子供の内股が心配…
内股って治るの?治らないの?
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、子供の内股について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんの親御さんから「子供の内股が気になっているんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「このまま大人になっても内股なのか心配になります…」ということを教えていただきました。
大切な子供のことを考えると、何とかしたいと思いますよね。
実は、子供の足が内股になってしまう原因にはいくつかのパターンがあります。
治るのか?治らないのか?という疑問がスッキリするように解説していきますね。
話の内容はこちら
①子供の内股って治るの?
②内股と姿勢の意外な関係
③子供のときから試していただきたい対策とは
それでは話を進めますね。
①子供の内股って治るの?
「内股って治るの?」
ここが1番知りたいところですよね。
最初に答えから言うと、多くの場合は成長の過程で治ります。
これを聞くと少し安心しますよね。
というのも、子供の骨は柔軟性があるので簡単に矯正されるからです。
ですが、成長しても内股が治らないというのは危険です。
というのも、大人になると骨が固まり、脳がその状態を正常な位置ということで認識してしまうのです。
したがって、子供では治せたものでも、大人になると治せないものでもあります。
内股の状態が続くと、見た目の問題はもちろん、地面につまずきやすくなることも特徴の1つです。
病院では矯正器具などを使うことがありますが、当院では矯正器具を使用しません。
なぜかと言うと、内股は股関節だけが原因ではないことが多いからです。
では、その原因とは何なのか。いくつかのパターンがあるので解説しますね。
②内股と姿勢の意外な関係
「内股の本当の原因ってなに?」
そう思いますよね。
内股は股関節だけが問題になっているわけではありません。
実は、姿勢が深く関係しています。
特に関係するのは“腰と首”になりますので、詳しく解説しますね。
1.腰と内股の関係
例えば、イスに座るときに骨盤が後ろに倒れていませんか?
このような姿勢は腰から股関節まで伸びる筋肉がしっかり働かない状態になります。
筋肉は動かさないと、放置した粘土のように硬くなってしまいます。
この筋肉が硬くなってしまうことによって、歩くときに太ももを十分に持ち上げることができなくなります。
しかし、このまま歩くとつまずきやすくなってしまうので、足のつま先に力を入れるようになるんですね。
この状態が内股を引き起こすことがよくあります。
2.首と内股の関係
最近では子供もスマホやタブレットを扱うようになりました。
この時に頭が前側に傾くような姿勢になっていませんか?
このように頭が前側に傾いて首にストレスがかかると、体の重心が前側にいくように変わります。
すると、足のつま先で踏ん張って転倒しないようになります。
この状態が続くと内股になってしまうのです。
また、出産のときにへその緒が首に巻きついていたり、吸引分娩で生まれた子供には首にストレスがかかりやすくなるトラウマが残る場合もあります。
こちらは入念に診ていく必要があります。
以上、2つの原因を解説しました。少し意外だったのではないでしょうか。
しかし、当院では多くの子供さんを診させていただいており、こういったところから見直すことによって改善に向かうケースが少なくありません。
日常生活からも対策できることがありますのでお伝えしますね。
③子供のときから試していただきたい対策とは
「子供の姿勢を良くすることってできるの?」
確かに、何度言っても楽な姿勢をとってしまいますよね。
これは大人でも一緒ではないでしょうか。
まずは、腰の筋肉を働かせるための対策をお伝えします。
大切なのは骨盤を立てることです。
イスに座るときに背もたれにもたれると、骨盤も一緒に倒れてしまいます。
ですので、バスタオルを丸めたものをイスの座面後方に当てて、骨盤を立てるようにしてください。
もう1つ大切なのは首でしたね。
頭というのは体重の10%ほどあると言われており、子供の場合は小さい体で支えなければいけません。
したがって、なるべく目線を水平に保つようにするということを心がけてみてください。
例えば、スマホやタブレットを見るときは目線が下に下がってしまいますよね。
反対に、地べたに座ってテレビを見ると目線が上がってしまいます。
こういった姿勢にならないように注意してあげてください。
以上、2つの対策をお伝えしました。
これらの対策をしてあげると治療の効果も出やすくなります。
子供の将来のために今から取り組んでいきましょう!
まとめ
子供の内股が治るのか?治らないのか?について解説しました。
多くの場合は自然に矯正されますが、早く治療に取り組むことによって回復を高めることができます。
さらに、内股は股関節だけが問題ではなく、普段の姿勢が深く関係しているということでしたね。
こちらの簡単な対策を解説しました。
当院では矯正器具を使うことなく、全身のゆがみを調整する施術をしています。
お悩みの方は当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師