夕方くらいから手が痺れる…
低血糖症の症状を何とかしたい…
糖分を摂ると症状がマシになるのは何故?
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、低血糖症による手の痺れの原因と対処法を知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「仕事をしていて、夕方くらいから手が痺れ、息切れや動悸まで起こすんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「糖分を摂取すると症状は落ち着きます…」ということを教えていただきました。
ご自身でもネットで調べたそうですが、“低血糖症”の症状と同じだったとのこと。
病院であらゆる検査をしても、大きな異常はみられなかったそうです。
こういった症状が出ると、本当に体は大丈夫なのかと不安になりますよね。
体を詳細に調べてみると、関係しているであろう体のゆがみをから原因を見つけることができました。
そして今では回復され、喜びの声までいただけました。
では、どうして回復するまでに至ったのか。
対策やストレッチまでを分かりやすく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①低血糖症とは?40代男性に多い症状と原因
②夕方に手が痺れる理由とその解決方法
③内臓の動きが鍵! 職場でもできる簡単ストレッチ
それでは話を進めますね。
①低血糖症とは?40代男性に多い症状と原因
「普段から規則正しい生活をしているのに…」
今回の患者さんは、とても理想的な生活習慣をされていました。
ご飯は1日3食、睡眠時間は7時間程度、週末は運動もしているとのこと。
では、どうして今回のような症状が起きてしまったのでしょうか。
まずは低血糖症について説明しますね。
低血糖症は、車で言うところの“ガソリン不足”のようなものです。
ガソリンがないと車は走れないように、体も糖分をエネルギーにして動かしています。
受験勉強をしていたことを思い出してほしいのですが、勉強に何時間も集中して取り組むと、「糖分を補給しないと〜」ということがなかったですか?
単に体を動かすだけでなく、脳を機能させるためにも糖分は重要なんです。
私も、過度な糖質ダイエットをしていたときは、低血糖になって目の前が真っ暗になるような危険を伴ったことがあります。
あの当時は、かなり危険を感じて不安になったことを覚えています。
ですが、“低血糖症=糖分を摂取すれば良い”と考えるのは少し危険です。
中には、糖尿病や内臓の病気が隠れている場合もあるからです。
ですので、まずは病院での検査を優先していただきたいと考えています。
では、あらゆる検査をしても異常がみられなかった場合はどうなのか。
東洋医学的にみると、いくつかの体のゆがみが関係している場合があります。
対策も含めてお伝えしますね。
②夕方に手が痺れる理由とその解決方法
「夕方になると手が痺れるのはなぜ?」
このように、決まって夕方から症状が出るのには理由があります。
先ほどは、脳は糖分をエネルギーにして活動しているという話をしました。
例えば、仕事に集中して取り組むためにもエネルギーが必要です。
つまり、仕事の終盤になる夕方には、体内にあるエネルギーが枯渇することで症状が起きやすいのです。
また、“ストレス”も大きく関係します。
ストレスが溜まってイライラすると甘い食べ物が欲しくなるのはそのためですね。
今回の患者さんも、仕事で納期に迫られていて、ストレスがかかることが多かったとのこと。
これで症状が起きやすくなっていたものだと思われます。
ここで甘い食べ物を大量に摂るのは危険です。
血糖値が急激に上がると、体から血糖値を下げるホルモンが分泌されます。
すると、かえって血糖値が下がりすぎてしまうことがあるんです。
このことを血糖値スパイクと言います。
ですので、“ゆっくりと血糖値を上げる”ということが重要になります。
その対策としては、“腹八分目で食事の回数を増やすこと”です。
これは“ご飯をいっぱい食べる”ということではなく、“お腹いっぱいにならない程度に食事をして、エネルギーを補給する”ということです。
すると、この血糖値スパイクを防ぐことができます。
もしもの場合もあるので、スポーツドリンクを携帯しておくのも良いかもしれませんね。
また、このような血糖値のコントロールは、“内臓のゆがみ”が関係していることもあります。
「内臓ってゆがむの?」と思うかもしれませんが、内臓のまわりは膜というもので包まれていて、小さな動きがあります。
筋肉にも膜がついていて、“筋膜”と言われていますよね。
最近ではよく耳にすると思いますが、あれと同じようなものです。
この部分にゆがみがあると、動きが制限されてしまうんですね。
実は、血糖値のコントロールをしているのが、内臓の働きの一部です。
内臓の機能を正常にするためには、ゆがみによる制限をとってあげたり、血液の流れを良くしてあげることが重要なんです。
こちらを簡単にできるストレッチ方法がありますので、一緒に試してみましょう!
③内臓の動きが鍵! 職場でもできる簡単ストレッチ
ストレッチでは内臓の動きから血流を良くするということを目的に行います。
①脇腹のストレッチ
②横隔膜のマッサージ
③丹田呼吸法
動画では分かりやすい動きで解説しています。
職場でも簡単にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(ストレッチは動画の3分46秒〜)
こちらのストレッチは仕事の合間に取り組んでみてくださいね。
まとめ
低血糖症による手の痺れの解消方法について解説しました。
このような症状が起きるのは、いくつかの原因があります。
それが
脳が疲労を起こしていた
体がストレスを感じていた
内臓の動きが悪くなっていた
また、血糖値が下がることの対策としては、“腹八分目で食事回数を増やす”ということでしたね。
さらに、内臓の動きから血流を良くするストレッチも一緒に試しました。
これらの対策を続けても、低血糖症の症状がなかなか良くならない場合は、対策やストレッチだけでは対応できないほどの内臓のゆがみがある可能性があります。
その際は、当院の内臓のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師