仰向けで寝ると腰が浮く…
朝起きるときに腰が痛い…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、寝ているときの腰痛を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「朝起きるときに腰が痛いんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「仰向けで寝ているときに腰が浮いている感覚があります…」ということを教えていただきました。
何でも仰向けで寝ると腰に手が入るくらい浮いているということでした。
今では症状が楽になりましたが、この度の内容が同じようにお悩みの方の参考になればと思い、ブログを作成しております。
話の内容はこちら
①腰が浮くと腰痛になるってホント!?
②寝ながら簡単!反り腰チェックする方法
③簡単にできるセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①腰が浮くと腰痛になるってホント!?
朝起きるときに腰が痛くなるのは腰が浮いているから!?
こちらの原因や理由について解説します。
背骨はS字のようなカーブを描いているのですが、腰が浮いてしまうことによって腰痛になってしまいます。
理由は、重力がベッド方向に落ちているのに対して、腰は反対側の天井方向に力が入ってしまうからです。
ですので、絶えず腰に力が入っていることになります。
力が入るということは筋肉が縮まる姿勢になるということなのですが、筋肉の中には血液を流す血管が通っています。
したがって筋肉に血管が締め付けられることによって腰痛が起きてしまうのです。
ですが、ベッドから起き上がってから体を動かすようになると腰痛が解消されることがほとんどです。
それは体を動かして腰まわりの血液が流れていくためです。
ではどうして腰が浮いてしまうのか。
これは股関節まわりの筋肉の硬さが関係します。
多くの場合は太ももの前側の筋肉が硬くなることで骨盤が前側に引っ張られるようになります。
すると、骨盤の土台の上にある腰の骨まで引っ張られることによって腰が反ってしまうのです。
例えば水が流れるホースを想像してください。
このホースが折れ曲がっていたり、誰かに踏まれていると水の流れは弱くなってしまいますよね。
これは腰においても同じことが言えます。
つまり、筋肉の硬さによるアンバランスを整えて骨盤を正常な位置にすることが大切になります。
では、ご自身の腰が浮いているのかチェックしてみましょう!
②寝ながら簡単!反り腰チェックする方法
寝ているときに腰が浮いてしまっていないか。こちらを簡単にチェックする方法があります。
まずはいつも通り仰向けで寝てください。
そして腰にご自身の手を入れてみてください。
このときに腰に手がスムーズに入ってしまうのであれば、腰が浮いている状態と言えます。
根本的に症状を解決するためには、筋肉の硬さによるアンバランスを整えて骨盤を正常な位置にすることが大切ですが、今までの体の使い方などから浮いた腰をすぐには元に戻すことができません。
でも毎日朝起きるときに腰が痛くなるのは辛いですよね。
こちらを解消する方法があります。
ポイントは仰向けで寝るときに膝を立てるということです。
膝を立てると骨盤が前側に引っ張られなくなるため、腰がベッド方向に近づくようになります。
すると、腰が浮かなくなることで朝起きるときの腰痛を解消することができるのです。
しかし、寝ているときに膝を立て続けるって難しいですよね。
ですので、バスタオルや枕などを膝の下に入れることによってこの問題を解決できます。
もしくは、横向きで寝るようにしてみてください。
こちらは腰に対して負担がかかりにくい姿勢なので、腰痛がある場合には楽な姿勢になります。
もし横向きで寝る場合は、先ほどのバスタオルや枕などを膝の内側に挟んであげると楽な姿勢をキープできますよ。
ぜひ参考にしてください。
続いては、根本的に腰痛を解消するために筋肉の硬さによるアンバランスを整えるセルフケア方法をお伝えします。
③簡単にできるセルフケア方法
セルフケアでは股関節まわりの筋肉の硬さによるアンバランスから骨盤を整えるということを目的に行います。
こちらを続けることによって浮いてしまった腰を解消することができますので、一緒にセルフケアを試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分13秒〜)
こちらのセルフケアはお風呂からあがった後と、夜寝る前の1日2回行っていただくのが効果的です。
ぜひお試しください。
まとめ
朝起きるときの腰痛の原因である、仰向けで腰が浮く状態の解消方法を解説しました。
腰が浮いてしまうのは、股関節まわりにある筋肉の硬さによるアンバランスで骨盤や腰が引っ張られるからでしたね。
まずはご自身の腰の状態をチェックして、今回お伝えした腰が浮かないようにするための取り組みを行ってみてください。
これらの対策を続けても、朝起きたときの腰痛や腰が浮いてしまうことが改善されない場合は、股関節まわりにある筋肉の硬さによるアンバランスだけではなく、体全体からゆがみを整えるということが必要になります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師