体温が上がったり、下がったりをくり返している…
PCR検査をしても異常がない…
疲労がなかなか取れない…
こういったお悩みはありませんか?
もしかすると、こちらの症状は甲状腺が影響している可能性があります。
今回は、甲状腺について詳しくお話しして、摂取すると良い栄養素とセルフケアまで解説していきます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
今回のブログをご覧になることで、体温の激しい変化を抑えることができるようになります。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「体温が急に上がったり、下がったり…熱がでているときにPCR検査をしても陰性だったんです。これが続いていて悩んでいます。どうしたら良いでしょうか?」と相談がありました。
詳しく聞いてみると、体温が激しく変化する影響で疲れやすくなるとのことでした。
さらに、病院で詳しく検査してみても異常なし。どうしたら良いかわからないような状態でした。
そこで、詳しく身体のゆがみを調べてみると、甲状腺の部分にゆがみが見つかったのです。
現在は施術による治療中ですが、過去にも何例か診させていただきました。
甲状腺の機能を取り戻すことによって、体温を調整できるようになります。
話の内容はこちら
①体温が変化してしまう甲状腺の働き
②甲状腺の機能を正常にする栄養素とサプリメント
③体温を一定に保つために行うたった1つのセルフケア
それでは話を進めましょう。
①体温が変化してしまう甲状腺の働き
今の時期に熱がでてしまうと、とても不安になりますよね。
まずは、体温を調整する甲状腺の働きについてお話しします。
甲状腺とは喉仏(のどぼとけ)の真下にある組織で、体温を調整するホルモンを分泌します。
まずは、甲状腺に異常がないか、甲状腺専門でされている病院で診ていただくことをおすすめします。
関西では、兵庫県にある隈病院というところが、甲状腺治療で有名な病院です。
私も過去に患者さんを紹介させていただいたことがあるのですが、そこでも異常がないと言われることがありました。
同じように異常がないとなった場合は、今回お伝えする栄養素の摂取や、セルフケアを実践していきましょう。
それでは甲状腺の機能を正常にする栄養素についてお話しします。
②甲状腺の機能を正常にする栄養素とサプリメント
甲状腺の機能が正常でない場合は、ビタミンDが不足していることが考えられます。
甲状腺のホルモンが過剰に分泌されてしまうときには、ビタミンDが不足していたという研究報告があります。
ビタミンDが不足すると甲状腺の機能が乱れて
体温の変化が激しい
慢性的に疲労がでやすい
とされています。
しかし、ビタミンDのサプリメントを積極的に摂った方が良いというわけではありません。
理由は、ビタミンDの吸収を高めるために、ミネラルの一種であるマグネシウムを十分に摂る必要があるからです。
マグネシウムを積極的に摂ることで、ビタミンDの吸収を高めることができます。
マグネシウムは
ひじき
海藻類
ほうれん草
などに多く含まれます。しかし、ここで注意が必要です。
ひじきや、海藻類の中には、ヨウ素というミネラルが多く含まれています。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料で、摂りすぎてしまうと、甲状腺の機能が低下することがあります。
ですので、ひじきや海藻類を積極的に摂ることは控えた方が良いと考えます。
マグネシウムだけを摂るのであれば、海外サイトであるiHerbのマグネシウムクリームを使うことをおすすめします。
食べ物でマグネシウムを摂るには限界があったり、体質的に吸収できない場合があります。
クリームを使うと、経皮吸収といって、皮膚から体内にマグネシウムを取り込むことができます。
是非、試してみてください。
それでは、体温を一定に保つセルフケアをお伝えします。
③体温を一定に保つために行うたった1つのセルフケア
甲状腺の機能を取り戻すためには、甲状腺周りにある血の巡りを解消する必要があります。
動画を見ながら一緒にセルフケアを試してみましょう。
↓(セルフケアは動画の3分8秒〜)
ポイントは気持ち良い程度に伸ばして、深く呼吸をしながらストレッチを行うということです。
1日3回、朝・昼・晩と、くり返し行ってくださいね。
まとめ
体温の変化が激しく、疲れやすい症状の原因が甲状腺にあるというお話しでした。
まずは、甲状腺を専門で診ている病院で検査していただくことをオススメします。
それでも異常がなければ、今回お伝えしたマグネシウムを積極的に摂るようにして、甲状腺周りの血流を良くするセルフケアを試してみてください。
これらの対策を続けても、体温の激しい変化が治らない場合は、甲状腺の血流が悪くなってしまうほどの、身体のゆがみがある可能性があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師