PPPDの治療について

PPPDのめまいでお困りの方へ

こんなお悩みは、ありませんか?

 

☑︎ ふわふわ、ゆらゆらとした揺れが、毎日のように続いている…

☑︎ スーパーの陳列棚や人混みの中で、めまいが強くなる…

☑︎ 座っている時よりも、立っている時・歩いている時がつらい…

☑︎ 病院で「PPPD」と言われたけれど、お薬を飲んでもスッキリしない…

☑︎ 検査では「異常なし」なのに、つらさだけが続いている…

 

こういっためまいのお悩み、本当につらいですよね。

 

いつ揺れるか分からない不安から、外出や車の運転がこわくなってしまう方も、たくさんいらっしゃいます。

このページでは、PPPDとはどういうめまいなのか、当院が考えるその原因、そして整体でどんなアプローチができるのかを、できるだけやさしく解説していきます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

 

めまい全体については めまいの治療について をご覧ください。

 

なぜ、当院にPPPDの方が多く来られるのか

当院には、PPPDと診断された方や、「PPPDかもしれない」と調べて来られた方が、大阪府外からも多く来られます。

その多くの方が、口をそろえておっしゃるのが、「病院で検査をしても、“異常なし”と言われてしまった」ということなんです。

 

ここで、ひとつお伝えしておきたいことがあります。

病院の検査は、脳や耳に“壊れているところ”がないかを調べるための、とても大切な検査です。

まず最初に受けていただくべきものであることは、間違いありません。

 

ただ、検査で見ているのは「壊れているかどうか」であって、「うまく働けているかどうか」ではないんですね。

つまり「異常なし」というのは、「何も問題がない」という意味ではなく、検査で見つけられる範囲には問題がなかった、ということなんです。

 

だからこそ当院では、耳や脳だけに目を向けるのではなく、お身体全体のバランスや自律神経、そして足元の歪みまで含めて原因をさがすことを大切にしています。

 

PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)とは

PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)は、ふわふわ、ゆらゆらとした不安定な感じが続くめまいです。

グルグルと回るめまいとは違い、「地面が揺れている」「船の上に立っているみたい」「雲の上を歩いている感じ」と表現される方が多くいらっしゃいます。

 

3ヶ月以上続く慢性的なめまいのうち、かなりの割合を占めると言われています。

また、2017年に提唱された比較的新しい概念で、いまだに分かっていないことも多いのが現状です。

 

そして、PPPDには診断を確定させる検査がありません。

めまいがどのくらい続いているか、どんな場面で強くなるかなどをお聞きして判断していくことになります。

ですので、まずは病院で医師の診断を受けていただくことが大切です。

 

PPPDのめまいが強くなりやすい場面

PPPDには、症状が強くなりやすい場面があります。

大きく分けると、次の2つです。

 

目にたくさんの情報が入る場面

  • スーパーやドラッグストアの陳列棚を眺めている時
  • 人混みの中を歩いている時
  • パソコンやスマホの画面を見ている時
  • 車の運転中、とくに信号で止まる時

目の焦点がコロコロと変わる場面ほど、つらくなりやすいんですね。

 

姿勢が変わる場面・立っている場面

  • イスから急に立ち上がった時
  • 歩き始めの一歩
  • 階段の昇り降り
  • 立ち止まって何かを見ている時

「じっと座っている時より、立っている時のほうがしんどい」という方は、とても多くいらっしゃいます。

 

回るめまいとの違い

ぐるぐる回る回転性のめまいと、ふわふわ続くめまいとでは、向き合い方がずいぶん違ってきます。

たとえるなら、陸上の短距離走とマラソンくらいの違いがあるんですね。

 

回転性のめまいは、症状が激しい代わりに、比較的早く落ち着いていくことが多いものです。

一方で、ふわふわしためまいは、強さこそ穏やかでも、じっくりお時間をかけて向き合っていくことが多くなります。

ここは正直にお伝えしておきたいところです。

 

こんなめまいは、すぐに病院へ

まず、大切なお願いです。

めまいに加えて、次のような症状がある場合は、今回お話しする整体の対象ではありません。

  • 手足のしびれ、力が入らない
  • 経験したことのない激しい頭痛
  • ろれつが回りにくい、言葉が出にくい
  • ものが二重に見える
  • 意識が遠のく感じがある

これらは、脳の病気が隠れているサインのことがあります。

その場合は、すぐに救急外来か脳神経外科を受診してくださいね。

 

PPPDのめまいが起きる原因

ここからが、このページで一番お伝えしたいところです。

当院でPPPDの方を診させていただいて感じるのは、原因は1つではないということなんです。

いくつかの要素が重なった時に、症状として出てくる場合が少なくありません。

順番にお話ししていきますね。

 

原因① 身体のバランスを支える“3つのセンサー”

