立ちっぱなしで腰が痛くなる..
こういった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
実は立ちっぱなしで仕事をされている方は腰のヘルニアになりやすいのですが、今回はそんな痛みを解消するためのブログとなっております。
是非最後まで読んでみてください。
皆さんこんにちは。
最近は季節の変わり目だからか〝ぎっくり腰〟になる方も多くなってきました。
そんな中、美容師の方が腰痛に悩まれていることが多く、病院に行くと「これはヘルニアですね」と言われることも..
ヘルニアと聞くと治ることがない腰の大きな病気と思われる方も多いのではないでしょうか。
このブログではヘルニアについての解説と痛みを緩和するためのエクササイズを紹介しております。
話の構成は
①腰のヘルニアってなに
②なぜ美容師は腰のヘルニアになりやすいのか
③腰のヘルニア解消エクササイズ
です。それでは話を進めましょう。
①腰のヘルニアってなに
腰のヘルニアの正式名称は腰椎椎間板ヘルニアと呼ばれています。
背骨と背骨の間にはクッションの役割がある椎間板というものが存在します。
このクッションが外側に飛び出し、神経に触れることによって痛みがでているものをヘルニアと呼びます。
どういった症状があるかと言いますと
腰、おしりの痛み
足の痛みとしびれ
筋力低下
歩行困難
などがあります。
さらにヘルニアの中でも背骨のクッションが飛びでる方向によって症状も変わります。
ではどうしてこういった身体の状態になってくるのでしょうか。
②なぜ美容師は腰のヘルニアになりやすいのか
当院の患者さんでもヘルニアを持っている方がおられます。
その方たちの多くが立ち仕事でした。
職業別の腰痛発生率のデータを見ていたところ、美容師の他に
・介護士
・看護師
・保育士
・調理師
などの方が腰を痛めやすいということが分かっています。
美容師の方は、普段立っている姿勢で腰が反っている状態ですよね。
姿勢が反ってしまっている状態に関わらず、シャンプーなど前かがみの姿勢になることによって腰への負担が高くなっていることが考えられます。
他の動物でも言えることなのですが、犬のミニチュアダックスフンドはヘルニアになりやすいと言われています。
これは胴の部分が長いため、自然と腰が反ってしまっているためです。
犬の治療を行うこともあるのですが、ミニチュアダックスフンドを治療している時は気持ち良いからなのかリラックスして施術を受けてくれます。
犬も人間も同じなんですね。
普段腰が反ってしまっている姿勢を整えることで腰への負担を少なくすることができます。
次に反り腰を改善するためのエクササイズを紹介しますね。
③腰のヘルニア解消エクササイズ
腰が反ってしまう原因として
・足指が動いておらず、扁平足になっている
・お腹の筋肉や内臓の動きが硬くなっている
という2つのパターンが考えられます。
まず1つ目
足指が動いておらず、扁平足になっている
足指がしっかり動いていないと、人間はかかとに重心を乗せようとします。
それによって腰が反るのですが、靴のかかとが擦り減りやすいという方は要注意です。
改善するためにオススメするのは五本指ソックスの使用です。
日常から足指を動かすためにも、こういった足指を動かしやすくする環境を作ってあげることが大切です。
さらに足指を鍛えるトレーニングとしてオススメなのが
フロッグハンド(カエルチューブ)
このようにチューブを足指に引っ掛けて足指でグ―をするように力を入れます。
次に足指をパーにして完全に脱力します。
これを交互に1分間行うようにしましょう。毎日続けていると足指が曲がりやすくなります。
こちらのチューブは当院でも販売しているので、ご用命の方はお申し出ください。
続いて
お腹の筋肉や内臓の動きが硬くなっている
食生活を見直すことを前提として、ストレッチする方法を紹介します。
鍵となるのは腸腰筋という腰から股関節にかけて伸びている筋肉です。
このストレッチ方法です☟
他にも動画でストレッチを解説しておりますので参考にしてみて下さい☟
ストレッチする際は
息をとめない
無理に伸ばさない
ということを注意しながら行ってください。
他にも、安静にしてはいけない理由を解説しています。
こちらも参考にしてください↓
これらを試しても腰の状態が良くならないのであれば身体の歪みが原因となって回復が追いついていない可能性があります。
その際は当院LINEから☟
「腰が痛くて困っている」とご連絡ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師