右肩が上がりにくい…
左の肩は何ともないのに…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、右肩が上がりづらい症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「右肩が上がりづらいんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「肩の症状に加えて頭痛までするんです…」ということを教えていただきました。
このように肩の症状が出ることによって、物を持ち上げるときや、机に手をつくときなど、あらゆる生活動作で支障が出てしまいますよね。
さらに頭痛までするとなると、「姿勢が良くないのかな?」と思うのではないでしょうか。
このような不安を一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①肩の上がりにくさと姿勢の関係
②なぜ右側だけ!?考えられる原因とは
③姿勢を整えて肩がスッキリする方法
それでは話を進めますね。
①肩の上がりにくさと姿勢の関係
肩が上がりづらいのはなんで!?
頭痛まですると色々不安になる…
ではこの肩の上がりづらい症状の正体について解説します。
まず先に説明しておきたいのが、今回の動画だけでは参考にならない症状もあるということです。
それは、安静にしていても肩が疼く場合や、全く腕が上がらない場合です。
こういった場合は様々な検査をする必要があるのですが、肩の関節内にある筋が切れてしまっていたりすることがあります。
まずは整形外科を受診していただき、診断の上で治療を進めてください。
ですので、今回は安静にしていれば痛みはないけれど、腕が上がりにくいという方に向けての記事になります。
今回のように頭痛もすることがあるということを考えると、まずは姿勢が関係する可能性が非常に高いです。
特に関係するのが首の位置です。
首が前側に傾く。
このような姿勢が続くことによって、ストレートネックと呼ばれる姿勢になります。
また、スマホを見る姿勢でもこのような姿勢になることから、最近ではスマホ首なんて言われることもあります。
まずはこのような首の姿勢を作ってみてください。
そこから首の位置は変えずに胸だけ広げてみましょう。
すると、胸を広げにくくありませんか?
そうなんです。首の位置が少し前に傾くだけで、肩というのは前側に巻き込むような姿勢になってしまうのです。
いわゆる巻き肩ですね。
すると、肩の前側にある筋肉ばかりを使うようになり、反対に肩の後ろ側の筋肉があまり使われないようになります。
このような筋肉のアンバランスによって、使われない筋肉は徐々に硬くなってしまいます。
例えば、粘土でもしばらく放置しているとカチカチに硬くなりませんか?
あれと同じで、硬くならないようにするためには適度に動かしてあげることが必要になります。
今回の場合は、姿勢を整えて筋肉を動かしやすくするということが大切なんですね。
では次に、なぜ頭痛が起きるのか。
それは、重たい頭を支えている首が前側に傾いてしまっているからです。
このような姿勢は、常に首の後ろ側にある筋肉が引っ張られた状態になります。
この引っ張られた筋肉の中にある血管を締め付けることによって、脳まで血の巡りが十分に行き届かなくなって頭痛が起きるということなんですね。
つまり、肩の症状にあわせて頭痛まで起きている場合は、根本的な原因である首の位置から整える必要があるということです。
では、なんで右側の肩だけ上がりづらいの!?
という声が聞こえてきそうなので、ここで詳しく解説しますね。
②なぜ右側だけ!?考えられる原因とは
なぜ右側だけ肩が上がりづらくなるのか。
これは左右の肩の高さが関係します。
鏡などでご自身の体を正面から見てみましょう。
すると、右側の肩だけ下がって見えませんか?
そうなんです。肩の位置が少し下がるだけで、その分、肩を上げるのに多くの筋肉を必要としてしまうんです。
この右側の肩が下がってしまうのにも理由があります。
それは、肝臓などの内臓のゆがみです。
当院の治療では、内臓などを含めて全身のゆがみを診ているのですが、右肩が上がりづらい方は内臓などに引っ張られているケースが非常に多かったのです。
特に体の右側にある“肝臓”や“右側の腎臓”、“虫垂炎などの手術痕”、女性であれば“卵管”や“子宮の傾き”など。
こういった内臓の動きによって右肩が内臓側に引っ張られてしまうんですね。
これは綱引きと同じ原理で、力の強い(硬さが強い)側に引っ張られるからです。
ではこの肩の位置を整えるにはどうすれば良いのか。
また、先ほどお伝えした首の位置を整えるにはどうすれば良いのか。
こちらをセルフケアで解決していきましょう!
③姿勢を整えて肩がスッキリする方法
セルフケアでは
首の位置を調整して首肩の負担を楽にする
内臓のゆがみから肩の高さを整える
ということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分49秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
右肩が上がりづらくなる症状の原因と解決方法を動画にまとめました。
症状を解決するポイントは
首の位置を整える
左右の肩の高さを揃える
ということでしたね。
こちらを解決するためのセルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、右肩の上がりづらさや頭痛が改善されない場合は、今回紹介した内臓のゆがみ以外にも姿勢が乱れる原因がある可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師