歩くと腰が痛い…
長い腰痛を何とかしたい…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログでは腰痛に効果的な正しい歩き方を解説します。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
ここ最近は寒暖差の影響からか、腰痛を訴える方が増えました。
その中の1人の患者さんからは「長時間歩いていると腰が痛くなる…」ということを教えてくれました。
今回お伝えする内容の正しい歩き方を実践したところ、腰痛がなくなったと喜んでいました。
ぜひ皆さんにも試していただきたいと思い、ブログを書いています。
腰痛でお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
話の内容はこちら
①歩く時に腰が痛くなる理由
②腰痛解消!正しい歩き方とは
③歩くのがスムーズになる足指のストレッチ方法
それでは話を進めましょう。
①歩く時に腰が痛くなる理由
それでは歩く時に腰が痛くなる理由について解説します。
歩く時に腰が痛いのは、つらいことですよね。
しかし大丈夫ですよ。今回の方法を試して一緒に腰痛を解消していきましょう。
まずは腰が痛くなりやすい姿勢から解説します。
注目するのは足の重心です。
本来は、かかとから足の親指にかけて重心移動をしていかなければいけません。
土の上を歩くことが多かった時代では、足指で地面をつかみ、蹴り上げるように歩いていました。
しかし、現代では舗装された道路を歩くことが増えましたよね。
足指で地面をつかめなくなってしまいました。
そうすることで重心を前に移動させる必要がなくなり、かかとに重心が乗るようになってしまったんです。
かかとを打ちつけるような歩き方です。
それが腰痛のきっかけだったんです。
かかとを打ちつける歩き方で腰痛が起こりやすい理由が2つあります。
1つ目は重心が後ろに傾くからです。
重心が後ろに傾いたままだと、後ろに転けてしまう可能性がありますよね。
こういったことを防ぐために、お腹を前に突き出すようになります。
ここで腰の部分に注目してください。
腰が圧迫されていますよね。腰の筋肉も縮まってしまいます。
2つ目はクッションのない部分を使うからです。
足の裏の図をみてください。
こちらの画像は足の裏(底側)から見ています。
かかとの部分は筋肉が少なく、白く見えていると思います。
この白く見えている部分が骨です。
それに対して足の中央は、筋肉である赤色の部分が集中していることが分かりますよね。
骨と筋肉を比べた時には
骨=硬い
筋肉=柔らかい
のですが、高いところからジャンプした時に、硬い地面に落ちた時とマットなどのクッションがあるところに落ちた時、どちらの方が負担が少ないでしょうか。
後者のクッションのある部分の方が負担は少ないですよね。
クッションの少ないかかとを打ちつけて歩くようになると、地面からの衝撃が膝や股関節、腰まで負担がかかることになります。
ですので、重心移動をスムーズにする必要があるんですね。
それでは、正しい歩き方を解説します。
②腰痛解消!正しい歩き方とは
正しく歩く時に大切なポイントがあります。
それは歩く時の音です。
先ほど、クッション性の少ないかかとを打ちつけて歩くと、他の部位に負担がかかるという話をしました。
例えば、フローリングを歩く時が分かりやすいです。
かかとを打ちつけるようにして歩くと、歩く時の音が大きくなる傾向にあります。
理由はかかとには筋肉が少なく、硬い骨を床に打ちつけるからです。
逆に音が小さい場合は、クッション性の高い足裏や足指を使えていると言えます。
こう聞くと「正しい歩き方って難しそう…」そう思いますよね。
しかし、これが簡単なんです。
実は
音を大きく出さないように静かに歩く
これを意識するだけです。
音を小さくしようと思えば足裏や足指を自然と使わなければいけなくなります。
忍者を想像してください。
「抜き足…差し足…忍び足…」
静かに歩くために、かかとをつけないようにしていますよね。
ここまでとは言いませんが、かかとから地面につけたら、転がるように、ゆりかごのように歩く。
そうすると静かに歩くことができるようになります。
是非こちらを試してみてくださいね。
続いて、歩くのがスムーズになる足指のストレッチ方法を解説します。
③歩くのがスムーズになる足指のストレッチ方法
腰に負担をかけないように歩くためには、かかとから足裏、足指に重心移動させる必要がありましたよね。
足裏が柔らかい状態で、足指が動かしやすいと、体重を乗せやすくなりますので、ここはしっかり動かす必要があります。
足裏と足指のストレッチ方法は動画で詳しく解説しますね。
↓(ストレッチは動画の3分52秒〜)
ストレッチは1日2回行ってください。
注意するのは無理に伸ばさないことです。
これらを毎日継続して行うことで、正しい歩き方ができるようになります。
歩き方が変われば、腰痛が自然と解消されますので、ぜひ実践してみてくださいね。
まとめ
今回のまとめです。
歩く時に腰が痛くなるのは、かかとに重心が乗っているからということでした。
かかとに体重がかかり過ぎないようにするためには、重心を移動し、静かに歩くことが大切でしたね。
さらに、足裏・足指のストレッチを行うことで重心移動がスムーズになります。
これらの対策を続けても腰痛が解消されない場合は、他に原因となる歪みがある可能性があります。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師