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肩や腰が痛い時は冷やした方がいいの?温めた方がいいの?

急に腰が痛くなった。

肩が挙がらなくなった。

このように急に痛みが出てきたり、動きが制限される時は、どうしたら良いか分からないものです。

今回はそういった方の悩みを解決するためのブログになっております。

是非最後まで読んでみて下さい。

皆さんこんにちは。

体に急な変化がある時は不安になったり、焦りますよね。

私は現在コンタクトレンズを着用しているのですが、つけ始めた時にコンタクトレンズがズレてしまった時は焦りました。

「あれ?眼球が痛い!え?コンタクトどこ!?」

「え?眼球の裏とかに入ってないよね?眼球の裏に入ってしまったら手術!?」

あれやこれやと考えていると不安はどんどん高まっていきました。

そんな時にはGoogleで調べてみたりするのですが、私がコンタクトレンズを購入した時は、そんな情報を書いておられる方がとても少なかったのを覚えています。

今でこそ情報社会になり、調べたらすぐに出てきますよね。

そんなことがあったと考えると体の痛みや不調で困っておられる方は、きっと疑問に思っていたり、情報を探しているに違いない!

自分に出来る情報提供で人の役に立とう!と思えたものです。

今回は患者さんからもよく質問を受ける「冷やした方がいいの?温めた方がいいの?」について解説していきます。

話の構成は

①なぜ腰痛や肩の痛みは急にやってくるのか
②腰痛や肩の痛みが出たら冷やした方がいい?温めた方がいい?
③患部を冷やす方法と温める方法

です。それでは話を進めますね。 

 

①なぜ腰痛や肩の痛みは急にやってくるのか

急にやってくる痛み。肩の痛みや腰痛..

痛みがでる時は、仕事や日常生活に支障が出てしまったり、早く治したいと思うようになりますよね。

しかし痛みというのは突然訪れるものではなく(打撲、骨折、脱臼を除く)、歪みの蓄積の結果あらわれてくるものなんです。

分かりやすいように痛みを水とコップで説明します。

コップ=
=歪み

と思って下さい。

日常生活では日々、体にストレスがかかることによって骨や筋肉などの歪みが発生します。

体重増加

食事による栄養面

姿勢

座り方

などなど..

コップ(体)の中に水(歪み)が蓄積されている状態です。

もちろん人間には"自然治癒力"(しぜんちゆりょく)という自分の体を修復する力が存在します。

しかし歪みの蓄積の方が自然治癒力よりも高い場合..

水(歪み)がこぼれてしまいます。

このこぼれてしまった水(歪み)が痛みというわけです。

私がよくブログにしている根本的な解決とは、このこぼれてしまった水を拭き取ることだけではなく、コップに溜まってしまった水を少なくしていきましょう!ということです。

このコップの中の水を少なくするためには

日頃のメンテナンス

姿勢の見直し

食生活の見直し

運動の習慣を作る

ストレッチの習慣を作る

などと日常生活を変えることによって、繰り返し起こる痛みを改善することができます。

とは言っても、まずは突然起きた痛みをどうにかしたいですよね。 

 

②腰痛や肩の痛みが出たら冷やした方がいい?温めた方がいい?

ここで話す内容は、文献によって賛否両論別れてしまう内容です。

いつまで経っても終わりがない戦いのようなものなのですが、今回は痛めてしまった方がなるべくリスクを負わない方法をお伝えします。

まずは

何も動かさないで痛みがある場合

動かすことによって痛みがある場合

ここを考えてみましょう。 

 

何も動かさないで痛みがある場合

患部に炎症がでている可能性が高いです。

この場合は患部の痛みを和らげる目的で冷やすようにしましょう。

冷やす方法については

③患部を冷やす方法と温める方法

にて解説します。次に 

 

動かすことによって痛みがある場合

これは患部に炎症がでている可能性が少ないと言えます。

こちらは痛みの種類によって冷やすか、温めるかを選択するのが良いと思います。

次に

冷やした方がいいもの

温めた方がいいもの

を分けて解説しますね。 

 

