
話の内容はこちら
①腰のヘルニアってなに
②ヘルニアで安静にしてはいけないって本当!?
③ヘルニアの痛みが緩和するストレッチ
それでは話を進めましょう。
①腰のヘルニアってなに
まずは腰のヘルニアについてお話しします。
腰は5つの骨で構成されています。
骨は体重による負荷がかかるため、クッションのようなものが骨と骨の間にあります。
このクッションが外側に飛び出し、腰からでている神経に触れることで起こる症状をヘルニアと呼びます。
ヘルニアは腰痛や足のしびれ、感覚が鈍くなるといった症状があります。
腰への負担が重なることで起こるとされており、活動性の高い20代から40代が最も多く、2〜3:1で男性に多いという特徴があります。
レントゲンでは腰のクッションまで確認することができないため、MRIで確認することで診断することが可能です。
では、ヘルニアになれば治らないものでしょうか?
これはためしてガッテンでやっていた実験なのですが、ヘルニアの症状がある方と症状がない方を集めました。
そこで全員にヘルニアの検査をしたそうです。
すると
症状があるにも関わらずヘルニアの診断には至らない方
症状がないにも関わらずヘルニアの診断を受けた方
がでてきたのです。
これって不思議ですよね。
腰骨から外側にはみ出したクッションを引っ込めることは難しい。
しかし、このためしてガッテンの実験のように、腰骨のクッションが飛び出ていても症状がない方もおられます。
ヘルニアの診断にとらわれず、痛みなく生活できるようにするというところをゴールにするのであれば、改善することは可能だと考えています。
②ヘルニアで安静にしてはいけないって本当!?
では、どのように改善していくか。
腰に痛みがあったり、ヘルニアの場合は「安静」と言われることが多かったのですが、通説が変わってきました。
整形外科学会の腰痛診療ガイドライン2019によると、ウォーキングなどの軽い運動を習慣化することによって腰周りの血流を良くする方が回復に向かうという発表があります。
引用:(https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001110/4/Low_back_pain.pdf)
動けないほどの痛みがあれば別ですが、積極的に身体を動かす方が良いみたいです。
とある医学博士の発表によると、腰のヘルニアは神経をお腹側から圧迫することで起こりやすいと言われています。
お腹の筋肉や内臓が硬くなると腰を伸ばしにくくなります。
それによって外側や後ろ側に腰骨のクッションが飛び出てしまうということです。
これを解消するためには、前かがみになる原因となる筋肉をストレッチで伸ばす必要があります。
それでは硬くなった筋肉を狙って緩める方法を解説していきます。
③ヘルニアの痛みが緩和するストレッチ
今回メインとなるのは、お腹側の筋肉です。
お腹側の筋肉を伸ばすことで腰を伸ばしやすいようにしていきましょう。
ストレッチは動画で詳しく解説しておりますので、こちらを参考にしてください。
↓(ストレッチは動画の2分55秒〜)
大切なのは、ゆっくりと呼吸をしながらストレッチをすることです。
是非お試しください。
まとめ
ヘルニアはお腹周りの筋肉などが硬くなり、腰を伸ばしにくくなる特徴があります。
腰を伸ばしやすくするために、お腹周りの筋肉をストレッチする方法を解説しました。
これらの対策を続けてもヘルニアの症状が改善されない場合は、他に原因となっている身体の歪みが関係している可能性があります。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師