前かがみになると腰が痛い…
腰を痛めて数日経っても痛みが引かない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、前かがみになると痛くなる腰痛を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「前かがみになるときに左側の腰が痛くなるんです…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、週末にフットサルをしていて、翌日に痛くなってしまったとのことでした。
いつもは数日で痛みが解消されるものが、しばらく経っても痛みが引かなかったということで来院されました。
身体を繊細に調べてみたところ、腰痛の原因は腰だけではなかったのですが、施術とセルフケアを試していただいたことで、痛みが解消されました。
嬉しい口コミをいただきましたので、掲載させていただきます↓
今回はのブログで詳しく解説していきますので、お悩みの方も一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①前かがみで痛くなる腰痛の原因
②腰に負担がかからない身体の使い方
③前かがみがスムーズになる簡単ストレッチ
それでは、話を進めますね。
①前かがみで痛くなる腰痛の原因
前かがみになると腰が痛い…
例えば、床にある物を拾うときや、朝起き上がるときなど、日常生活で腰に負担がかかる動作も多いと思います。
では、なぜこのように腰が痛くなってしまうのか。
それは、身体の後ろ側にある筋肉が硬くなっているから
ということが考えられます。
どういうことかと言うと、前かがみになるときには、背中、腰、太ももの後ろ側、ふくらはぎなどが伸びることによって、スムーズに身体を前に倒すことができます。
しかし、筋肉が硬くなっているとどうでしょうか。
筋肉が硬く伸びなくなっていると、脳が「これ以上伸びないよ!」と、危険信号を出します。
その危険信号というのが、痛みということです。
そして、この身体の後ろ側にある筋肉の中で、最も腰痛に関係するのが太ももの後ろ側の筋肉ということになります。
実は、身体の筋肉量を上半身と下半身に分けたときに、上半身は30%、下半身は70%あると言われています。
筋肉量で見ると、下半身からの影響を受けやすいということになります。
しかし、「太ももの後ろ側の筋肉が硬くなって痛くなるのはわかったけど、なんで腰が痛くなるの!?」と思いますよね。
それは、腰の筋肉が引っ張られているということもあるのですが、背骨には痛みを感じる神経が多く存在するからです。
ですので、肩こりや腰痛で悩んでいる方は多いですよね。
筋肉が硬くなっているところと、痛くなっているところは必ずしも一致するわけではありません。
そして、痛みのある状態が長く続いてしまっていると、脳が今の状態を正常だと認識するようになってしまうため、時間がたつと痛みが引きにくくなってしまいます。
そうなってしまわないために、まずは、日常生活で腰に負担がかからない方法をお伝えしますので、実践してみてください。
②腰に負担がかからない身体の使い方
前かがみになるときは、身体の後ろ側の筋肉がスムーズに伸びなくてはいけないというお話をしました。
特に、筋肉量の多い太ももの裏側の筋肉は柔らかくしておく必要があります。
ですが、まずは今ある痛みをどうにかしたいと思いますよね。
こういったときは、太ももの裏側の筋肉に負担をかけないようにできれば、腰の負担を減らすことができます。
したがって、床にある物を拾うときなどは、膝を曲げて、腰をまっすぐにしながらしゃがむという方法が効果的です。
このような姿勢になってみると分かるのですが、太ももの後ろ側の筋肉が伸びる必要がありませんよね。
さらに、腰においても前にかがまなくて済みます。
この方法を日常生活に取り入れて、太ももの後ろ側の筋肉を緩めることで、腰痛を早くに解消することができます。
それでは、ストレッチでしっかり緩めていきましょう。
③前かがみがスムーズになる簡単ストレッチ
それでは、太ももの後ろ側の筋肉を緩めるストレッチ方法です。
太ももの後ろ側の筋肉は、1つの筋肉で作られているわけではなく、内側や外側と分かれて存在します。
さらに、1つ1つ長さのある筋肉なので、伸ばすポイントを変えていく必要があります。
こちらの方法をお伝えしますね。
ストレッチは動画で詳しく解説しています。動画を見ながら試してみてください。
↓(ストレッチは動画の3分11秒〜)
こちらのストレッチは息を止めないように注意してくださいね。
1日2回。朝と晩の1回ずつ行っていただきたいのですが、晩はお風呂上がりにしていただくと、身体が温まっているので、筋肉が伸びやすくなります。
ぜひ続けてみてください。
まとめ
前かがみになる腰痛の原因は、身体の後ろ側にある筋肉が伸びないことで起こるということでした。
特に、筋肉量の多い太ももの後ろ側の筋肉を伸ばすことが大切でしたね。
太ももや腰に負担がかからない日常生活の動作とストレッチ方法を解説しました。
これらの対策を続けても、腰痛がなかなか解消されない場合は、他にも腰を引っ張ってしまうほどの身体の歪みがある可能性があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師