骨盤付近から腰にかけてが痛い..
腰が抜けそうな感じがする。
今回はこういった悩みでお困りの方のためのブログになっております。
是非最後まで読んでみてくださいね。
皆さんこんにちは。
最近は朝晩の冷えがありますよね。そんな冷えがでてくると起こるのが急な痛みです。
ぎっくり腰や寝違えなどですね..
患者さんからは「何回もぎっくり腰になっていると〝なりそうだな〟という感覚が分かる」
とよく言われます。
急な痛みに襲われないためには定期的なメンテナンスをオススメしていますが、中には痛くなってから施術を受ける方もおられます。
今回はそんな方の処方箋となるようなブログです。
①何故骨盤の痛みが取れないか
②痛みを取るためにするべき行動とは
③痛める前のメンテナンスの重要性
それでは話を進めましょう。
①何故骨盤の痛みが取れないか
骨盤が痛い。
腰というよりかは、腰より下の骨盤付近に痛みがある。
もしかするとこれは骨盤の〝安定性〟が保てていない可能性があります。
骨盤は、いくつもの骨が重なって(関節を作って)形成されており、左右のお尻の筋肉に支えられていますが、中央は筋肉量が少なく、関節がずれやすい構造になっています。
例えば左右のお尻の筋肉が硬くなるとどうなるか想像がつきますでしょうか?
硬い方に体は引っ張られるので、外側に関節が引き伸ばされます。
そうすることで骨盤の関節がずれてしまい(仙腸関節(せんちょうかんせつ))、関節のずれをカバーするために腰の筋肉が硬くなりやすくなります。
関節をずれたままにしておくと、なかなか痛みが引きません。
ではどのように対処していけば良いでしょうか。
②痛みを取るためにするべき行動とは
関節がずれてしまっている状態でゴリゴリと揉みほぐしてしまうと、かえってずれが大きくなってしまい、痛みが強くなる可能性があります。
痛みがあるから揉みほぐそうと思い、患部をグリグリ..
その時は痛気持ちいいけど、次の日になると痛みが強くなっている。
そんな経験はありませんか?
骨盤付近の痛みの場合は、関節のずれが必ずどこかにあります。
その場合にまずすることはコルセットです。
引き伸ばされていることによって関節がずれてしまっているので、対処としては引き締めることですよね。
正しいコルセットの付け方は以前に動画でも解説しておりますので参考にしてみてください。
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痛みが引くまではコルセットの着用をオススメします。
但し、ずっとつけていると骨盤周りの筋肉が落ちてきてしまいます。
コルセットをつけるのは痛みがきつい間と覚えておくようにしましょう。
そして次は骨盤が引っ張られる原因になりやすい〝お尻の筋肉〟です。
この筋肉のストレッチをするようにしましょう。
Instagramの方で解説した方法になりますが、片足ずつ胸に引きつけるように股関節を持ち上げましょう。
この時のポイントは片足ずつしていることです。
骨盤付近の痛みがきつい場合には、支えがなければストレッチで痛みを伴うことがあります。
時間短縮のために両足同時に伸ばそうとしては痛みのリスクがあります。
片足を伸ばしていることで腰が大きく曲がらないように支えてくれています。
必ず片方ずつストレッチするようにしてくださいね。
③痛める前のメンテナンスの重要性
骨盤付近の痛みは関節のずれから起こりやすいと話をしました。
では関節のずれはどのようにして起こるかというと、筋肉などに引っ張られるからです。(お尻の筋肉だけではありません)
整体では関節を引っ張ってしまっている筋肉などを柔軟な状態にしておくことが出来ます。
コップで例えましょう。
コップを自分の体とします。
この場合に水は〝体の歪み〟になります。
日常生活をする上で利き腕、利き足があるように重力が体にかかっている限り、歪みや左右差は必ず生まれます。
歪みは蓄積されていきますので、コップの中に大なり小なり水が注がれている状態です。
並々注がれた水は、やがてこぼれます。
この、こぼれた水が〝痛み〟になります。
水は、こぼれてから対処するのではなく、こぼれる前にコップの水を少なくしておくことの方が大切ですよね。
このコップの中の水を少なくすることが整体の〝メンテナンス〟になります。
もちろん、痛みがでてからでも対処は出来ます。
でも辛い痛みを経験された方は理解されていると思います。
もうあんな思いはしたくない!
当院のメンテナンスは月に1回程度です。
現在、通院されている8割の方が痛みのない状態で通院されています。
骨盤付近の痛みで悩んでおられる方。現在はとても辛い状態にあると思います。
まずは今回のブログの内容を試してみてください。
それでも不調が解消されない場合は当院がお役に立てると思います。
お気軽にご相談下さいね。
監修:樋口亮太/柔道整復師