冷やした方がいいもの

1.炎症・熱感反応

患部を触り、左右ある部位に関しては左右差で比べてみて患部の方が熱がある場合。 

 

2.急性症状

足をグネったり、患部をぶつけた、ぶつけられたなどによる怪我。

これには中で炎症が起きていることが多いため冷やす方が無難です。 

 

3.ズキズキした痛み

冷やすことは鎮痛(ちんつう)作用もあるため、ズキズキした痛みを抑える為にも有効です。

以上3つの場合は冷やした方が良いでしょう! 

 

これらの項目は患部を温めて、中の炎症を出し切る方が良いとされる文献もありますが、痛みがきつくなることがあるというリスクもあるため、冷やす方が無難です。

痛めた本人としても判断しやすい内容と思います。 

 

温めた方がいいもの

1.鈍痛(どんつう)

腰が重い、だるい、鈍(にぶ)い痛みがある場合は温めて血流を良くする方が良いでしょう。 

 

2.痺れる

一般的に痺れるというのは神経が作用してると思われがちですが、血管性のものもあります。

患部を温めることによって、血流を良くすることで改善する場合があります。

以上2項目ですが、多くの症状は温めることによって改善することが多いです。 

 

それでは冷やす方法と温める方法をお伝えしますね。 

 

③患部を冷やす方法と温める方法

患部を冷やす方法と温める方法を説明しますね。 

 

患部を冷やす方法

患部を冷やす時に冷湿布などを使う方が多くおられると思います。

もちろん患部に熱を持っている場合に冷湿布を使うことによって痛みが軽減することもあると思います。

しかし一般的な冷湿布では、冷やす力が弱いため、熱がそこまで引かないことがあります。

患部を冷やして痛みを緩和するためには氷と水が必要です。

氷嚢(ひょうのう)があればベストですが、なければポリ袋を使用します。

ポリ袋の中に氷と少量の水を入れて下さい。

この少量の水が大切なのですが、氷だけだと患部が凍傷(とうしょう)を起こしてしまうことがあります。

0度以下にしないようにするためにも少量の水を入れるようにしましょう。

そして患部に当てて10分〜15分安静にします。(長時間当てないように気をつけて下さい)

患部に当ててしばらくすると、痛みを感じにくくなっているのが分かって頂けると思います。

患部に熱を持っている時やズキズキとした痛みがある場合は、このように冷やしてみてください。 

 

患部を温める方法

患部を温める時に温湿布やカイロを使われる方が少なくありません。

しかし、温湿布やカイロでは皮膚の表面までしか熱が通らず、体の芯までは温めることが難しいです。

ここでは温める方法を2つお伝えします。

まずは1つ目は

ゆっくり湯船に浸かること

体の芯から温もるためには10分〜15分は入る必要があります。

なので熱すぎる温度に設定すると、じっくり湯船に入ることが出来ないので、じっくり10分〜15分浸かっておける温度に設定するようにしましょう。

でも湯船に浸かるのはお風呂に入る時だけですよね。

そんな時には2つ目

ホットタオルを使う

用意するのは風呂桶とハンドタオルです。

まずは風呂桶に、ぬるめのお湯を張ります。

50℃60℃が目安)

この時にリラックス効果のあるアロマオイルを少量入れるのもオススメです。

ハンドタオルをぬるめのお湯に浸らせ、絞ります。

そして患部に10分〜15分ほどタオルを当てて安静にします。

温めていると、じっくり体の芯まで温まっていくのが分かって頂けると思います。

これらの方法を試して頂くと、痛みが強くなるリスクを負うことなく、痛みを早期に改善出来ると思います。

最初にも話しましたが、日常生活の習慣によって歪みが蓄積されていきますので、日常生活の見直しも考えてみてください。

歪みは当院の整体で解消出来ますので、体の歪みが気になる方のお役に立てると思います。

その際はこちらからご相談下さい☟

https://lin.ee/g4N3M4t 

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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