立ち上がる時に腰が伸びない…
腰を伸ばそうとすると痛い…
こういった悩みはありませんか?
今回のブログを読んでいただくと
・腰が伸ばしやすくなる
・身体が動かしやすくなる
・腰痛になりにくい身体の使い方がわかる
こういったメリットがあります。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
最近ギックリ腰になる患者さんが増えてきました。
中でも
「腰が伸びない」
「腰を伸ばすと痛い」
という方がとても増えました。
今回はこのように腰が伸びない方におすすめのセルフケア方法をお伝えします。
話の内容はこちら
①腰痛で腰が伸びない時の対処法
②立ち上がる時にピキッとした痛みが出ないようにする方法
③腰が痛いときに行う簡単セルフケア
それでは話を進めましょう。
①腰痛で腰が伸びない時の対処法
腰痛で腰が伸びないのはつらいですよね。
家事に仕事、腰を伸ばすような動作は意外と多いものです。
ではなぜ腰が伸びにくくなるのでしょうか。
腰が伸びにくいということは股関節の前側の筋肉が硬くなっていることが考えられます。
股関節の前側の筋肉はお腹の周りから股関節まで伸びています。
この筋肉を大腰筋(だいようきん)と言います。
腰を伸ばそうとしたときには、この大腰筋が同時に伸びなければいけません。
大腰筋が硬くなり、伸びにくくなることで痛みがでてしまうんですね。
例えば古くなって硬くなったゴムは、伸ばすとちぎれてしまったりしますよね。
硬くなった筋肉の場合は、ちぎれてしまうと大変なことになってしまいます。
なので危険信号として痛みを出すんですね。
この大腰筋は股関節に繋がっていますので、股関節を大きく動かす運動をしてあげることで柔らかくすることができます。
股関節を動かす運動というのがウォーキングです。
腰痛が強くでている間は歩くだけで腰が痛くなってしまいます。
最初は歩幅を小さくして歩くようにしてみてください。
徐々に痛みがなくなってくるようになれば、歩幅を大きくしていきましょう。
そうすることで腰痛を早くに解消することができます。
②立ち上がる時にピキッとした痛みが出ないようにする方法
それでもピキッとした痛みはあまり出てほしくないですよね。
特に座っている状態から立ち上がるときは注意したいものです。
立ち上がるときに痛みが出ないようにするポイントは“下半身(足)を使って立ち上がるようにすること”です。
例えば、前のめりになって立ち上がると、腰にピキッとした痛みが走りやすくなります。
腰をまっすぐ伸ばしたまま立ち上がることで腰の筋肉をあまり使わないように動作をすることができます。
そうすることでピキッとした痛みを回避することができるんですね。
例えば、地面に置いているものを持ち上げるときも同じです。
スクワットのように腰をまっすぐ伸ばしたまま膝を曲げて荷物を拾い、足の力を使って立ち上がるようにしてみてください。
これで腰の筋肉をあまり使わないようにすることができますよね。
③腰が痛いときに行う簡単セルフケア
それでは股関節につながる腰の筋肉“大腰筋”を柔らかくするセルフケアをお伝えします。
こちらのセルフケアは動画で詳しく解説しています
↓(セルフケアは動画の2分35秒〜)
こちらを朝昼晩の1日3回行ってみてください。
このときにポイントが2つあります。
・強く押しすぎないように気持ちいい程度に押す
・息を止めないで深呼吸しながら行う
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
立ち上がるときに腰痛がでるのは股関節につながる筋肉が硬くなっていることが考えられるということでした。
痛みがでないように立ち上がるには、上半身を動かさないで、足の力を使って立ち上がるのがポイントでしたね。
さらに
・ウォーキング
・大腰筋のセルフケア
を行うことで痛みを早く解消することができます。
これらの対策を続けても立ち上がる時の腰痛が1週間以上解消されない場合は、他に原因となっている内臓の硬さなどの歪みが関係していることが考えられます。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師