足の裏が痛い…
しびれることもある…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)による足裏の痛みやしびれを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「足の裏が痛くて、しびれまであるんです…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「病院で足根管症候群と言われてリハビリを試しましたが、一向に良くならないんです…」ということまで教えていただきました。
頑張っているのに回復していかないのはつらいですよね…
大丈夫ですよ。今回は、足根管症候群の奥底に潜む原因と、解決するセルフケアをお伝えします。
話の内容はこちら
①足根管症候群の原因
②足裏が楽になる2つのこと
③最短で扁平足を改善するセルフケア
それでは話を進めますね。
①足根管症候群の原因
まずは、足根管症候群について解説します。
足根管というものは、足の内くるぶし後方にあります。
そして足根管症候群は、この足根管の中を通っている神経を圧迫することで起きます。
症状としては、足の裏からつま先にかけて痛みやしびれが出るのですが、かかとの部分には痛みが出ないという特徴があります。
まずは、足根管症候群の簡単な検査をしてみましょう。
座ったまま、足根管症候群の症状がある足を太ももの上に乗せます
そして、指を立てて内くるぶしの後方(足根管)をトントンと叩いてみましょう。
この時に、足先に痛みやしびれが出る場合は、神経が足根管に締めつけられている可能性があります。
この方法は、あくまでも簡単な検査の1つです。
症状があっても診断を受けていない方は、まずは医療機関で検査していただくことをオススメします。
病院では、リハビリ、消炎鎮痛薬やビタミンの飲み薬を処方、インソールという靴の中敷きを処置されることが多いようです。
それでも回復しないのであれば、手術で足根管の部分を切り開くという方法があります。
でも、できれば手術したくないですよね。
ここで、足根管が締めつけられる原因を3つ紹介しますね。
1.骨折や変形によるもの
足首の捻挫や骨折が起きることによって、その後遺症として神経が圧迫されることがあります。
2.脂肪腫による圧迫
足首にブニブニとした腫れのようなものができることがあります。
「病院では悪性のものではないのでご安心ください。」
と言われることが多いのですが、いまだに原因は分かっていません。
3.扁平足によるアーチの低下
こちらが最も多い原因になります。
足の裏には土踏まずという、足のアーチが存在します。
このアーチが下がることによって、いわゆる扁平足になります。
扁平足になると、足の内側の筋肉を使わなくなり、神経を引っ張るようになってしまうことで、症状が出るようになります。
以上の3つになります。
今回は、扁平足を改善して足根管症候群を解消する方法をお伝えします。
まずは、日常生活で簡単にできることからやってみましょう。
②足裏が楽になる2つのこと
扁平足を改善するために必要なのは、足の指をしっかり動かすこと
理由は、足の指を動かす筋肉が足裏にあるからです。
筋肉というのは、使わなければ硬くなったり弱くなったりします。
例えば、粘土でもしばらく放置していると硬くなってしまいますよね。
あれと同じで、常に足の指を動かす意識が大切なんですね。
日常生活では2つのことを意識してください。
1.五本指ソックスを履く
足の指が5本あるのには理由があります。
それは、足の指で地面をしっかりと蹴るためです。
しかし、ほとんどの靴下は足指が動かしにくくなっていますよね。
ですので、足の指がしっかり動かせるように、靴下から変えていきましょう。
最初は慣れないかもしれませんが、足の指が動かしやすくなってくると、徐々に履き慣れます。
痛みのある間だけでも良いので試してみてください。
2.足の指を使う歩き方
足の指をしっかり使う歩き方があります。それが“早歩き”です。
早く歩くように意識することで、自然と足の指を使うようになります。
歩く意識を変えるだけで使う筋肉が変わるんですね。
以上の2つになります。
これなら簡単に始められそうですよね。
続いては、あるアイテムを使って扁平足を改善する方法をお伝えします。
③最短で扁平足を改善するセルフケア
それでは、あるアイテムを使ったセルフケア方法をお伝えします。
それが、足指チューブです。
今までタオルを使った扁平足改善トレーニングを試しませんでしたか?
もちろん、その方法でも構わないのですが、このチューブを使うと、最短で扁平足を改善することができます。
今回は、チューブで足の指をトレーニングする前の準備体操と、チューブを使ったトレーニング方法を1つずつ解説します。
チューブの購入リンクはこちら↓
必要な方は参考にしてください。
手元にない方は、足指の動作だけ真似しながら試してみてくださいね。
↓(セルフケアは動画の4分1秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
足裏の痛みやしびれが起きる足根管症候群について解説しました。
足根管症候群の原因となるのは
骨折や変形によるもの
脂肪腫による圧迫
扁平足によるアーチの低下
でしたね。
まずは、医療機関の受診をオススメします。
中でも今回は、扁平足を改善するために必要な日常生活の心掛けと、チューブを使ったセルフケア方法を試しました。
これらの対策を続けても、足根管症候群がなかなか改善されない場合は、足裏以外にも、扁平足になってしまう身体のゆがみがある可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師