子供が腰痛で苦しんでいる…
このような悩みをお子さんから聞いていませんか?
今回のブログをご覧になり、セルフケアを実践することで、お子さんの腰痛を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
私は学生時代に腰痛で悩んでいました。
授業中は常に腰が痛い状態で、勉強にあまり集中できないほど痛かった記憶があります。
だからこそ、今から未来ある子供たちには腰痛で悩んでほしくないという気持ちがあります。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんのお子さんから「授業中に腰が痛くなる」と相談を受けました。
詳しく聞いてみると、授業の途中くらいから腰が痛くなってくるそうです。
検査してみると腰が大きく反っている反り腰になっていました。
治療してセルフケアをアドバイスすることによって腰痛が解消していきました。
ぜひ今回の方法を試してみてください。
話の内容はこちら
①子供の腰痛が急増している理由
②反り腰のチェック方法
③反り腰を解消するストレッチ
それでは話を進めましょう。
①子供の腰痛が急増している理由
反り腰になるお子さんが増えています。
反り腰について説明しますね。
背骨は緩やかにS字にカーブしています。腰も少し曲がっている状態が正常です。
理由は体重による負荷を分散するためです。
重たい頭を支えるために一直線の背骨だと圧迫する力が働いてしまいますよね。しかし、反り腰というのは、このS字のカーブが必要以上に曲がっている状態のことです。
ジェンガを想像してください。
終盤になってくるとバランスが悪くなり、転倒しそうになりますよね。腰も曲がりすぎてバランスが悪くなることで痛みがでやすくなります。
この場合、正しい姿勢にすることで腰痛を解消することができます。
それではお子さんが反り腰かどうかチェックしていきましょう。
②反り腰のチェック方法
壁に背を向けてまっすぐ立ってください。
このときに
頭
お尻
かかと
を壁につけて立ちましょう。そして、お子さんの手のひらを広げて腰に差し込んでください。
このときに、手のひら1本分がスムーズに入れば正常です。しかし、両方の手のひらまで入ってしまうようであれば、反り腰の可能性があります。
反対に、手のひらが入らないようであれば、背骨がまっすぐになってしまっているストレート腰の可能性があります。
反り腰の原因となるのがお尻の筋肉と太ももの前側の筋肉です。
お尻の筋肉が硬くなることで股関節に負担がかかります。
そして、股関節に負担がかかることによって、太ももの前側に力が入るんですね。
綱引きを想像してください。力が強い方に綱は引っ張られますよね。
人間の身体も同じです。太ももの前側の筋肉が硬くなることで、引っ張られるように反り腰になってしまいます。
ですので、反り腰を解消するために
お尻の筋肉を緩める
太ももの前側を緩める
ということが必要になります。それではストレッチをしていきましょう。
③反り腰を解消するストレッチ
反り腰を解消するストレッチ方法です。ストレッチではイスとマット(もしくは布団の上)を使って行いますので、ご用意ください。
動画で詳しく解説しています。参考にしてみてください。
↓(ストレッチは動画の2分40秒〜)
ストレッチは血液の流れが良くなっている、お風呂上がりに行うことが効果的です。
是非お試しください。
まとめ
子供が腰痛になってしまう原因の1つに反り腰があります。反り腰のチェック方法とストレッチ方法を解説しました。
これらの対策を続けてもお子さんの腰痛が解消されない場合は、腰とは別の場所に身体のゆがみがある可能性があります。
もし高槻市など近隣の方でお悩みの方はLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師