私たちが真っ直ぐ立っていられるのは、3つのセンサーが働いてくれているからです。

  • 耳(内耳)…頭の傾きや動きを感じ取る
  • 目(視覚)…景色から自分の位置を判断する
  • 足裏(体性感覚)…地面との位置関係を感じ取る

この3つの情報が脳に集まって、「今、自分はここにいる」と分かるようになっています。

 

イメージとしては、カメラの三脚です。

三脚は、足が3本そろっているから安定して立ちますよね。

ここが大事なところなのですが、1つのセンサーが弱っても、残りの2つがカバーしてくれます。

だから、多少の不調ではめまいは起きにくいんですね。

 

ところが、2つ以上が同時に弱ってしまうと、脳が自分の身体の位置を正しく判断できなくなります。

この状態が、ふわふわしためまいとして出てくる場合があります。

実際に当院でも、耳のセンサーが弱っていたところに足元のセンサーの弱さが重なっていた、という方がいらっしゃいました。

 

原因② 足元の歪み ― お身体の“土台”

意外に思われるかもしれませんが、PPPDには“足元”が深く関わっています。

足は、お身体の土台です。

建物の基礎が傾いていたら、上の階がどんなにしっかりしていても揺れてしまいますよね。

 

ピサの斜塔をご存じでしょうか。

かなり傾いて見えますが、実は数度ほどしか傾いていないと言われています。

地盤がわずかに斜めなだけで、上にいくほど傾きが大きく見えるんですね。

お身体も同じで、足首のわずかな不安定さが、上半身では大きな傾きになっていることがあります。

 

そして、傾いたお身体をまっすぐに保とうとして、脳はずっと補正を続けることになります。

その補正を担当しているのが小脳というところで、カメラの手ブレを防ぐ「ジンバル」と同じ働きをしてくれています。

ところが、傾きが大きいほど補正し続けなければならず、脳が疲れきってしまうんです。

つまり

参考

足元の歪み

お身体が傾く

脳がずっと補正を続ける

脳が疲れてしまう

ふわふわしためまい

という連鎖で、症状が出ている場合が少なくありません。

だからこそ、首だけをほぐすのではなく、お身体全体の歪みから調整していく必要があるんですね。

 

ちなみに、こんな見分け方もあります。

座っている時は、主に骨盤から背骨で身体を支えています。

立っている時は、そこに下半身の支えが加わります。

 

ですので、立っている時のほうがめまいを感じる方は、骨盤より下、つまり下半身に歪みがある場合が少なくありません。

反対に、座っている時にふらつく方は、上半身側に原因があることが多いんです。

「どんな場面でつらくなるか」は、原因を探るとても大きな手がかりになります。

 

原因③ 目に頼りすぎている状態

3つのセンサーのうち、耳と足裏が弱ってくると、脳は残った目に頼るようになります。

 

ここで、ちょっと試していただきたいことがあります。

ボールペンの先を1点見つめたまま、頭だけを左右にゆっくり振ってみてください。

見つめ続けられますよね。

これは、頭の動きに合わせて脳が眼球の動きを自動で微調整してくれているからです。

車のハンドルを、自動で細かく調整してくれているようなイメージですね。

 

ところが、この調整がうまく働かなくなると、目に余計な力が入るようになります。

すると、目に栄養を届けようとして頭のほうに血液が集まり、のぼせたような状態になります。

長くお風呂に浸かってのぼせた時、クラクラしますよね。

あの感覚に近い状態が起きているんです。

参考

脳の調整がうまく働かない

目に余計な力が入る

頭にのぼせが起きる

クラクラ・ふわふわ

陳列棚やスマホの画面でつらくなりやすいのは、こうした背景がある場合も少なくありません。

 

原因④ 首の緊張と、ストレスとのつながり

「PPPDはストレスが原因ですよ」と言われた、という方は多くいらっしゃいます。

たしかに、ストレスや不安と自律神経は、とても深くつながっています。

 

ただ、当院で診ていくと、「ストレスのせい」だけではなく、心のケアだけではどうにもならないお身体の歪みが隠れている場合も少なくありません。

ここで関わってくるのが、迷走神経という神経です。

脳から首を通って、内臓の働きや心拍数を調整してくれている神経なんですね。

 

動物にたとえると分かりやすいかもしれません。

シマウマがライオンに追われて、もう逃げられないという時、身体が凍りついたようになって呼吸や心拍がゆっくりになります。

これは、少しでも生き延びる確率を上げるための、生き物に備わった反応だと言われています。

 

人間にも同じ仕組みがあって、強いストレスがかかった時、この反応がお身体に残ってしまうことがあります。

その結果、首まわりがガチガチに硬くなり、脳へ向かう血の巡りが悪くなって、めまいにつながる場合があるんです。

ですので当院では、お気持ちの面だけで片づけるのではなく、首や全身の緊張そのものをゆるめていきます。

 

原因⑤ 脳脊髄液の巡り(※私的な見解です)

