首の骨がボキボキ鳴る…
これって大丈夫?
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、首を回すときにバキバキと骨の音が鳴るのを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「首を回すときに骨がバキバキ鳴るのですが、大丈夫でしょうか?...」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「日常から首こりがあり、ひどいときは朝起きられない…」ということまで教えていただきました。
このように症状があるだけではなく、首の骨がバキバキ鳴るのも気になりますよね…
今回はそんな骨の音の原因から解決方法までをまとめています。
話の内容はこちら
①首の骨がバキバキ鳴るのは大丈夫なの?
②首の骨に負担がかからない姿勢のコツとは
③朝から首こり知らずになるセルフケア
それでは話を進めますね。
①首の骨がバキバキ鳴るのは大丈夫なの?
「首の骨がバキバキ鳴る…」
こんなことが続いていると不安になるのではないでしょうか。
首の骨は脳まで続く血管の通り道でもあるので、なんとかしていきたいですよね。
まずは、この骨の音の種類から解説します。
その音の種類が
パキッという高い音
バキバキという鈍い音
それぞれ解説しますね。
・パキッという高い音
このパキッという高い音に関しては、関節の中にある空気の気泡が弾けている音なので心配はいりません。
特に関節に負担がかかっているということでもないでしょう。
ただし、意図的に鳴らし続けることは関節の緩みが出る恐れがあるので、注意が必要です。
・バキバキという鈍い音
続いては、バキバキという鈍い音です。
このように鈍い音が鳴る場合は、骨と骨の間にある関節が摩擦することによって起きている可能性があります。
ですので、先ほどの高い音と比べると注意が必要なものと言えます。
骨が摩擦するようになると、中を通っている神経を圧迫することで手に痺れが出る場合があります。
さらには、まわりの筋肉が硬くなることで、肩こりや首こりの原因にもなってしまうのです。
では、具体的には首のどこの骨が鳴っているのか。
それが首の骨でも背中に近い部分、下部頚椎(かぶけいつい)と呼ばれる部分になります。
この部分は頭が前側に傾く、ストレートネックの姿勢で関節に摩擦力がかかってしまう特徴があります。
最近ではスマホやパソコンを扱うことが増えた影響で、このような姿勢になることも増えているのです。
しかし、このストレートネックの姿勢を改善することで、下部頚椎に負担がかからなくなり、バキバキという骨の音まで解消されます。
それでは、こちらのストレートネックを改善させるためには、どのような意識が必要なのか。
こちらを詳しく解説します。
②首の骨に負担がかからない姿勢のコツとは
「ストレートネックを改善するにはどうすればいいの?」
ストレートネックは頭が前側に傾くことに意識が向けられがちですが、そうではありません。
というのも、その他の部位のゆがみから影響を受けていることがあるからです。
例えば、イタリアにある、“ピサの斜塔”
斜めに建っている建物で有名ですよね。
いつ見ても、これでよく倒れないなと思ってしまいます。
皆さんは、これがどのくらいの角度で傾いていると思いますか?
実は、足元で5度くらいしか傾いていないんです。
「え!?たったそれだけ?」と思いませんか?
そうなんです。足元で5度ずれているだけで、上の方はもっと傾いて見えるようになっているんです。
人間の体も同じで、首以外の部分から影響を受けることが分かりますよね。
今回は、そんなストレートネックの姿勢になる原因の部分から、改善のコツを2つお伝えしますね。
1.お腹を凹ませる
反り腰のようにお腹が前に突き出すと、背骨を伝って頭が前に傾きやすくなります。
意識するポイントは、ヘソの指4本分下。丹田(たんでん)と呼ばれる部分です。
ここを凹ませるような意識をしてみてください。
すると、背筋がピンと伸びるのが分かると思います。
2.胸を開く
肩が内側に巻いてしまう“巻き肩”。
このような姿勢が続くと背中が丸くなり、頭が前に傾きやすくなります。
ですので、胸を開くように意識する。
それだけで姿勢が良くなるだけではなく、呼吸が入りやすくなることによって、疲れにくい体を作ることができます。
続いては、セルフケアによってストレートネックを根本から改善して、首の骨がバキバキ鳴らないように整えていきましょう!
③朝から首こり知らずになるセルフケア
セルフケアではストレートネックを改善して首の骨に負担がかからないようにするということを目的に行います。
そのために、ストレートネックの原因になる部分を伸ばしていきましょう!
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分33秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ行ってくださいね。
まとめ
首の骨がバキバキ鳴るのを解消する方法をお伝えしました。
この音には
パキッという高い音
バキバキという鈍い音
という2種類の音がありましたね。
そして、鈍い音の場合は注意が必要でした。
こちらを改善するための姿勢のコツを解説して、セルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、首の骨がバキバキ鳴る場合は、今回紹介した部分以外にも、体のゆがみの影響を受けている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師