食いしばりの影響で顎が痛い…
こうしたお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、食いしばりによる顎の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「顎の痛みで病院を受診すると、食いしばりの影響だと言われました。」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「食いしばりはどうしようもないですよね…」ということを教えていただきました。
大丈夫ですよ。今回は、病院では教えてくれない、整体師としての目線で、顎の痛みを解消する方法をお伝えします。
話の内容はこちら
①顎の痛みの真の原因とは
②マウスピースなしで悩みを解決する方法
③姿勢を根本から整えるセルフケア
それでは話を進めますね。
①顎の痛みの真の原因とは
「食いしばりの原因はストレスですよ!」
なんて言われませんでしたか?
でも日常的にストレスはかかるものだし、今すぐ対策できるものではありませんよね。
もちろんストレスによって食いしばりが起きることもあります。
理由としては、ストレスによって、自律神経の1つである交感神経が優位になり、筋肉に力が入りやすい状態になるからです。
このように、食いしばって顎に負担がかかることで痛みが出ることがあります。
しかし、原因はこれだけではありません。
もうひとつ考えられる原因が、姿勢です。
例えば、背中が丸くなって首が前に傾くとどうなるでしょうか。
視線を調整するために、顎を持ち上げるような姿勢になります。
そうすると、顎に対して重力が働きやすくなるんですね。
口を閉じるために、無意識のうちに力が入るようになります。
そう考えると、食いしばってしまうのも無理なさそうですよね。
反対に、姿勢を整えて顎が引きやすくなると、負担も軽くなります。
ですので、姿勢を整えるということが重要になります。
しかし、何とか今ある痛みを解消したいですよね。
そんな方法がありますので、お伝えします。
②マウスピースなしで悩みを解決する方法
寝ている間に食いしばりをするから顎が痛くなる…
こんな時にマウスピースを提案されませんでしたか?
確かに、マウスピースをつけることで痛みが軽減される話を聞きますが、結構お値段もするんですよね。
ですので、マウスピースを購入される前に、タダで試していただきたいことがあります。
それが、枕の高さを変えること
先ほどの姿勢の話に戻ります。
顎が上がる勢になってしまうことによって、力が入ってしまうという話をしました。
これは寝ている時も同じです。
枕の高さが低いと、顎が持ち上がるような姿勢になってしまいます。
そうすることで、無意識に力が入ってしまうんですね。
ですので、いつもよりも枕の高さを高くするようにしてみてください。
顎を引くことができる姿勢になっていればOKです。
何も、新しい枕を買う必要はありません。
高さを調整するために、たたんだバスタオルなどをかますだけです。
これだと簡単に始められますよね。ぜひ試してみてください。
続いては、根本的に姿勢を整えるためのセルフケアをお伝えします。
③姿勢を根本から整えるセルフケア
セルフケアでは、姿勢によって傾いた首の位置を調整するということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分42秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
食いしばりによる顎の痛みを解消する方法を解説しました。
食いしばりを根本的に解決するためには、ストレスだけでなく、姿勢による首の位置を調整することが大切ということでした。
そんな痛みを簡単に解消するために試していただきたいのは、枕の高さを変えることでした。
さらに、根本的に姿勢を整えるセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、食いしばりによる顎の痛みが解消されない場合は、姿勢が乱れてしまうほどの身体のゆがみがある可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師