最後に、ひとつだけ、私の見解としてお話しさせてください。

脳脊髄液という、脳と脊髄のまわりを満たしている液体があります。

一般的に耳にすることも少ない言葉ですし、めまいとの関係について明確な根拠があるわけではありません。

ですので、あくまでも私的な見解としてお読みいただけますと幸いです。

 

脳脊髄液は、豆腐のパックの中の水のようなものです。

パックの中で水が豆腐を衝撃から守っていますよね。

あれと同じで、脳を衝撃から守りながら、栄養を届け、老廃物を流してくれています。

この巡りが滞ると、脳の中の圧力がわずかに変動して、バランスを司る部分に影響する場合があると考えています。

 

高層ビルのエレベーターを思い浮かべてみてください。

スムーズに動いていれば、ビルの中の移動は快適です。

でも、不安定に揺れるエレベーターだと、乗っている人は不快感やバランスの崩れを感じてしまいますよね。

施術によって回復に向かっていかれる患者さんを診ていると、ここも関係がないとは言えない、というのが正直な実感です。

 

PPPDの治療に、“整体”という選択

ここまでお話ししてきたように、PPPDは「耳」「目」「足元」「首」「自律神経」など、いくつもの要素が重なって起きています。

当院の施術は、その名の通り、お身体全身の歪みを診て調整していく整体です。

 

施術は、そっと手を触れる程度のやさしい刺激で行います。

ボキボキと鳴らすことはありませんので、痛みが心配な方や、めまいがあって怖い方でも受けていただけます。

また、病院に通いながら、お薬を飲みながらでも受けていただけます。

 

当院がPPPDに対して整えていくのは、主に次のようなポイントです。

治療の内容

☑︎ 足元から全身のバランス・重心を整える

☑︎ 背骨の歪みを調整して、自律神経がはたらきやすい状態にする

☑︎ 首や頭のまわりをゆるめ、頭の中の血の巡りをうながす

☑︎ 頭の位置を感じ取るセンサーを整え、脳の負担を軽くする

もうひとつ、当院で大切にしているのが、脳を支えている膜の調整です。

耳の巡りだけを良くしても、情報を受け取る脳の側にゆがみが残っていると、めまいが変わりにくいことがあるんですね。

 

布団のシーツも、シワを伸ばさないと捩れたままになりますよね。

あれと同じで、膜をピンと張った状態に戻してあげることで、脳のはたらきを助けていきます。

ここは外側から繊細に触れて見極めていく必要があるため、時間をかけて取り組んでいるところです。

 

最後に、正直なところもお伝えしておきますね。

これまで数多くのめまいの患者さんを診させていただきましたが、回復の早い方もいれば、少しずつ変化していかれる方もいらっしゃいました。

良くなっていく途中で、波があることも珍しくありません。

それほど、めまいと向き合うのは簡単ではないというのが実感です。

ただ、当院では病院と併用しながら、さまざまな角度から回復に努めてまいります。

 

PPPD治療の流れ

当院では、次のような流れで進めていきます。

 

問診

いつ・どんな場面でめまいが強くなるのか、これまでの経過やお悩みを、じっくりお聞かせください。

この“お話”の中に、原因のヒントがたくさん隠れています。

 

検査

めまいの原因が、どこからきているのかを検査していきます。

原因は本当にさまざまですので、細かいところまで、ていねいに診させてください。

 

眼球運動の検査

目の動きが左右で正しく働いているか、そしてその動きによって姿勢がどう変わるのかを検査します。

 

姿勢によるめまいの変化

どのような姿勢でめまいが起きやすいのかを確認します。

また、姿勢が変わるその瞬間に、お身体がどう反応しているのかも診ていきます。

 

身体の歪みの検査

お身体の重心がどちらに傾いているのかを確認します。

そして、その歪みが脳や神経にどのような影響を与えているのかも診ていきます。

 

治療

検査で見つかった歪みに対して、そっと触れる程度のやさしい刺激で調整していきます。

 

治療後のアドバイス

足裏をほぐす方法や、靴の履き方、ゆっくり吐く呼吸など、ご自宅でできることをその方の状態に合わせてお伝えします。

なお、セルフケアでめまいが強くなる場合は、中断して安静にしてくださいね。

 

治療計画

今後どのくらいのペースで、どう進めていくのがよいかを、一緒に相談しながら決めていきます。

 

PPPDが改善された患者様の声

実際にPPPDのめまいでお悩みだった方から、Googleに口コミをいただいています。

 

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よくある質問

PPPDについて

 

施術・通院について

 

お問い合わせ、ご予約はこちらから

PPPDは、原因が分かりにくく、一人で抱え込んでしまいやすい症状です。

でも、お身体全体を整えていくことで、少しずつ変化を感じられる方も、たくさんいらっしゃいます。

一緒に、揺れの不安がない毎日を取り戻していきませんか?

 

現在、たくさんのめまいの患者さんが来院されており、お一人おひとりとじっくり向き合うために、新規の患者さんは1日2名までとさせていただいております。

お早めにご予約をいただけますと幸いです。

 

監修:樋口亮太/柔道整復師