子供がスポーツをするたびに膝の痛みを訴える…
病院でオスグッドと診断された…
このような悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、子供のオスグッドを解消することができます。
子供1人でも試すことができるセルフケアをお伝えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、当院の患者さんで、サッカーをされているお子さんから「膝の部分が痛くて、触れただけで飛び上がるほど痛いんです…」と相談がありました。
詳しくみてみると、スポーツをしている子供に多いオスグッドになっていました。
このように痛みがあると、サッカーも楽しめないですよね。
大丈夫ですよ。一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①子供のオスグッドの原因とは
②自分の力を使って治すセルフケア方法
③オスグッドにサポーターは効果的なのか
それでは話を進めましょう。
①子供のオスグッドの原因とは
オスグッドとは、正式名称オスグッド・シュラッター病と言われるものです。
症状は、膝の下の骨が飛び出て、膝を曲げたり伸ばしたり、骨に触れるだけで痛みがでるものもあります。
このオスグッドは、10歳〜15歳の成長期の子供がサッカーや陸上などの競技で、膝を伸ばす力をくり返し行うことによって発生します。
子供に多い理由は、まだ骨が完全に固まっていないまま、筋肉の力によって引っ張られるためです。
こちらのオスグッドは、筋肉のアンバランスによって起こります。
足を前側と後ろ側に分けたときに、太ももの前側の筋肉、足のすねにある筋肉が硬くなってしまい、反対に、太ももの裏側の筋肉が弱くなってしまいます。
こうした筋肉のアンバランスは、姿勢も1つ関係します。
背中が丸くなり、身体の重心が前側に乗ることで、足の前側の筋肉に負担がかかってしまうのです。
根本的な解決策としては背中を伸ばすようなストレッチが大切ですが、今回は足の筋肉のアンバランスに注目して、調整するようにセルフケアをしていきましょう。
セルフケアをするポイントとしては
前側の太ももや、すねの筋肉を緩める
太ももの後ろ側の筋肉を使う
という2つが必要になります。こちらをたった1つのセルフケアで、解消する方法をお伝えしますね。
②自分の力を使って治すセルフケア方法
それではセルフケアです。
うつ伏せになって行いますので、マットもしくは布団を用意してください。
今回のセルフケアは、お子さん1人でも出来ますが、親御さんの協力があった方が効果を出すことができます。
動画を見ながら一緒にセルフケアができるようにしています。
こちらを見ながら行ってくださいね↓(セルフケアは動画の1分47秒〜)
こちらのセルフケアは、1日3回(朝・昼・晩)行ってくださいね。
③オスグッドにサポーターは効果的なのか
今回のセルフケアを試しても、お子さんがされているスポーツは続きますよね。
痛みを軽減させるためには膝につけるサポーターがおすすめです。
オスグッド専用の、膝下の飛びでている骨にクッションが当たるようなサポーターがあります。
多くのメーカーが出しているのですが、おすすめはZAMST(ザムスト)のサポーターです。
ZAMSTはスポーツを頑張っている方に特化したメーカーです。
私も、学生時代はお世話になりました。ぜひ、参考にしてください。
まとめ
子供に多いオスグッドの原因は、足の筋肉のアンバランスで起こるということでした。
セルフケアでは
前側の太ももや、すねの筋肉を緩める
太ももの後ろ側の筋肉を使う
こちらの2つが同時に可能になる方法をお伝えしました。
さらに、スポーツのパフォーマンスを落とさないために、サポーターの紹介をさせていただきました。
これらの対策を続けても、膝下の痛みが解消されない場合は、姿勢など、根本的なゆがみを調整する必要があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師