腰痛で立ち仕事ができない…
病院でヘルニアと診断された…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、ヘルニアによる腰痛で、立ち仕事がままならない状態を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「腰痛で立ち仕事ができなくなり、病院ではヘルニアと診断されました…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「現在は休職しているのですが、何とか仕事に復帰したいんです…」ということを教えていただきました。
このように、仕事を休まなければいけないほどの腰痛は早く治したいですよね。
しかし、具体的にどう取り組めば良いのかは分かりにくいと思います。
今回のブログで詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①ヘルニアと診断を受けてからの正しい過ごし方
②少しでも楽になろう! 職場でできる腰痛対策3選
③自宅ケアが大事! ヘルニアでも行えるストレッチ方法
それでは話を進めますね。
①ヘルニアと診断を受けてからの正しい過ごし方
「腰椎椎間板ヘルニアと診断された…」
このように診断を受けることは少なくありません。
では、どのようにヘルニアと向き合っていくべきなのか。
こちらを解説していきます。
背骨にはいくつもの骨が連なっています。
その骨と骨の間には椎間板と言われるクッションが挟まっているのですが、これが外側に飛び出して神経に触れることを“ヘルニア”と言います。
症状としては
腰痛
足の痺れや感覚異常
筋力低下
などです。
では、どうしてヘルニアになってしまうのか。
これは腰が過剰に動きすぎてしまうことが原因なんです。
想像してみてください。あなたの家のドアは毎日開け閉めされ、その動きを支えているのはドアのヒンジ(腰椎の関節)です。
普通に使う分には問題ありませんが、もしドアを無理に大きく開けたり、いつも以上に激しく開閉したりすると、ヒンジにかかる負担が増えます。
最初は大丈夫かもしれませんが、これをくり返していると、ヒンジの部品(腰椎)が磨り減ったり、歪んだりしてしまいますよね。
腰も同じです。
普段の動きであれば問題ありませんが、姿勢によっては腰に過剰なストレスがかかる場合があります。
つまり、普段の姿勢がとても重要なんです。
こちらの対策を解説しますね。
②少しでも楽になろう! 職場でできる腰痛対策3選
「職場でもできる腰痛対策ってあるの?」
このような疑問にお答えします。
最も大切なのは、足の重心です。
例えば、靴のかかとが擦り減りやすくなっていませんか?
このように擦り減っているのは、“かかと重心”が関係している可能性があります。
かかとに重心がかかると、後ろに反るような姿勢、反り腰になります。
反り腰は腰が踏ん張るような姿勢なので、かなりの負担がかかってしまうんですね。
つまり、腰を支えているクッションが外側に飛び出しやすくなってしまいます。
これを解消する方法が3つあります。
1.左右均等に体重をかけて立つ
立っている姿勢で、片側の足に体重を傾ける姿勢になっていませんか?
このような姿勢になると、体のアンバランスから、さらに負担をかけることになります。
ですので、左右の足に対して均等に体重をかける姿勢を心がけましょう。
2.足の重心に気をつける
かかと重心になると反り腰になる。
このように説明しました。
ですので、足のつま先にも重心を傾けるイメージで立ってみてください。
すると、立ち姿勢で腰にかかる負担が軽減されます。
3.適度に姿勢を変える
長時間の同じ姿勢は腰に負担をかけてしまいます。
ですので、30分から1時間に1回は姿勢を変えるようにしましょう。
とは言っても、「そんな時間ないよ!」と言われてしまいそうですよね。
しかし、大丈夫です。
姿勢を変えるのは一瞬だけで良いんです。
例えば
立ち姿勢が続いたら、一瞬だけイスに腰掛ける。
座り姿勢が続いたら、一瞬だけ立ち上がる。
これだけです。
以上、腰に負担をかけない3つの対策を解説しました。
続いては、ヘルニアによる腰の負担を根本的に軽くするために、“重心を整えて反り腰を解消する”ということを目的にストレッチを行いますね。
③自宅ケアが大事! ヘルニアでも行えるストレッチ方法
ストレッチでは、重心を整えて反り腰を解消するということを目的に行います。
動画を見ながら、立ちながらでもできるストレッチを紹介していきます。
一緒にできるように作っていますので、ぜひ試してみてください。
↓(ストレッチは動画の3分24秒〜)
こちらのストレッチは1日2回。
朝と晩の1回ずつを目安に行ってください。
また、職場でもストレッチができる時間帯やタイミングがあれば、実践してみてくださいね。
まとめ
ヘルニアによる腰痛を解消する方法をまとめました。
ヘルニアは腰が動き過ぎてしまうことで起こる場合がほとんどです。
その中でも、足の重心が乱れて反り腰になることが今回の原因でしたね。
こちらを対策する3つの方法は
1.左右均等に体重をかけて立つ
2.足の重心に気をつける
3.適度に姿勢を変える
さらに、立ったままできるストレッチも一緒に試しました。
これらの対策を続けても、ヘルニアによる腰痛がなかなか改善されない場合は、腰痛の原因が足の重心位置や反り腰だけではない可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思います。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師