足の痛み

右膝の痛みの原因は背骨のねじれ!? 骨には異常がない理由とその対処法

膝が曲がらない

歩くと右側の膝が痛い

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、骨には異常がないと言われる、右側の膝の痛みを解消することができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「右膝が痛くて曲げることができないんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「注射や痛み止めをしてきましたが、それでも良くならずに困っているんです…」ということを教えていただきました。

このように痛みがあると、歩くことに支障が出たり、このまま治らないのではないかと不安になりますよね。

 

しかし、大丈夫ですよ。必ず、痛みの原因はあります。

それを特定して対処することによって、ちゃんと回復していきます。

今回の患者さんも、スムーズに足が動くようになっていきました。

喜びの声をいただきましたので、紹介させていただきますね。

 

今では外に出歩くときも不安なく歩けているようです。

では、どういった原因から膝の痛みが起きていたのか。

対策を含めて解説していきますので、一緒に解決していきましょう!

 

話の内容はこちら

①膝に痛みがあるのに骨には異常がない理由
②右膝の痛みを引き起こす原因から考えた対策
③根本解決! 背骨のねじれから膝痛を改善させるストレッチ

それでは話を進めますね。

 

①膝に痛みがあるのに骨には異常がない理由

「膝に痛みがあるのは骨が問題!?

「けど、レントゲンを撮っても骨には異常がみられなかった…

このように、骨の問題ではなくても膝の痛みが出る場合があります。

特に、こういった痛みは、その他の体の歪みからの影響を受けやすいからです。

今回の患者さんの場合では、背骨のねじれが原因となっていました。

こう聞くと、直接関係ないように思いますが、しっかりとした理由があります。

 

皆さん、膝の曲げ伸ばしをしてください。

このように、曲げ伸ばしの可動域はかなり広く作られています。

 

今度は膝を外側、内側と捻ってみてください。

すると、どうでしょう。

膝だけ捻るというのは難しいのではないでしょうか。

この動きも膝が捻られているのではなく、股関節が捻られている動きになります。

つまり、膝は捻る動作にあまり対応していなく、その動きが強制されると痛みやすいということなんです。

 

これは家の柱が捻れている状態と同じです。

膝というのは家の土台の一部です。

それに対して、背骨というのは家の柱のような役割があります。

この柱が捻れてしまうと、どうなるでしょうか?

柱を支えている土台が傾き、家全体のバランスが崩れてしまいますよね。

 

今回の場合であれば、背骨が右側にねじれていることによって、体の重心が右側に傾く。

その結果、片側の右膝に過剰な負担がかかって痛みが起きていたのでした。

したがって、原因から解決するためには背骨のねじれを解消して、重心を左右均等にしていく必要があったのです。

 

当院では、そのような痛みであっても、原因を探す“検査”を重要視しています。

理由は、原因が特定できないと、どれだけ良い治療法だったとしても十分な効果が発揮できないからです。

それに加えて、施術以外にも気をつける姿勢というのがあります。

これを守っていただくだけでも、回復のスピードがぐんと上がります。

こちらを紹介しますね。

 

②右膝の痛みを引き起こす原因から考えた対策

膝の痛みを早く解消するための対策。

そのポイントは左右差をなくすことです。

というのも、膝関節は体重の3倍以上の負荷を受けるからです。

したがって、その負荷を分散させるために、左右差をなくすことが重要になります。

特に気をつけたい、いくつかのポイントを紹介しますね。

 

1.イスに座るとき

イスに座るときに気をつけなければいけないのは、“足の位置”です。

例えば、足を組むだけで骨盤の位置が変わり、重心の左右差が出てしまいます。

ですので、“両方の足裏を地面につける”ということを心がけてみてください。

 

2.地べたに座るとき

地べたに座るときに注意しなければいけないのは、“お姉さん座り”です。

これは膝を曲げるのが難しく、正座ができないからではないでしょうか?

こういった場合は、クッションや座布団を膝の下に敷いて、膝にかかる負担を軽減すると良いでしょう。

 

3.立っているとき

立っているときは片側に重心をかける、“休めの姿勢”に気をつけたいところです。

なるべく左右均等に立ち、その姿勢がしんどくなってきた場合は、一度イスに腰掛けるなどをして対策してみましょう。

 

以上、3つの生活シーンで気をつけたい姿勢をお伝えしました。

最初は慣れないと思いますが、徐々に体を慣れさせてあげてくださいね。

続いては、背骨のねじれを解消するためのストレッチを紹介させていただきます。

一緒に試してみましょう!

 

③根本解決! 背骨のねじれから膝痛を改善させるストレッチ

ストレッチでは、背骨のねじれを解消するということを目的に行います。

それによって、膝の負担が軽くなっていくんですね。

 

①体幹ストレッチI
 
②体幹ストレッチII
 
③股関節マッサージ

 

詳しい動きは動画で解説しています。

一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。

↓(ストレッチは動画の3分53秒〜)

こちらのストレッチは1日2回。

朝と晩の1回ずつを目安に取り組んでみてくださいね!

 

まとめ

曲げることができないほどの膝の痛みを解消する方法について解説しました。

今回紹介した患者さんは回復していきましたが、膝の痛みは“背骨のねじれ”が原因となっていました。

この背骨のねじれと、膝にかかる負担について解説しましたね。

また、背骨のねじれを解消するための対策やストレッチを紹介しました。

 

これらの対策を続けても、膝の痛みがなかなか解消されない場合は、痛みの原因が背骨だけではない可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

お悩みの場合は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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