足の痛み

あぐらをかくと股関節が痛い! 今すぐ解消するテーピング方法

あぐらをかくと股関節が痛い...

股関節のつけ根が痛くなる...

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、あぐらをかくときの股関節の痛みを解消することができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「あぐらをかくと股関節が痛いんです…」とお悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「ヨガに週2回ほど行っていて、ヨガのポーズがなかなかできない…」とのことでした。

確かに、ヨガではあぐらをかくようなポーズもあれば、普段使わないような身体の使い方をしますよね。

今回は、股関節の痛みの原因から対処するためのテーピング方法、セルフケアまで解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

話の内容はこちら

①あぐらで股関節が痛い原因とは
②股関節の痛みが楽になるテーピング方法
③痛みを解消! 簡単セルフケア3選

それでは一緒に解決していきましょう! 

 

①あぐらで股関節が痛い原因とは

あぐらをかくと、股関節のつけ根が痛い…

では、なぜこのような痛みが出てしまうのかをお話しします。

股関節は、大きなボールがソケットにハマっているような形状をしています。

しかし、女性の方の中には、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)という受け皿になるソケットの部分が浅くなってしまっている方もいます。

このような状態は生まれつきのものなので、骨を元の状態にすることはできませんが、痛みを緩和していくことは可能と考えています。

実際に、整形外科で臼蓋形成不全と診断されてから当院を受診された患者さんが、痛みを解消されて、今では痛みなく生活ができている方もおられます。

では、このように股関節の痛みの原因となってしまうのはなぜか…

原因はにあります。

身体の重心が傾くことによって、股関節の筋肉が弱い部分に負担がかかっている可能性があります。

ポイントが2つありますので、解説しますね。

 

1.外側に重心がかかっている

1つ目は外側に重心がかかってしまっている場合です。

下半身の筋肉は内側に比べて、外側の筋肉の方が弱い作りになっています。

内側が強くなっているのは、綺麗な姿勢を保つためです。

身体の中心に向かって筋肉を強くすることで、中心軸からブレないように作られているのです。

この内側の筋肉が上手く働かなくなり、外側に重心が傾いてしまうと、横揺れをするような歩き方になってしまいます。

そうすることで、本来は負担がかかりにくいとされる筋肉で踏ん張るようになってしまうのです。

 

2.かかとに重心がかかっている

2つ目は、かかとに重心がかかっていることが考えられます。

先ほどは、左右軸でのお話しでしたが、今度は前後軸でのお話です。

あなたの靴のかかとはすり減っていませんか?

もしも、すり減りやすいという方は、かかとに体重がかかりやすくなっていることが考えられます。

足の裏を触ってみてください。足裏の中央よりも、かかとの方が硬くなっていますよね。

かかとは、足裏に比べて筋肉が薄くなっているからです。

ですので、足の硬い部分で歩くことによって、地面からの衝撃を受けやすくなるということです。

このような地面からの衝撃が身体に入ると、人間は大切な部分に衝撃が伝わらないようにします。

その大切な部分がです。

脳に衝撃を伝えないようにするために、足やお尻、腰などの筋肉を硬くすることによって脳を守ろうとするんですね。

結果、硬くなった筋肉によって痛みや不調が出やすくなってしまうのです。

このような2つの重心の変化を防ぐためには

足のつま先をまっすぐに向けて歩く

ということが大切になります。

足のつま先をまっすぐに揃えるだけで、足の内側に力が入りやすくなります。

さらに、かかとからつま先にかけて重心が移動しやすくなるのです。

ぜひ、意識して歩くようにしてみてください。 

 

続いては、テーピングを使って歩き方を整えて、股関節の痛みを解消する方法を解説します。 

 

②股関節の痛みが楽になるテーピング方法

どうしても足の外側に重心が乗ってしまう…

気づけば足のつま先が外側に向いてしまっている…

こういった場合は、テーピングを使って矯正することで歩き方を整えることができます。

ポイントになるのが、足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨です。

こちらの骨は、足の土踏まずを作る土台となる骨です。

こちらの骨が足の筋力低下などの影響で、下側に下がってしまうケースが多くみられます。

そうなることで、骨を打ちつけるように歩くことを防ぐために外側に重心が偏ってしまういます。

しかし、こちらの骨を引き上げることができれば、足の内側で重心をかけやすくなります。

これを調整するためにテーピングを使います。

テーピング方法は、動画で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてください。

↓(テーピングは動画の3分14秒〜)

歩き方を意識したり、テーピングで足の調整をすることで、股関節の痛みが解消されます。

さらに、股関節に負担にがかかっている部分を緩めるセルフケアを行うことで、根本的に股関節の痛みを解消することができます。 

 

③ 痛みを解消! 簡単セルフケア3選 

セルフケアでは

重心の調整

負担のかかった筋肉を緩める

ということを目的に行います。セルフケアは動画で詳しく解説しています。動画を見ながら試してみてください。

↓(セルフケアは動画の6分7秒〜) 

こちらのセルフケアは、1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってくださいね。 

 

まとめ

あぐらをかくときの股関節の痛みは、足の重心が原因となっているということでした。

股関節に負担がかからない歩き方や、テーピング方法、セルフケアを解説しました。

これらの対策を続けても、股関節の痛みが解消されない場合は、足だけでなく、他にも重心が傾くほどの身体の歪みがある可能性があります。

お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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