拍動するような耳鳴りがある…
音が気になって眠れない…
病院で検査をしても異常がみられなかった…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、寝る前に心臓が拍動するような音がする耳鳴りの解消方法について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「夜になるとドクドクするような耳鳴りがあって眠れないんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「耳鼻科やMRIでも異常がなかったのですが、どうしてでしょうか…」ということを教えていただきました。
このように、寝る前に耳鳴りが起きてしまうと、音が気になって眠れなくなってしまいますよね…
また、原因も分からないと不安になってしまうのではないでしょうか。
しかし、体を詳細に調べてみると原因が明らかになり、施術を続けたことによって症状に変化がみられるようになりました。
そんな患者さんの声がこちらになります。
では、どのように回復していったのか。
原因から対策するためのストレッチ方法までをまとめていますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①夜になると耳鳴りが強くなる体のメカニズム
②耳鳴りでお悩みだった患者さんの改善事例
③簡単にできる耳鳴り対策のストレッチ方法
それでは話を進めますね。
①夜になると耳鳴りが強くなる体のメカニズム
「夜、寝る前に耳鳴りがする…」
「ドクドク拍動するような耳鳴りで気になる…」
このような症状が出始めて、病院で検査をしたのに異常はみられない…
そんなケースは少なくありません。
これは拍動するような音がする耳鳴りのメカニズムを知れば納得できると思います。
このような拍動性の耳鳴りには2つの原因が考えられます。
それが
1.血流
2.自律神経
どのような仕組みかを簡単に説明しますね。
1.血流
拍動するような耳鳴りがあるから、血流が良くなりすぎているのかもしれない。
そう思いますよね。
しかし、逆に血流が悪くなっていることで音を感じることの方が多いんです。
これは都市の交通で考えると分かりやすいです。
血流が悪くなると、体内の血液の流れが不規則になります。
これは道路が渋滞しているのに似ています。
都市で渋滞が発生した後に急に交通が動き出すと、車の騒音が大きく感じられるように、血流が悪い状態から突然血液が流れると、その音が耳に感じやすくなります。
特に、耳周辺の血流が悪いと、拍動性の耳鳴りが強く感じられることがあります。
2.自律神経
自律神経の乱れというのは、よく聞くのではないでしょうか。
自律神経の仕組みは、道路の信号のようなものです。
信号機は自律神経の役割を果たし、交通(血流)の流れを調整します。
信号機が正常に働いているとき、交通はスムーズに流れますが、信号機にトラブルが発生すると、交通の流れが不規則になり、渋滞が発生しやすくなります。
例えば、赤信号にならず、青信号が続いた状態だと車はどんどんスピードを出してしまいますよね。
すると、通常は気にならないような体内の音も強く感じるようになります。
これは、耳が通常よりも敏感になり、拍動性の音を感じやすくなるのと同じです。
当院では、耳鳴りの患者さんを多く診ていますが、以上の2つが重なって起きることがほとんどです。
では、どのような原因から血流や自律神経に変化が出ていたのでしょうか。
こちらを詳しく解説しますね。
②耳鳴りでお悩みだった患者さんの改善事例
“拍動性の耳鳴りが起きていた本当の原因”
様々な原因が考えられますが、今回の患者さんの場合は、背骨の動きが悪くなっていたことが原因でした。
特に、動きが悪くなっていたのは、胸椎(きょうつい)という骨です。
胸椎は首の下から腰の上までの骨で、背中にある骨になります。
この背骨の動きが悪くなると、他の首の骨や腰の骨は体を支えるために過剰に動こうとします。
これは働かない社員のために他の社員が頑張るのに似ています。
すると、反り腰やストレートネックなどの姿勢になって血流が悪くなってしまうのです。
庭に水を撒くホースも、曲がっていると水の流れが悪くなってしまうのと同じです。
また、背骨の際には自律神経が集中して存在します。
この神経が歪みによって圧迫され、刺激されると、脳が過剰に反応してしまうことがあります。
それが自律神経の乱れとなって、耳鳴りが感じやすくなる1つの要因なのです。
こういったことを調整するために施術をした結果、耳鳴りが徐々に回復するまでに至ったのです。
すると、音も気にならなくなることで眠りやすくなったとのこと。
したがって、背骨の動きから姿勢を整えるということが非常に大切です。
施術をすることに加えて、ストレッチなども取り入れると、より早く症状が回復に向かいます。
そんな姿勢に特化したストレッチを紹介しますので、一緒に試してみましょう!
③簡単にできる耳鳴り対策のストレッチ方法
ストレッチでは、背骨を動かして姿勢を良くするということを目的に行います。
そうすることによって、血流が良くなったり、自律神経が安定しやすくなります。
その結果、耳鳴りの音が落ち着いてくるのです。
①体幹ストレッチ
②体幹ストレッチ
③体幹ストレッチ
詳しい動作は動画で分かりやすく解説しています。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の4分33秒〜)
こちらのストレッチは1日2回。
お風呂上がりと寝る前の1回ずつ、取り組んでみてください。
まとめ
寝る前に心臓が拍動するような音がする耳鳴りでお困りだった患者さん。
こちらの患者さんが回復していく過程をブログで紹介しました。
拍動性の耳鳴りは血流や自律神経の問題が引き金になることがあります。
その中でも、今回の患者さんの場合は、背骨にある“胸椎”の硬さから姿勢が乱れていることが分かったのです。
当院への口コミで、耳鳴りが回復したことを教えてくださいましたが、胸椎の硬さを調整したことが回復へのスイッチだったのだと考えています。
また、より回復を高める方法の1つとして、背骨を動かして姿勢を良くするストレッチも一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、拍動性の耳鳴りがなかなか良くならない場合は、原因となる体の歪みが取れていない可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師