「めまいの原因がストレスと言われた…」
「自分はPPPDめまいかもしれない…」
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、PPPDめまいの1つの原因について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「めまいでふらつくようになってから普通に生活することも出来なくなりました…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「色々と病院に行っても原因不明で、心因的なものではないかと言われました…」ということを教えていただきました。
そこから様々なことを調べる中で、当院のブログやYouTubeチャンネルを発見してくれたのでした。
特に、PPPDめまいが自分の症状と関係あるのではないかと思ったのだそうです。
そんなPPPDめまいでは、いくつかの原因があります。
もちろん、ストレスも1つの原因になりますが、そのストレスの裏側にある体のゆがみを今回は紐解いていこうと思います。
話の内容はこちら
①PPPDめまいってストレスが原因なの?
②めまいが起きるときの意外な体のメカニズムとは
③ストレスの裏側にある体のゆがみを取る方法
それでは話を進めますね。
①PPPDめまいってストレスが原因なの?
「PPPDってなに?」
「めまいってストレスが原因でも起きるの?」
このように思いますよね。
めまいには様々な種類があるのですが、ふらつくめまいで代表的なものがPPPDです。
PPPDは慢性的なめまいの40%ほどあると言われており、まだ明確な原因は分かっていないのが現状です。
過去の動画でも詳しく解説していますので、リンクから確かめてみてくださいね。
PPPDを簡単に言うと、姿勢が変わることによって起きるめまいのことです。
体の平衡感覚は最終的に小脳という脳の一部でまとめられています。
この感覚情報が小脳にうまく伝わらなくなることで、めまいが起きるのです。
しかし、耳鼻科に行って検査をしても異常がみられない場合があります。
そういったときに、“心因性”という心の問題やストレスから起きていると言われてしまうのです。
もちろん、心の問題やストレスから自律神経が乱れることによって、めまいを引き起こすこともあるでしょう。
しかし、メンタルケアだけでは回復に至らない“体のゆがみ”が存在する場合があります。
こちらを詳しく解説しますね。
②めまいが起きるときの意外な体のメカニズムとは
「めまいで原因がないと言われて困っている…」
このようにお悩みの方が多いと思いますが、安心してください。
症状として結果があるものは、必ず原因があります。
先ほどはストレスだけが原因ではない言いましたが、不安症やパニック症をお持ちの方が発症しやすいものでもあります。
理由は、脳から出ている1つの神経のゆがみが関係しているからです。
その神経というのが、迷走神経(めいそうしんけい)です。
この神経は脳から首を通っている神経で、別名を“逃走の神経”と言われています。
この神経とめまいの関係を科学的に解説しますね。
神経科学ではポリヴェーガル理論というものがあります。
この理論では、強いストレスやトラウマになるようなことが起きた場合に、迷走神経が反射的に反応するというものです。
これが体に残って、首がガチガチに硬くなることがあるんです。
例えば、ライオンに捕食されるシマウマを想像してください。
シマウマが逃げられずに捕食されそうになると、体が凍りついて呼吸や心拍数がゆっくりになります。
これは、捕食されて傷を負うときに出血を少なくするためです。
出血を少なくすることで生存確率を上げるというものです。
人間の場合は捕食される危険性はありませんが、強いストレスやトラウマがあると、同じように迷走神経が反応してしまいます。
その結果、首がガチガチに硬くなって脳までの血流が悪くなることで、めまいが起きてしまうのです。
こちらの解消方法を詳しく解説しますね。
③ストレスの裏側にある体のゆがみを取る方法
「では、どうしたら迷走神経のゆがみを取ることができるの?」
このようにお悩みだと思います。
1つ大切なのは首の緊張を取り除くことです。
迷走神経のゆがみがあるときには、首がガチガチに硬くなってしまうからです。
しかし、無理にマッサージやストレッチをして緩めるのは得策ではありません。
当院では、フランス式の繊細なタッチで、迷走神経に対する施術を可能にしています。
お近くでお悩みの方は一度相談していただきたいのですが、ご自身でできることが2つあります。
それぞれ解説しますね。
1.視力を確認する
首がガチガチに硬くなる原因の1つに視力の低下が考えられます。
というのも、目の神経も首のところを通っているからです。
特に、視力が左右で違う場合は体のゆがみにつながりやすいので、一度眼科で視力を測っていただくことをオススメします。
そこから、メガネやコンタクトで視力を調整するだけでも、ガチガチになった首の筋肉が緩む場合があります。
2.深呼吸を意識する
迷走神経のゆがみがあるときは呼吸が浅くなる傾向にありますので、意図的に深呼吸を行いましょう。
ポイントは“4秒息を吸って8秒かけて息を吐く”
こちらを定期的に行うようにしてくださいね。
以上、体のゆがみから2つの対策をお伝えしました。
どれか当てはまっているものがあったのではないでしょうか?
1つずつ、1歩ずつでも回復のために進んでいきましょう。
まとめ
ふらつきが起きるPPPDめまいの1つの原因について解説しました。
ストレスが原因と言われる裏側には、脳から首を通る神経、迷走神経のゆがみが深く関係しているということでしたね。
そこから、首がガチガチに硬くなってめまいが起きるのですが、対策が2つありました。
それが
1.視力を確認する
2.深呼吸を意識する
ぜひ、この2つから取り組んでみてください。
また、当院には迷走神経を調整するソフトな施術がございますので、きっとあなあなたのお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師