肩が痛くて腕が後ろに回せない…
生活に不便している。どうしよう…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、肩の痛みで腕が後ろに回らなくなる原因を知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「肩が痛くて腕が後ろに回らないんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「今は右側だけですが、両方とも使えなくなるのが怖いです…」ということを教えていただきました。
肩や腕は生活に必要な動きをしますよね。
服を着るときやトイレでお尻を拭くときなど、生活に必要な動きにはなるので、どうにか治していきたいところです。
ですが、肩や腕だけが問題になって症状が出るわけではありません。
こちらを詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①四十肩や五十肩とは違うの?
②腕が後ろに回らない意外な原因
③意外なアプローチで楽になるセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①四十肩や五十肩とは違うの?
「この痛みって四十肩?五十肩?」
ネットで調べると、まずはこちらの言葉が出てきたのではないでしょうか?
四十肩や五十肩というのは、その年代に起きやすい肩の症状をまとめたものです。
ですので、肩関節の状況によっては回復度合いは全然違います。
今から意外な原因からセルフケア方法までを解説していくのですが、これからお伝えする内容を試してはいけない場合もあります。
こちらを2つにまとめました。
まず1つ目は
夜寝ているときに肩が疼く場合です。
安静にしていても肩が痛いのは、関節の中で炎症が起きている場合が考えられます。
炎症というのは火事のようなものです。
このような場合に肩を動かすというのは、火に油を注ぐような形になってしまいます。
ですので、なるべく安静にして過ごすようにしてください。
基本的にはマッサージで筋肉を緩めることもNGなのですが、当院では神経に対する施術を行っています。
こういった症状に対しても安心して施術を受けていただくことができますので、お近くの方はご相談ください。
2つ目が
腕を上げるのが維持できない場合です。
腕を90度近くまで上げてみてください。
この時に90度近くまでは上がるけれど、その状態を維持できない場合は要注意です。
これは肩の関節内にある腱が切れている可能性があります。
肩というのは関節でガチガチに固めているわけではありません。
理由は、自由に動かせるようにすることで生活を便利にするためです。
ですので、肩は筋肉の腱がメインになって関節を保護しています。
そのため、腱が部分的に切れてしまったり、完全に切れることもあります。
そういった場合はセルフケアを試したり、施術を受けても症状が一向に回復していきませんので、病院で治療を進めることになります。
以上、2つの場合を解説しました。
もしも、これらに該当するか不安であれば、まずは病院で診断を受けるようにしてくださいね。
ですが
病院でレントゲンを撮っても問題なかった
これらの症状に全く該当しない
こういった場合であれば、このまま進めていただければと思います。
②腕が後ろに回らない意外な原因
「腕が後ろに回らないのはなぜ?」
こちらの疑問にお答えします。
肩と直接関係するのは“巻き肩”になります。
巻き肩というのは肩が内側に巻いている状態を言います。
このような姿勢になると、腕を後ろに回す筋肉が働かなくなります。
ここで巻き肩を治すだけでは、施術やセルフケアをくり返しても元に戻ってしまう場合があります。
その理由は、巻き肩になってしまう他の原因があるからです。
その原因というのが“反り腰”です。
反り腰というのはお腹を前に突き出す姿勢のことです。
このように体がのけ反る姿勢になると、重心が後ろ側に傾きます。
つまり、体のバランスが崩れてしまうわけです。
そういったバランスの乱れを防ぐために、あえて体が巻き肩を作っていることがあるんです。
したがって、反り腰から治さなければ、巻き肩が治らないとも言えます。
こちらを原因から解決するためのセルフケアを用意しましたので、一緒に試してみましょう!
③意外なアプローチで楽になるセルフケア方法
セルフケアでは反り腰から巻き肩を改善するということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分24秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね!
まとめ
肩が痛くて腕を後ろに回せない症状の解決方法について解説しました。
まずは、今回の動画を実践できない場合からお伝えしました。
それが
夜寝ているときに肩が疼く場合
腕を上げるのが維持できない場合
こういった場合を除いては、巻き肩が関係します。
その巻き肩を根本から治すためには、反り腰の部分も見なければいけないということでした。
そのためのセルフケア方法を一緒に試したと思います。
これらの対策を続けても腕の可動域がなかなか良くならない場合は、反り腰だけでなく、その他の体のゆがみも関係している可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師