歩く時にかかとに痛みがある..
レントゲンを撮っても「骨には異常がない」と言われた。
こういった悩みを持つことはとても辛いことですよね。
今回はそういった方のためのブログになっております。
是非参考にしてみてください。
皆さんこんにちは。
今回は最近多い症例をブログにまとめました。
子供がかかとの痛みを訴えている
かかとの痛みがあるが「骨に異常がない」と言われた
足底筋膜炎と言われている
こういった痛みの原因や対処法をお伝えし、簡単にできるエクササイズをまとめております。
さらに痛みを改善された患者様がブログにまとめることを許可して下さりました。
同じような悩みを持つ方の参考になりますと幸いです。
話の構成はこちら
①かかとの痛みの原因と対処法
②簡単にできる足のエクササイズ
③施術を受けられた方の声と考察
それでは話を進めましょう。
①かかとの痛みの原因と対処法
実はかかとの痛みは、かかとだけが原因となっているわけではありません。
〝足底筋膜炎〟(そくていきんまくえん)と呼ばれる、足裏の組織に炎症が起こっている方も多くおられます。
かかとが痛くなる原因のキーポイントは〝重心〟にあります。
重心が後ろ側に傾き、歩く度にかかとの骨を地面に打ちつけているため、痛みがでていることが多いです。
重心が後ろに傾く理由は2つあります。
1つ目は足のアーチです。
足が扁平足になっている方がとても増えました。
足は本来、土踏まずと呼ばれる溝が存在します。
この溝がなくなってくる状態のことを扁平足と呼びます。
ではなぜ扁平足になるかと言いますと、足の指を使うことが少なくなったからです。
足裏の筋肉のほとんどが足の指に付着します。
足の指を靴下などで動かさないようにすることで、筋力が低下し、扁平足になるということです。
そして足指をあまり使わなくなることによって、指で体重を踏ん張れないため、重心を前側に乗せることが出来なくなります。
さらに足裏の中央は扁平になっていて、重心を上手く乗せられないとなると、最後に残るのが骨で硬くなっている〝かかと〟になるということです。
皆さんも小学生の頃を思い出してみてください。
体育の時間でリレーをする時に、裸足の方が早く走れませんでしたか?
あれは気のせいではありません。
裸足になることで五本の指を上手く使い、しっかり蹴りあげることで、足が速くなっていたんです。
でも日常生活で裸足になる習慣って少なくなりましたよね?
それでも足裏の筋力を落とさないためには〝五本指ソックス〟がオススメです。
扁平足が気になる方も、靴下から変えることで身体が大きく変わりますので、是非お試しください。
重心が後ろに傾く2つ目の理由が〝内臓〟です。
現代の食事は昔と違い、便利になったものの、栄養価が偏る傾向にあります。
特に
・乳製品の摂取
・過度の糖質
は内臓の動きを硬くしてまいます。
内臓は腰骨よりも前側に存在するため、内臓に腰骨が引っ張られ、〝反り腰〟になってしまいます。
反り腰で、お腹が前に出て、身体が前側に傾くと、転倒しないようにバランスをとるため、身体の後ろ側である〝かかと〟に重心が乗ります。
かかとばかりに重心が傾き、地面にかかとを打ちつけることによって、痛みがでるということです。
逆に、この重心を整えることが出来れば、かかとの痛みが改善されるとも言えます。
食事で内臓の動きが硬くなっているかチェックする方法があります。
誰かにお腹をさすってもらってみてください。
この時に過度に“くすぐったい”と感じるようであれば、内臓の動きが硬くなっている可能性が高いと言えます。
内臓の動きが硬くなり、反り腰のようになっているのであれば、間食のおやつ(糖質)や、朝イチ、風呂上がりに飲んでいる牛乳(乳製品)などを控えるようにしてみてください。
これらを意識して、日常生活に取り入れた上で、次に紹介するエクササイズをやっていきましょう。
②簡単にできる足のエクササイズ
エクササイズはタオルを使用します。
まずはタオルをご用意ください。
エクササイズで重要なことは
扁平足を改善すること
かかとに繋がる筋肉を緩めること
反り腰で硬くなったお腹を伸ばすこと
です。こちらは動画で解説しております。(エクササイズ3分19秒〜)☟
毎日エクササイズを試してみてください。
最後に、かかとに痛みがあった方が改善された声をまとめました。
是非参考にしてみてください。
③施術を受けられた方の声と考察
実際に施術を受けられた方から喜びの声です☟
えりこ様 女性 50歳 お子さん(小学5年生)が治療を受けられて
◇何がきっかけで当院を受診されましたか?
→お友達のお子さんが通院されて症状が改善されたときいたので
◇どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
→子供がかかとが痛く、日常生活に支障をきたすため受診しました。
◇実際に受診されて良かったことは何ですか?
→症状が改善されて、子供が思うように動けることを喜んでいるのが一番良かったと思います。
どのように施術をしたかと言うと、背骨の歪みを調整し、身体の後ろ側に重心が乗っていたのを調整しただけです。
背骨に歪みがあることによって背中が丸くなっていました。
さらに足の指を動かす習慣が少なくなっていたため、重心を前側に乗せることが出来ずに、硬い骨(かかと)を打ちつけるようにして歩くようになっていました。
かかとの部分は筋肉の繊維が少ないため、繰り返し打ちつけることによって痛みが出ることがあります。
こちらの施術と、先程お伝えした足指体操を続けた結果、2回目に来られる時には、かかとの痛みがなくなっていました。
今では元気に鬼ごっこをして遊んでいるそうです。嬉しいですね。
T.T様 女性 48歳 病院に行っても治らなかったため、当院に来院されました
◇何がきっかけで当院を受診されましたか?
→ツイッターでフォローしている方がリツイートしてらっしゃったのを見て色々ネットで調べて、とても良さそうだったので
◇どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
→足の裏の痛み(足底筋膜炎)
病院にも行ったのですが、治らなかった為
◇実際に受診されて良かったことは何ですか?
→痛い部分だけおではなくて、全体的にみていただけるので色々な不具合が改善されていくところ
この方も重心を整えるように施術しました。
重心を調整するだけで、その他にもあった身体の不具合も改善されていきました。
あとは自宅で簡単にできるセルフケアをアドバイスし、実践していただいだ結果、回数を重ねるごとに痛みがなくなっていきました。
かかとが痛いと歩くのも辛いですよね。しっかり改善されて良かったです。
今回のブログが同じように悩まれている方の参考になればと思います。
もし、同じようなお悩みがありましたら当院のLINEで聞かせてくださいね☟
監修:樋口亮太/柔道整復師