歩きはじめると左側の膝が痛くなる…
これから足が悪くならないか不安…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、歩き始めの膝の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「いつも歩き始めに左側の膝が痛くなるんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「膝をさすってしばらくすると痛みがマシになる」ということを教えていただきました。
その方は毎日5000歩ほど歩くそうなのですが、いつまでも健康に歩きたいという気持ちがあるようでした。
今回のブログでは、歩き始めに膝の痛みが出る原因や対策をまとめていますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①歩くと痛い! 膝の痛みの原因は〇〇
②温める?冷やす?適切な対策とは
③楽に歩けるようになるためのセルフケア
それでは話を進めますね。
①歩くと痛い! 膝の痛みの原因は〇〇
「このまま歩けなくなってしまうのが怖い…」
そう思うと、しっかり対策していきたいですよね。
実は、歩き始めに膝が痛くなるのには膝以外の原因があります。
それが股関節の硬さです。
「いきなり何てことを言うんだ!」という気持ちにさせてはいけないので、詳しく解説しますね。
実は、股関節の筋肉は膝の部分まで伸びています。
この部分の筋肉が硬くなることによって、膝の骨が常に引っ張られる状態になってしまいます。
ではなぜ、筋肉が硬くなるかというと、イスに座る姿勢が関係します。
例えば、イスに座るときに深く腰掛けて骨盤が後ろに倒れていないでしょうか?
そうなると、股関節まわりの血流が悪くなってしまいます。
股関節は心臓から流れてきた血液の関所、ダムのような存在です。
ここで血液の流れが悪くなってしまうと、股関節から足先にかけての筋肉に栄養を届けることができなくなってしまうんです。
すると、筋肉がカチカチになって痛みを引き起こしてしまいます。
歩いてしばらくしてから痛みがマシになるのは、姿勢の変化によって股関節から足先に血液が流れて、筋肉に栄養が行き届くようになるからです。
つまり、膝だけでなく、イスに座る姿勢を正したり、股関節を柔らかくしていくことが大切になります。
しかし、まずは痛みを何とかしたいですよね。
患者さんからは、「この痛みは温めた方が良いの?冷やした方が良いの?」という質問をいただきましたので、回答させていただきます。
②温める?冷やす?適切な対策とは
「膝が痛くなった場合の対処法ってあるの!?」
ネットで調べてみると様々な意見がある内容ですが、私なりの意見を述べさせていただきます。
膝に痛みがある場合のほとんどは、冷やすよりも温めるのほうが効果的です。
今回の場合も、しばらく歩いていると痛みがマシになるということでしたよね。
ですので、温めることによって血流を良くすることが大切になります。
では、冷やすのはどんな時かというと、膝が腫れていたり、何もしなくてもズキズキ痛い場合です。
こういった場合は、関節内で炎症が起きている状態になります。
したがって、鎮痛の目的で冷やしてあげるほうが良いでしょう。
1つの目安として参考にしていただければと思います。
また、 歩き始めの膝の痛みを解消するために大切なのは、イスの座り方です。
イスに深く腰掛けて骨盤が後ろに倒れてしまうと、股関節の筋肉が働かないために血流が悪くなってしまいます。
ですので、イスは浅く腰掛けて骨盤を立たせるということを意識してみましょう。
そうすることによって、足に血液が流れやすくなります。
続いては、股関節まわりを柔らかくして膝の痛みを解消するセルフケアをお伝えします。
③楽に歩けるようになるためのセルフケア
セルフケアでは、股関節を柔らかくして血流を良くするということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分49秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
歩き始めの膝の痛みを解消する方法について解説しました。
ポイントは、足の血流に関係する、股関節を柔らかくすることでしたね。
具体的な対策とセルフケアをお伝えしました。
これらの対策を続けても、歩き始めの膝の痛みが解消されない場合は、今回の股関節だけでなく、その他の体のゆがみが関係している可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師