自律神経

朝起きるときのめまいでお悩みだった患者さんの改善例

ベッドから起き上がるときにめまいがする

ぐるぐる回転するようなめまいで怖い

こういったお悩みはありませんか?

今回は、このようにお悩みだった患者さんが改善した過程をブログにまとめています。

同じようにお悩みの方の参考になれば幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

今回めまいで来院された患者さんは、朝ベッドから起き上がるときに回転性のめまいに襲われて、しばらく起き上がることができないという悩みがありました。

この患者さんは3人のお子さんを持つ母親で、仕事に家事と毎日を忙しくされていた方でした。

めまいが起きたときは、これから仕事に家事とできなくなるのではないかと不安に思ったそうです。

ではどのように回復して、毎日の生活を快適に過ごせるようになったのでしょうか。

こちらをブログにまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

話の内容はこちら

①朝起きるときにめまいが起きるのはなぜ?
②めまいが起きる意外な原因
③自宅でしていただいたセルフケア方法

それでは話を進めますね。 

 

①朝起きるときにめまいが起きるのはなぜ?

「なぜ起き上がるときにめまいが起きるの?

このような疑問はないでしょうか?

今回の患者さんは、朝起きるときに頭が回転するようなめまいが起きていました。

元々、首こりが強かったことから、それが原因ではないかと考えていたそうです。

しかし、自分でマッサージしても一向に良くならなかったとのこと…

ではどうして、ぐるぐる回転するようなめまいが起きてしまうのでしょうか。

それは耳内部にある耳石(じせき)が関係します。

この耳石は平衡感覚をコントロールする役割があります。

例えば、起き上がって頭の位置が変わると同時に耳石が移動します。

この耳石の位置によって脳が体の位置を認識するのです。

しかし、この耳石がスムーズに動かない状態だとどうでしょうか。

これを動かすのが耳の中にあるリンパという液体の役割です。

リンパは常に新しく生まれ変わっているのですが、流れが悪くなると、古くなってドロドロの性質に変わってしまいます。

ほら、川も上流の流れが早いところは綺麗な水が流れているのに対して、下流は流れが緩やかなために土砂が溜まっていますよね。

このように流れが悪くなってしまうのは、患者さんが仰っていた首こりが原因になります。

というのも、筋肉はリンパをスムーズに押し流すポンプのような役割があるからです。

しかし、筋肉がカチカチに硬くなっているとポンプのように動かすことができなくなってしまうのです。

したがって、ポンプのように弾力性のある筋肉が必要ということになります。

ただ、体の状態を確かめてみると、この首こりだけが原因ではありませんでした。

こちらを詳しく解説しますね。 

 

②めまいが起きる意外な原因

「めまいの原因は首こりだけではない!?

体のゆがみなどを詳細に調べてみると、目の疲れがあるということが分かりました。

この目の疲労は、神経の硬さを調べることで確かめることができます。

患者さんに対して、「最近、目が疲れることってないですか?」と尋ねてみたところ…

「最近、疲れ目で目がかすむことがあるんです….」ということを教えていただきました。

患者さんからは「どうして、そんなことが分かるんですか?」ということを尋ねられましたが、分かりやすく体のゆがみとなって現れていたのです。

この目の神経は首の部分まで伸びています。

したがって、目の疲労から首こりが起きていたということだったのです。

治療では、首こりから目の神経の部分までを正常にするようにしました。

すると、治療後は視界がクリアになり、首こりまで楽になったとのこと。

翌朝以降はめまいの頻度が下がっていき、治療を続けることによって、めまいが起きることもなくなったそうです。

かなりお悩みだったので、改善がみられてよかったです。

確かに治療をすることも大切ですが、日頃から目のケアをすることによって治療の効果を高めることができます。

実際に、患者さんに自宅でしていただいたセルフケア方法をお伝えしますね。 

 

③自宅でしていただいたセルフケア方法

目の疲労を軽減して首こりを解消する方法

患者さんには2つのことを意識してもらうようにお伝えしました。

それぞれ解説しますね。 

 

1.まばたきの回数を増やす

現代では、パソコンやスマホが必要不可欠になりましたよね。

実は、このように液晶画面を見るときには、眼球があまり動かないだけでなく、まばたきの回数が減ってしまいます。

筋肉は動かさないと硬くなってしまいます。

粘土もそうですよね。放置していると固まってしまうと思います。

ですので、意図的にまばたきの回数を増やして、目の筋肉を動かすようにしましょう。

こちらはふと気がついたときでOKです。

パソコン作業の合間や、テレビのCMを見ている間などに行っていただければと思います。 

 

2.目を温める

先ほどの、目の筋肉を動かすことにも繋がるのですが、目のまわりを温めることも効果的です。

目を温めることによって血流が良くなります。

それによって筋肉が柔らかくなっていくんですね。

こちらはホットアイマスクなどを使って、寝る前に5分から10分程度当てるようにしてください。 

 

以上の2つです。

目の神経が休まることによって首こりがマシになり、めまいが解消されやすくなります。

治療効果を高めることになりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。 

 

まとめ

朝起きるときのめまいでお悩みだった患者さんの改善例をブログにまとめました。

今回の患者さんは目の疲労による首こりが原因となっていました。

しかし、めまいというのは様々な原因が引き金となって起こります。

もし、お悩みの場合は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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