立ち上がった時に急に腰が痛くなった…
洗面台で身体を起こしたときに腰に激痛が走った…
くしゃみをすると腰に力が入らなくなった…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログがお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。整体治療院ユーカリ整体院の樋口です。
最近は朝晩が少し冷えてきましたよね。
暑い夏が過ぎて秋に変わろうとしているんですね。
そんな季節の変わり目には体の変化も出やすくなります。
実は、最近ギックリ腰で来院される方が増えてきました。
こういった痛みは早く治したいですよね。
この度のブログではギックリ腰の対処法をお伝えさせていただきます。
話の内容はこちら
①ギックリ腰のメカニズム
②ギックリ腰になった場合の対処法
③寝ながらできる腰痛エクササイズ
それでは話を進めましょう。
①ギックリ腰のメカニズム
最近、増えてきているのが“ギックリ腰”
ギックリ腰は急にでる腰痛のことです。
症状は、
腰が抜けるような感じ
腰にピキッと痛みが走る
などです。
痛さのあまり冷や汗をかき、中には失神してしまう人がいるほど、痛みの強い症状です。
では、どうしてこのような強い痛みが出るのか。
それは体の状態と脳の神経の誤作動が関係しています。
例えば、冷えや、体を動かす習慣が減っていることによって腰の筋肉が縮まり、硬くなります。
そんな時に急に立ち上がったり、洗面台から体を起こすような動作をした時には、腰の筋肉が引き延ばされます。
硬くなった腰の筋肉は引き伸ばされた時に、とっさに縮まるんですね。
しかし、脳は「引き伸ばされた!」という信号を送り続けたままになっていることがあります。
この“腰の筋肉が早くに縮まっているのに、脳は引き伸ばされたと認識しているギャップ”がギックリ腰の原因だったのです。
腰の筋肉が縮まることによって、腰を伸ばしたり、反らそうとすると激痛が走ります。
脳が引き伸ばされたという信号を絶えず送っているため、筋肉を伸ばす動作に敏感になっているんですね。
ゴムも古く硬くなったものは、引っ張るとすぐに切れますよね。
しかし人間の体で筋肉が切れるようなことになってしまっては大事故になります。
そうならないために、痛みを出すんですね。
ですので、日頃から軽く運動をするようにしたり、ストレッチを心がけることによって、筋肉の柔軟性を高めることが重要になってきます。
それではギックリ腰になった場合に、どのように対処すれば早く痛みが取れるかお話しします。
②ギックリ腰になった場合の対処法
ギックリ腰は筋肉が引き伸ばされることによって起こります。
よって、この時にストレッチをするのは、返って痛みが強くなる可能性があるため、行わない方が良いと考えます。
さらに、冷やしたり安静にするよりも、温めて無理のない範囲で身体を動かすことが重要になります。
今までは患部を氷で冷やしたり、湿布を貼ったり、安静にすることが常識でした。
しかし、最近の論文では、温めて体を動かすことで血の巡りを良くする方が早く回復すると言われています。
とは言っても、ふとした動作で痛くなることがあります。
そこでオススメするのが“寝ながら運動”です。
多くのギックリ腰は体を反らすよりも、少し丸まっている方が痛みを感じにくくなります。
安静の姿勢をとることで、誤作動してしまった脳の神経を休ませ、回復することができます。
次に寝ながらできるギックリ腰対策の軽い運動を紹介します。
③寝ながらできる腰痛エクササイズ
寝ながらできる腰痛エクササイズのポイントは
腰を伸ばさない
無理に動かさない
息を止めない
この3つを意識するようにしてみてください。
ここからは動画で詳しく解説させて頂きます。
↓(エクササイズは動画の3分18秒〜)
まとめ
ギックリ腰は筋肉が固まっている状態から、急に引き伸ばされることによって起こということでした。
日常生活では、患部を温め、無理のない範囲で体を動かすことが大切になります。
体を動かすのは寝ながらできる腰痛エクササイズがありましたね。
是非試してみてくださいね。
ギックリ腰になった場合はしっかりとした知識や技術を持った整体であれば、早くに回復することができます。
お困りの方は当院までお気軽にご相談ください。
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監修:樋口亮太/柔道整復師