お腹が張って苦しい…
タイミング悪くガスが溜まる…
緊張するとお腹の調子が悪くなる…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)のガス型を治すきっかけを知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、インスタグラムのDMで、「お腹にガスが溜まるのが悩みで、治したいです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「病院では過敏性腸症候群と診断されて、ガス型だと言われたんです…」ということを教えていただきました。
特に、仕事で集中しているときなどの大事な場面で症状が出やすいとのこと。
こういった症状は“原因がない”、“気持ちの持ち方だ”と言われることが多いですが、決してそれだけではありません。
実は、“体の歪み”が深く関係していたんです。
そんな原因や対策、ストレッチまでを詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①過敏性腸症候群(ガス型)の症状と原因
②過敏性腸症候群を日常生活から整える姿勢の意識とは
③腸を整えるための整体ストレッチ
それでは話を進めますね。
①過敏性腸症候群(ガス型)の症状と原因
「お腹が張って苦しい…」
「ガスが溜まって不快…」
こういったお悩みはありませんか?
こちらの症状は過敏性腸症候群のガス型と呼ばれるものです。
まずは、こちらの症状について説明します。
過敏性腸症候群は英語表記で略すと「IBS」と言われているので、以下はIBSと表現しますね。
こちらは消化器系などに問題がないにも関わらず、お腹の不調を訴えるというものです。
症状の多くは
腹痛
便秘または下痢
お腹にガスが溜まる
などがあります。
今回、解説するIBSのガス型は、お腹が張るようになって、ガスが溜まるというものです。
一般的には食事による問題や、寝ている間に空気を吸い込んでしまうことが原因だと言われているのですが、今回は整体師目線で解決の糸口を見つけていきます。
整体師目線で考えるIBSの原因は、脳の神経である、“迷走神経(めいそうしんけい)の緊張”です。
ちょっと内容が難しくなりそうですよね。
ですので、簡単に説明していきます。
迷走神経というのは、内臓の働きをコントロールする役割があります。
内臓に対して、「活発に活動しなさい!」や、「休んでいいよ!」と指示を出してくれるのです。
これは信号と同じようなものです。
信号がしっかり機能することで、交通事故のリスクを減らすことができますよね。
ですが、システムエラーで機能しなくなると、交通事故が増えてしまいます。
これがIBSの原因でも同じなんです。
では、どうして脳の神経である迷走神経が機能しなくなってしまうのか。
詳しく解説しますね。
②過敏性腸症候群を日常生活から整える姿勢の意識とは
迷走神経の問題はどうして起きるのか。
それは姿勢が深く関係してきます。
理由は、迷走神経が首のところを通っており、姿勢の影響を受けるからです。
例えば、水道のホースも真っすぐ伸びていれば水が流れますが、折れ曲がったりしていると、水の流れが弱くなってしまいますよね。
体の場合であれば、姿勢が悪くなって神経の伝達がうまくいかなくなるのと同じなんです。
そこでよくあるのは、首が前に傾く姿勢。
このような姿勢を“ストレートネック”、“スマホ首”などと言ったりします。
これが関係するなんて、意外だと思いませんか?
首の位置が内臓の働きと関係するなんて思わないですよね…
つまり、首の位置が正しい位置になることで、お腹の調子が整うことが結構多いんです。
では、日常生活では、どのように姿勢の意識をすれば良いのか。
それは、スマホを操作するときの姿勢に気をつける必要があります。
今では、ほとんどの人がスマホを持っていますよね。
連絡をする用途だけでなく、調べ物やSNSでも使用すると思います。
便利になったのは嬉しいですが、スマホ操作の際は目線が下に下がり、首が前に傾いてしまいます。
これを解決するポイントは、スマホを持つ高さ。
スマホを持つ手を上げて目線が上がれば、首のストレスがなくなります。
ただ、ずっと高さを維持するのはしんどいですよね。
ですので、テーブルの上に肘を置いたり、肘の下に手を入れて支えてみてください。
すると、負担なくスマホを触ることができます。
どうでしょうか?
これで姿勢が整うのであれば、続けていきたいですよね。
ただ、体の癖というのがあって、人間というのは楽な姿勢になってしまうものです。
こういった問題まで解決するためには、ストレッチが必要です。
そんな姿勢に特化した、簡単にできるストレッチを用意しましたので、一緒に試してみましょう!
③腸を整えるための整体ストレッチ
ストレッチでは、首を正しい位置に戻して姿勢を整えるということを目的に行います。
そうすることによって、内臓の働きをコントロールする“迷走神経”が正常に働くようになるんですね。
結果、IBSの症状が楽になっていくということです。
①みぞおちケア
②胸のストレッチ
③鎖骨下ストレッチ
動画では詳しい動きを解説しています。
一緒にストレッチができるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の4分7秒〜)
こちらのストレッチは1日3回。
朝昼晩の1回ずつを目安に試してみてくださいね!
まとめ
過敏性腸症候群(IBS)のガス型の治し方について整体師目線で解説しました。
お腹が張る
ガスが溜まりやすい
というのは、内臓の働きをコントロールしている、迷走神経が関係している可能性があります。
こちらを正常にするためには、首の位置、姿勢を整えることが大切でした。
特に、スマホを操作する際の手の位置に注意してみましょう。
また、首の負担を少なくするためのストレッチも一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、IBSの症状がなかなか良くならない場合は、首だけでなく、その他の体の歪みも関係している可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師