突然、胸が痛くなってしまった…
病院では原因がわからないと言われた…
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、原因不明の胸の痛みを解消することができるかもしれません。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「突然、胸が痛くなって、深呼吸をするときも痛みが出るんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「病院で検査をしてみたところ、肋骨などの骨には問題ないそうです…」ということを教えていただきました。
さらに、病院では「これはティーチェ病と呼ばれるものです」ということを告げられ、具体的な対策はなく、薬で炎症を引かせるしか方法がないとのこと…
なんとか症状を治していきたい一心で当院に通院しようと思ったそうです。
このように、病院で原因不明と言われると、治す方法がないと考えるのではないでしょうか。
しかし、この症状を治す糸口はあります。
今回は、そんな治らないと思っていたティーチェ病について詳しく解説しますね。
話の内容はこちら
①ティーチェ病を治療する方法ってあるの?
②胸を触ると痛い場合はどうしたら良い?
③胸が広がって呼吸が楽になるセルフケア
それでは話を進めますね。
①ティーチェ病を治療する方法ってあるの?
「ティーチェ病ってそもそも何?」
「初めて聞く病名だけど、大丈夫なの?」
このように普段聞きなれない病名を聞くと、不安になってしまいますよね。
詳しく解説していきます。
ティーチェ病とは、肋骨の内側部分(主に上部)の軟骨に炎症が起きて痛みが現れるものです。
痛みが出やすい部分はこちらになります↓
症状が酷くなると、肩や腕に痛みを感じる場合もあります。
こちらは、20代から40代の女性に多い症状なのですが、いまだに原因は特定されていません。
このような胸の痛みには、心筋梗塞や血管が裂けるなど、緊急性を求められる場合もあるので、まずは病院で診断していただくことが先決になります。
心臓や血管に問題がなく、ティーチェ病と診断された後は、薬によって炎症を緩和させていくことになります。
しかし、薬で炎症を緩和させながら自然に回復するしか方法がないかと言われると、そうではありません。
現に、当院へ来院された患者さんは数回の施術で症状が緩和されていきました。
ただ、症状の回復を図るためにマッサージをしてしまうのは、かえって逆効果になることがあります。
こちらの理由について解説しますね。
②胸を触ると痛い場合はどうしたら良い?
「マッサージをすると痛いけど、これって良くないの?」
必ずしもそうではありませんが、この痛めている肋骨付近は筋肉が薄く作られているため、逆に痛めてしまうことがあります。
さらに、マッサージをすることによって、患部の炎症が引かなくなる原因にもなってしまいます。
では、どのようにすれば早期回復していくのか。
それは、姿勢を整えて血流を良くするということが大切になります。
痛みや炎症を緩和させていく人体の薬は血液です。
しかし、胸の痛みがあるときには、背中が丸まった姿勢になる場合がほとんどです。
理由は、無意識のうちに体を守ろうとする防衛本能が働くためです。
ですが、背中が丸くなった状態だと患部への血流が悪くなってしまいます。
例えば、水道のホースも曲げると水が流れにくくなりますよね。
あれと同じ状態になるので、血流を良くして回復を早めるためには、姿勢から整える必要があります。
こちらのセルフケア方法を用意しましたので、一緒に試してみましょう!
③胸が広がって呼吸が楽になるセルフケア
セルフケアでは、姿勢を整えて血流を良くするということを目的に行います。
そうすることによって、症状の回復を高めていくことができるんですね。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分47秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
突然、胸の痛みが現れるティーチェ病について解説しました。
まずは病院を受診して、医師から診断を受けるようにしてください。
緊急性がないことが分かった場合は、薬の服用と併行して、今回のように姿勢を整えて血流を良くすることで回復を高めていきましょう。
そのためのセルフケアも一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、胸の痛みがなかなか改善されない場合は、体のゆがみによって血流が悪くなっている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師