体幹部の痛み

子供が右側の背中のだるさを訴える… 注目すべきは〇〇

子供が右側の背中のだるさを訴えている

じっとしていると症状がひどくなる

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、子供が訴える右側の背中のだるさを解消するヒントを得ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんの親御さんから、「子供が背中や肩、首のだるさを訴えていて、何とかしてあげたいんです…」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「病院で検査をしても異常なし、どこに行っても改善までには至りませんでした…」ということを教えていただきました。

このような不調が続き、原因も分からないと不安になりますよね。

しかし、こちらで施術を始めてからは原因が分かってきて、徐々に回復に向かっているとのこと。

喜びの声までいただいたので、紹介させていただきますね。

 

では、症状の原因は何だったのか。

それに対する対策はどうすれば良いのか。

こちらを詳しく解説してきますので、一緒に解決していきましょう!

 

話の内容はこちら

①右側の背中のだるさが起きる原因とその影響
②背中のだるさを原因から考える! 日常生活からできる対策とは
③子供の姿勢まで良くなる簡単ストレッチ3選

それでは話を進めますね。 

 

①右側の背中のだるさが起きる原因とその影響

今回の患者さんは小学5年生の男の子。

少年野球チームに所属しており、野球が大好きな少年です。

ですが、背中などのだるさが出てからは、腕が上がりにくくなり、投球動作にまで影響が出ていました。

特に、じっとしていると右側の背中がだるくなるとのこと。

 

 

マッサージやストレッチ、鍼なども試しましたが、その時は楽になっても、再び同じような症状をくり返してきました。

では、どうしてこのような不調が続いていたのでしょうか?

また、どうして回復が遅れていたのでしょうか?

 

それは、背中がだるくなる“本当の原因”が体の中にあったからです。

その原因というのが…足首の捻挫です。 

 

実は、体を詳細に調べていくと、右側の足首に大きな歪みがあることが分かりました。

患者さんに聞いてみると、「昔、足首を捻った経験があります…」ということを教えていただきました。

 

 

その時は特別な処置をするわけではなかったそうですが、痛みは日に日に良くなったそうです。

しかし、ここに落とし穴があります。

足首の捻挫というのは、怪我の直後は腫れたり、痛みで歩きにくくなることがあります。

しばらくすると痛みが落ち着くのですが、関節が広がったような歪みとして残ってしまうのです。

 

簡単にいうと、しっかりしていた関節が、グラグラで安定しなくなってしまうのです。 

 

これは建物で例えると分かりやすいです。

人間の足というのは建物でいう基礎の部分、土台の役割があります。

建物を建てるときはしっかり基礎から作っていくと思います。

しかし、これが沼地のようにぬかるんだ土地に建てようとすると、どうでしょうか?

しばらくすると、簡単に建物は倒れてしまいますよね。 

 

でも、人間の体は簡単に転倒しないように作られています。

それは、無意識に力を入れて筋肉が踏ん張ってくれるからです。

その踏ん張る筋肉というのが、今回の場合は右側の背中や肩、首の部分だっただけなんです。 

 

今回の患者さんが右足を捻挫していたことと、右側の背中がだるくなることは、ここで繋がります。

したがって、足から体を整えるというのが回復への近道だったということ。

このような歪みを施術で整えたのですが、自宅でもできる対策があります。

こちらを紹介しますね。 

 

②背中のだるさを原因から考える! 日常生活からできる対策とは

“自宅でも、ちょっとした意識で足の歪みが整う方法” 

 

まずは靴の見直しです。

足首が不安定なときに、足のサイズより大きめの靴を履いていると、体が不安定になってしまいます。

考えてみると、私も子供の頃は少し大きめの靴を買ってもらっていました。

ですが、症状の回復のためには、しっかりと足を測定してもらってから履くことをオススメします。 

 

また、靴紐を結び直すのも効果的です。

靴紐が緩んで足が不安定になっている場合があります。

ですが、靴紐を毎回結ぶのは少し面倒ですよね。

ですので、“3日に1回は靴紐を結び直す”ということを心がけてみましょう。 

 

当院では、足の計測や、ご自身の足に合ったインソールの処方なども行っていますので、お困りの方は一度ご相談ください。

さらに対策するべきは、“足のストレッチ”です。

足首が不安定になっているときは、本来使うべき筋肉が働いていなかったり、逆に、使い過ぎてしまう筋肉があったりと、体がアンバランスになってしまいます。

こういった問題を解決するために、足から整えることに特化したストレッチを用意しました。

こちらを一緒に試してみましょう! 

 

③子供の姿勢まで良くなる簡単ストレッチ3選

ストレッチでは、足から整えて背中のだるさを解消するということを目的に行います。

それだけで姿勢まで良くなるので、かなり効果的な内容です。

 

①足首のストレッチ
 
②ふくらはぎのストレッチ
 
③肩甲骨のストレッチ

 

詳しい動きは動画で解説しています。

動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。

↓(ストレッチは動画の3分57秒〜)

こちらのストレッチは1日に2回〜3回を目安に行ってみてくださいね。 

 

まとめ

子供が訴える右側の背中のだるさを解消する方法について解説しました。

原因は様々ありますが、今回の患者さんの場合であれば、右側の足首の捻挫をしていたことが体の不安定性に繋がり、症状を引き起こしていました。

ですので、足から体を整えるというのが回復への近道というのが今回の答えです。

そのために家でできる対策としては

靴の見直し

靴紐を強く結ぶ 

 

また、足から整えるストレッチも一緒に試したと思います。

これらの対策を続けても、右側の背中のだるさがなかなか改善されない場合は、その他にも原因となる体の歪みがある可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。

 

その他にも、靴の見直しやインソールの処方がご希望であれば当院にお任せください。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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