朝から吐き気が止まらない…
体が重だるくて学校に行けない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、吐き気を伴う起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)を解決できるかもしれません。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「朝から頭痛や吐き気があって悩んでいます…」と、お悩みの相談がありました。
今回の患者さんは高校生の女の子。
チアダンスをしていて、午前中にレッスンがあると本来の力が発揮できなかったり、練習後には足に力が入らなくなって困っているようでした。
しかし、施術を続けた結果、今では朝から体を動かせる日が増えてきているとのこと。
その喜びの声がこちら↓
では、どのようにして症状が回復したのか。
また、症状の原因はどこにあったのか。
こちらを詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①朝起きられないのはなぜ?急増している起立性調節障害とは
②起立性調節障害を克服!チアダンスを続けるために必要な体の調整ポイント
③寝る前にやって!起立性調節障害の対策ストレッチ3選
それでは話を進めますね。
①朝起きられないのはなぜ?急増している起立性調節障害とは
最近では、朝から体調がすぐれず、学校に行けない子供が急増しています。
昔では理解されなかった症状ですが、今では症状に名前がつくようになりました。
その症状の名前が「起立性調節障害」
起立性調節障害は朝起きられなかったり、吐き気や頭痛、全身の倦怠感などの症状が起きるのが特徴です。
その影響で学校に行けない小中高生が多くおられます。
なんと、軽症を含めると小学生で約5%、中学生では約10%の子供が発症していると言われています。
しかし、これだけ多いのにも関わらず、信頼のおける病院が見つかっていない方が70%以上もあるというアンケートがあります。
(引用:一般社団法人 起立性調節障害改善協会)
これだけ悩みが多いのは、姿勢であったり、自律神経の問題が深く関わってきます。
こちらを詳しく解説しますね。
②起立性調節障害を克服!チアダンスを続けるために必要な体の調整ポイント
起立性調節障害の子供には姿勢にある特徴があります。
その特徴というのが、首や顔が前に出てしまうストレートネック(スマホ首)という姿勢です。
このような姿勢になると、自律神経のコントロールが難しくなります。
自律神経の役割は、血圧や血糖値などもコントロールすること。
特に、首の前側を通っている神経が圧迫を受けると、内臓の働きや体のリラックス機能が低下します。
これが吐き気や頭痛、倦怠感の原因に…
さらに、自律神経が血糖値のコントロールを制御できない場合、足に力が入らなくなることもあります。
では、この原因となる部分を解決するにはどうすれば良いのか。
こちらを日常的にできるストレッチを紹介しますので、一緒に試してみましょう!
③寝る前にやって!起立性調節障害の対策ストレッチ3選
ストレッチでは、“ストレートネックを解決する”ということを目的に行います。
ここでポイントになるのは“肩甲骨”です。
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっていると、肩が内側に巻いてしまい、それに伴って首の位置が変わってしまうからです。
ですので、今回は肩甲骨を中心に緩めていきます。
1.肩甲骨寄せ
2.肩甲骨内側ストレッチ
3.肩甲骨外側ストレッチ
詳しい動きは動画で分かりやすく解説しています。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の2分24秒〜)
こちらのストレッチは夜寝る前に2回ずつ行ってくださいね。
まとめ
起立性調節障害の症状解決までに必要なことを解説しました。
ポイントは、“ストレートネックを解決すること”
今回は肩甲骨を中心に緩める方法でしたが、この方法を続けても症状が良くならない場合は、その他の体の歪みが関係している可能性があります。
例えば、足首の歪みから体の重心が前に傾いている場合もあったり、原因は様々です。
当院では、全身のゆがみを調べて調整する施術がございます。
ですので、本当の原因の発見から、症状の解決までスムーズにいくことが多いです。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師