股関節がつまる感じがする…
なかなか柔らかくならない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、ガチガチになった股関節のつまりを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「股関節がつまるような感じがするんです…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「なかなか股関節が柔らかくならない…」ということを教えていただきました。
このような悩みを持たれている方が非常に多かったのですが、実は足の扁平足と関係していることが多かったのです。
こちらの解決方法をブログにまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
話の内容はこちら
①股関節のつまりが起きるのはなぜ?
②日常生活で扁平足を改善するポイント
③足のアーチを作って股関節のつまりを解消する方法
それでは話を進めますね。
①股関節のつまりが起きるのはなぜ?
股関節がつまるような感じがする…
こうしたお悩みをお持ちの患者さんを多く診させていただいています。
皆さんの身体を詳しく診てみると、足の扁平足が影響していることが多いということが分かりました。
こちらの影響している理由を解説しますね。
扁平足というのは、足の土踏まずがなくなってしまっている状態のことです。
この土踏まずは橋のような形をしていることから、アーチとも呼ばれています。
ではどうして扁平足になると股関節がつまりやすくなるのか。
それは、身体の重心が後ろ側に傾いてしまうからです。
足が扁平足になると、かかとに重心が乗りやすくなるという身体のメカニズムがあります。
すると、後ろに倒れそうになりますよね。
これを防ぐために、お腹や股関節を前側に突き出すような姿勢をとるようになります。
したがって、股関節とその前側にある筋肉が擦れるようになることで、股関節の動きがスムーズではなくなってしまうのです。
この時に股関節周りの筋肉を緩めることで一時的につまりを解消することはできますが、身体の重心が変わっていないと再び症状が戻ってくることになります。
海外の論文では
The symptomatic flat feet showed significant differences from asymptomatic groups (most commonly the neutral feet) in terms of hip flexion, knee flexion and varus, hindfoot inversion-eversion, and forefoot abduction-adduction.
「扁平足は、股関節の屈曲、膝の屈曲と内反、後足の内外転、および前足の外転-内転に関して、無症候性のグループ (最も一般的には中立足) とは有意な差を示す 」
引用:(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30368208/)
と解説されています。少し難しいですよね。
つまり、扁平足と股関節の動きには密接なつながりがあるということが証明されています。
ですので、根本的に解決するためには身体の重心を整える。そのためには、身体の重心を決める扁平足から解決していかなければいけないのです。
こちらを解決する方法を解説していきますね。
②日常生活で扁平足を改善するポイント
足のアーチを作って扁平足を改善する方法。
それは、足の指をしっかり動かすことです。
理由は、足の指を動かすときに土踏まずの筋肉を使うことができるからです。
ただ、扁平足の方は足の指を動かすのも大変だと思いますので、あるアイテムを使います。
それが、半円型の足ツボマットです。
こちらはダイソーなどの百均で売っているアイテムです。
この足ツボマットの上に立ってください。
すると、自然と足のアーチができるような形になります。
あとは、この状態で足の指をグーパーすることをくり返すだけです。
これを試していただけると分かるのですが、何もない状態で足の指を動かすよりも、マットを使って足の指を動かす方が動かしやすくなります。
こちらを毎日1分間。1日3回程度を目安に行ってくださいね。
次に、座りながら簡単にできる扁平足の改善セルフケアをお伝えします。
③足のアーチを作って股関節のつまりを解消する方法
セルフケアでは、股関節のつまりを解消するために扁平足から改善していくということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分11秒〜)
こちらは、血液の流れが良くなるお風呂上がりに2セット行ってくださいね。
まとめ
股関節のつまりを解消する方法を解説しました。
ポイントは、重心を整えるために扁平足を改善することでしたね。
そのために行う対策やセルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、扁平足から股関節のつまりが改善しないのであれば、他にも原因となる身体のゆがみがある可能性があります。
そういった場合は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師