階段をのぼると息切れする…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログを読むことで呼吸を楽にすることが出来るようになります。
是非最後までご覧ください。
こんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「階段をのぼる時に息切れがするんです」というお悩みを聞きました。
こちらの患者さんは、普段から運動を習慣化しているにも関わらず、息切れが治らないようでした。
対策やストレッチを伝えて施術を重ねると、息切れが解消するようになりましたので、同じように悩んでいる方が参考になりましたら幸いです。
話の内容はこちら
①運動を習慣にしているのに息切れしてしまう原因とは
②階段をのぼるときに呼吸を楽にする方法
③イスに座りながら呼吸が楽になるストレッチ方法
それでは話を進めますね。
①運動を習慣にしているのに息切れしてしまう原因とは
運動をしていて心肺機能が高くなっているのに、息切れをしてしまうのは不思議ですよね。
これには内科的な疾患である心臓の疾患や肺などの呼吸器系などの問題も関係することがあります。
さらに、精神的なものまで影響することがあります。
疾患が息切れの裏に隠されている可能性もあり、中には命に関わるものもありますので、まずは医療機関の受診をオススメします。
まずはご自身の状態をチェックする項目から確認していきましょう。
日本呼吸器学会によりますと、健康な人でも運動をすれば息切れを感じるとした上で、評価する項目がまとめられています。
引用:日本呼吸器学会(https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=56)
こちらの画像をご覧ください↓
こちらの基準でグレード2以上のものは病的である可能性が高いと言われています。
グレード2ということは平坦な道で歩いていても息切れがする場合です。
今回は内科的な疾患がないと分かった上で話を進めていきます。
階段をのぼる時に息切れしてしまう原因は姿勢です。
呼吸というのは胸にある肺で行われています。
肺が空気の出し入れをしているんですね。
しかし猫背になり、肺などを圧迫すると、呼吸をスムーズに行うことができなくなります。
ほら、しわくちゃの浮き輪に空気を入れる時はしんどくないですか?
まずは伸ばして空気を送り込みやすいようにしますよね。
あれと同じで、肺にも空気が入りやすいようにする必要があるんですね。
②階段をのぼるときに呼吸を楽にする方法
では、どのようにしたら楽に階段をのぼることが出来るようになるかお話しします。
階段をのぼる時に身体が前に傾き、丸まっていませんか?
このような姿勢になっていると、先ほど話したように呼吸をスムーズに行えなくなります。
なので、身体をまっすぐ伸ばした状態で階段をのぼるようにしてみてください。
このような姿勢をとることで呼吸が楽になります。
ポイントは自分のみぞおちを前に突き出すこと
こちらを意識してみてください。
それでも呼吸が楽にならないのであれば、肺の周りにある筋肉が硬くなっていて、肺の動きを制限している可能性があります。
こういった場合に効果的なストレッチを紹介します。
③イスに座りながら呼吸が楽になるストレッチ方法
肺の周りの筋肉は1つの筋肉でできていません。
複数の筋肉が重なって肺を覆っているんですね。
今回は1つ1つの筋肉を狙った方法ではなく、肺周り全体の筋肉を緩めるストレッチ方法です。
ここからは動画で詳しく解説していきます。
↓(ストレッチは動画の2分42秒〜)
意識するポイントは
・ゆっくりと呼吸をしながら行う
・気持ちいいところまで伸ばす
です。こちらはデスクワークなどの隙間時間に行うのも効果的です。
是非お試しください。
まとめ
階段をのぼる時に息切れしてしまう場合、まずは内科的な疾患がないか確かめるために医療機関を受診してみてください。
特に平坦な道を歩いているときに息切れする場合は、今回の対策やストレッチをしても効果がでない可能性があります。
内科的な疾患がなかった上で息切れする場合は
・階段をのぼる時の姿勢
・イスを使ったストレッチ
を試してみてください。
これらの対策を続けても息切れが解消されない場合は、他に原因となる身体の歪みがある可能性があります。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師