肩の痛み

ソフトボールで肩が痛くなってしまう衝撃の真実

ソフトボールでボールを投げるときに肩が痛い

こうしたお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、ソフトボールをするときの肩の痛みを解消するきっかけを知ることができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、週末にソフトボールをされている患者さんから「昔に比べて肩の力が弱くなってしまいました…」と、お悩みの相談がありました。

今では肩の動きも良くなったのですが、「しばらく投げていると肩が痛くなってくるんです…」ということを教えていただきました。

そこで詳しく身体を診てみると、本当の原因が身体にあらわれていたのです。

今回は、そんな原因から対策まで解説しています。

なかなか肩の痛みが治らない場合は、この度の動画を参考にしてくださいね。

話の内容はこちら

①なぜボールを投げると肩が痛くなるの?
②肩の可動域に影響する本当の原因
③根本的に肩の負担を楽にする方法

それでは話を進めますね。 

 

①なぜボールを投げると肩が痛くなるの?

「昔はあれだけボールを投げることができていたのに…」

「練習が終わる肩が疼く…」

こういったことが起きてしまうと、ソフトボールを十分に楽しめなくなってしまいますよね。

ではなぜ肩が痛くなってしまうのか。

まずは肩関節の作りからみていきましょう。

肩というのは、丸くなった骨がソケットにはまるような形をしています。

この丸くなった骨がソケットの中で滑るように動くことで腕を挙げたり、回したりすることができます。

そして、他の関節とは作りが違うことも特徴の1つです。

それは、スムーズに動かすために関節をカチカチに固めているわけではなく、筋肉で関節を保護しているような作りになっているのです。

つまり、筋肉を痛めてしまうと同時に関節まで痛めてしまうという、諸刃の剣のような関節なのです。

中には、筋肉がささくれのように剥がれてしまって関節を傷つけてしまうこともあります。

そうなると、なかなか早急に治すということが難しくなってしまいます。

ここで疑問に思うことはありませんか?

「なんで肩を痛める人と痛めない人がいるのか」ということです。

今回は、そんな痛みの原因になりやすい重要なポイントを解説しますね。 

 

②肩の可動域に影響する本当の原因

肩のストレッチをしても良くならない…」

継続してケアしていても良くなっていかないのは辛いですよね…

では、肩に負担をかけてしまう原因とは何なのか、詳しく解説していきますね。

それは、下半身の筋肉の硬さです。

「え?肩と全く関係ないじゃないか」そう思うかもしれません。

しかし、ピッチングに関する海外の動作研究では

The pitching motion is a kinetic chain, in which the force generated by the large muscles of the lower extremity and trunk during the wind-up and stride phases are transferred to the ball through the shoulder and elbow during the cocking and acceleration phases. Numerous kinematic factors have been identified that increase shoulder and elbow torques, which are linked to increased risk for injury.

引用:(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28107113/

「ピッチング動作は運動連鎖であり、ワインドアップとストライドの段階で下肢と胴体の大きな筋肉によって生成された力が、コッキングと加速の段階で肩と肘を介してボールに伝達されます。肩と肘のトルクを増加させる多くの運動学的要因が特定されており、これは怪我のリスクの増加に関連しています」

難しく書かれていますが、つまり、ボールを投げる時というのは、下半身も含めて全身の筋肉を使う必要があるということです。

試しにイスに座った状態でボールを投げるときと、立った状態でボールを投げるとき。どちらの方が勢いよくボールを投げることができますか?

もちろん、後者の“立った状態でボールを投げるとき”ですよね。

それだけ下半身の筋肉はボールを投げるときに働かなければいけないポイントになります。

これが筋肉が硬くなってしまうだけで、うまく働かなくなってしまうのです。

例えば、会社で業務が忙しいのに、働いていない人がいるとどうでしょうか。

その分を誰かが頑張って補っていかなければいけませんよね。

すると、猛烈に働く社員のように疲弊してしまうことになります。

肩の場合でも同じです。

下半身の筋肉がしっかり働いていないときに肩の筋肉が頑張ってしまうことで、悲鳴をあげるように痛みが出てしまうんですね。

こうしたときは、下半身の筋肉を動かしやすいようにすることで、肩の負担を楽にすることができます。

今回は、ボールを投げる動作で特に重要な筋肉を伸ばすストレッチ方法をお伝えしますね。 

 

③根本的に肩の負担を楽にする方法

ストレッチでは、ボールを投げる動作をする際に重要な筋肉をストレッチしていきます。

動画を見ながら一緒に試してみてください。

↓(ストレッチは動画の3分29秒〜)

こちらのストレッチは1日2回。特にソフトボールをする前後は入念に行ってみてください。

ぜひお試しください。 

 

まとめ

ソフトボールをする際に肩が痛くなってしまう原因について解説しました。

ポイントは下半身の筋肉を働かせることでしたね。

そのためには、筋肉を柔らかくする必要がありました。

こちらのストレッチを一緒に試しましたね。

これらの対策を続けても、肩の痛みがなかなか解消されない場合は、下半身の筋肉だけでなく、他にも原因となる身体のゆがみがある可能性があります。

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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