毎日のように頭痛が起きてつらい…
薬を飲んでも頭痛が治らない…
こういった悩みはありませんか?
この度は薬が原因となって引き起こる頭痛、薬物乱用頭痛について解説します。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
新年が明けてしばらく経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?
忙しくしている時に頭痛が起きると、なかなか仕事に集中できないですよね。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんのお友達が頭痛で悩んでいて困っているという相談を受けました。
詳しく聞いてみると、頭痛薬が増えて起こる頭痛「薬物乱用頭痛」になっているとのことでした。
そこから様々な書物を読む中で、現役の医師が解説している本がありました。
こちらの本を要約してお伝えします。
さらに、現在頭痛で困っている方を数多く診ている私の考えと、セルフケアの方法をブログにまとめております。
話の内容はこちら
①薬物乱用頭痛ってなに
②頭痛解消のために摂るべき2つの栄養素
③頭がスッキリするセルフケア
それでは話を進めましょう。
①薬物乱用頭痛ってなに
まずは薬物乱用頭痛についてお話しします。
薬物乱用頭痛とは頭痛薬を飲む回数が増えて、頭痛が悪化・慢性化している状態を言います。
いわゆる薬剤の使用が多くなることで起こる頭痛です。
薬物乱用頭痛にはいくつか特徴があります。
・特定の部位でなく、頭全体にズキン、ズキンと拍動性に痛む
・頭痛発作が1ヶ月に15日以上あらわれる
・無力症、そわそわ、記憶障害、集中困難、うつ傾向、快感消失などの症状をともない、日常生活に支障が生じている
・薬に対する耐性により、同じ量で効果が得られなくなる
・薬を摂取したいという強い欲求や切迫感が起こり、やめると離脱症状があらわれ、さらに服薬量が増える
・ごくわずかな身体的、精神的ストレスで頭痛が頻繁にあらわれる
頭痛薬には脳の快楽物質と言われるドーパミンという物質が放出されます。
それによって頭痛の痛みを和らげているんですね。
しかし、ドーパミンが過剰に放出されると、痛みを感じる神経が麻痺してしまいます。
もちろん薬の服用が必要なこともあります。
ですが、頭痛の回数が多くなり、服用量が増えているのであれば注意する必要があります。
薬をやめることはとても大変です。
というのも、薬をいきなりやめてしまうと、離脱症状によって激しい頭痛が起きることもあります。
著書で紹介されている治療では、頭痛の回数を減らしたり、痛みを緩和する作用がある予防薬を使って薬の量を減らしていくことができるそうです。
まずは頭痛の専門医に相談してみてください。
②頭痛解消のために摂るべき2つの栄養素
それでは頭痛を解消するために控えるべきものと積極的に摂るべきものをお伝えします。
控えるべきものがこちら▽
・タバコ
・アルコール
・カフェイン
・辛い食べ物
・砂糖の多い食べ物
これらのものは頭痛を引き起こしやすいものと言われています。
しかし、全て我慢するようになると、かえってストレスになることがあります。
少しづつでも良いので意識してみてください。
次に、頭痛解消のために摂るべきものを2つご紹介します。
1.マグネシウム
マグネシウムは人の身体に欠かせないミネラルの1つです。
マグネシウムは体内で約300もの酵素の活性化を担っており、脳の神経を安定させる働きがあります。
特に日常でストレスを感じやすい方には積極的に摂取していただきたい栄養素の1つです。
マグネシウムが多く含まれる食材は
こんぶ
ほうれん草
大豆
などがあります。
2.ビタミンB2
ビタミンB2は細胞の代謝に深く関わる有害物質を分解する役割があります。
ある実験では、頭痛で悩んでいる方を集めてビタミンB2のサプリメントを飲んだグループと、偽薬を飲ませたグループで比較検査をしました。
すると、ビタミンB2のサプリメントを摂取したグループの方が頭痛発作の頻度が明らかに減ったそうです。
このビタミンB2が多く含まれる食材は
レバー
たまご
納豆
などがあります。
こちらの2つの栄養素を積極的に摂取するようにしてみてください。
③頭がスッキリするセルフケア
それでは頭がスッキリするセルフケアをお伝えします。
頭痛は血管が開いたり閉じたりするときに起きやすくなります。
例えば首や肩の筋肉が硬くなり、血管を締めつけることも原因の1つになります。
なので、首や肩の筋肉を柔らかくして血液の循環を良くするようにしましょう。
セルフケアは動画で詳しく解説しております。
↓(セルフケアは動画の3分49秒〜)
こちらのセルフケアは軽い力で結構です。
無理に力を入れすぎてしまうと、かえって痛めてしまうことがありますので、注意して行ってくださいね。
まとめ
薬物乱用頭痛について解説し、控えるべきものと摂取するべき2つの栄養素をお伝えしました。
控えるべきもの
・タバコ
・アルコール
・カフェイン
・辛い食べ物
・砂糖の多い食べ物
摂取するべき栄養素
・マグネシウム
・ビタミンB2
さらに首や肩の筋肉を柔らかくするセルフケアをお伝えしました。
これらの対策を続けても頭痛が解消されない場合は、他に原因となっている身体の歪みが関係している可能性があります。
当院では頭痛改善に特化した特別施術というものがあります。
こちらの施術を受けた方は、実に98%の方が効果を実感して喜ばれております。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師