夜になると、こむら返りを起こす…
ぐっすり眠りたい…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、夏場に多くなる、こむら返りを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「夜中、こむら返りになって目が覚めるんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「朝までぐっすり眠れるようになりたい…」ということを教えていただきました。
夏になると、クーラーの冷えから、こういった悩みに発展するケースが少なくありません。
しかし、冷えだけが問題ではないんです。
今回のブログでは、具体的な対策まで解説していきますね。
話の内容はこちら
①こむら返りを起こすメカニズムとは
②こむら返りが起きたときはマッサージ? それともストレッチ?
③こむら返り予防! 寝る前に行うセルフケアとは
それでは話を進めますね。
①こむら返りを起こすメカニズムとは
「夜中に足がつると、痛くて目が覚める…」
「どうして、こむら返りが起きるの?」
このようなことで悩んでいませんか?
まずは、こむら返りのメカニズムについて解説しますね。
こむら返りとは、ふくらはぎがつるのと同じ意味になります。
昔から、ふくらはぎのことを“こむら”と読んでいることから、こちらの名称になっています。
では、こむら返りとはどんな状態なのか。
それは、筋肉の一時的な痙攣(けいれん)です。
筋肉というのは、何本もの繊維が束になって作られています。
その束がぎゅっと縮むことによって、痛みを発生させるのです。
こむら返りは、まるで筋肉の応援団が一斉に叫んでいるような状況です。
筋肉はチームプレーが得意で、普段はお互いのバランスを保ちながら協力しています。
しかし、日中の活動や姿勢の影響で筋肉が疲れてしまうと、その応援団の調整が少し乱れがちになります。
そして、夜になり、体がリラックスするためにぐっすりと寝ていると、突然誰かが叫び出すように、筋肉の一部が声を上げるのです。
こむら返りは、この一部の筋肉が思いっきり収縮し、他の筋肉とバランスが崩れてしまった結果起こります。
主な原因は4つです。
1.足の冷え
2.筋肉の硬さ
3.筋力の低下
4.ミネラルの不足
こちらは、どれか1つで起きるものではなく、複数の原因が重なることによって引き起こされます。
では、どのように対処すれば良いのか。
こちらを詳しく解説しますね。
②こむら返りが起きたときはマッサージ? それともストレッチ?
「こむら返りが起きたときには、どうすれば良い?」
こちらの対策は、マッサージやストレッチ、湿布や漢方など、様々な対処法がありますよね。
しかし、何もしなくても良いというのが私の答えです。
というのも、こむら返りが起きたときには激痛を感じますが、数秒経てば治ります。
このときには筋肉の収縮がされているので、ある意味、“筋肉トレーニング”のような効果があります。
痛みには耐えなければいけませんが、体の反応と向き合っているとも言えます。
とは言っても、今ある痛みをなんとかしたいという気持ちがあると思いますので、少しだけアドバイスをします。
もし、こむら返りが起きてしまったら、足首を上下に倒す運動をするということを試してみてください。
少し痛みを伴いますが、縮まった筋肉が少しずつ柔らかくなっていくので、ゆっくりと丁寧に行ってください。
ただ、1番の目的は、“こむら返りになりたくない”ということではないでしょうか。
こちらをセルフケアで予防する方法をお伝えしますので、一緒に試してみましょう。
③こむら返り予防! 寝る前に行うセルフケアとは
セルフケアでは、こむら返りを予防するということを目的に行います。
特に重要なポイントが3つあります。
それが
腸の動きをよくする
かかとを動かす
ふくらはぎを緩める
何のことかさっぱり分からないですよね。
腸の動きをよくする理由は、腸から足に流れている血液の流れをよくするためです。
血液というのは、あらゆる栄養素を運んでいます。
反対に、血流が悪くなることによって、こむら返りを起こすこともあるんです。
かかとを動かす理由は、ふくらはぎの筋肉がアキレス腱になって、かかとに付着するからです。
かかとの動きが悪くなるだけで、筋肉を引っ張ってしまう原因にもなりますので、土台から整える目的があります。
そして最後、ふくらはぎの筋肉を緩めるといった流れで行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分33秒〜)
こちらのセルフケアは、寝る前に2回ずつ行ってくださいね。
まとめ
寝ているときの、こむら返りを解消する方法を解説しました。
主な原因は4つありましたね。
それが
1.足の冷え
2.筋肉の硬さ
3.筋力の低下
4.ミネラルの不足
もしも、こむら返りが起きたときには、何もしないが筋肉トレーニングと同等の効果があるため、オススメです。
しかし、どうしても痛みを何とかしたい場合は、足首を上下に倒す運動をするということを試してみてください。
さらに、こむら返りを予防するためのセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、こむら返りがなかなか改善されない場合は、全身のゆがみから原因を特定して調整する方が早くに解決できます。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師