内科系症状

便秘を解消する方法〜自律神経編〜

便秘が気になる

便秘を解消する方法はないだろうか

こういった悩みはありませんか?

この度のブログでは、自律神経を整えて便秘を解消する方法をまとめております。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

先日、患者さんから「便秘を治す方法はありますか?」というご質問を受けました。

便秘を治す方法は数多くありますが、色々と調べているうちに内科医の先生が考案された“あいうべ体操”というものを知りました。

これが調べていくうちに理にかなっている内容かつ効果的な方法だったので、この度のブログでしっかり解説させていただきます。

話の内容はこちら

①便秘ってなんで起こるの?
②便秘と自律神経の関係とは
③自律神経を整える“あいうべ体操”

それでは話を進めますね。

①便秘ってなんで起こるの?

「何日間排便がなかったら便秘なの?」

多くの方が疑問に思うところではないでしょうか。

厚生労働省によると

通常は1日1-2回の排便がありますが、2-3日に1回の排便でも排便状態が普通で本人が苦痛を感じない場合は便秘といいません。しかし毎日排便があっても便が硬くて量が少なく残便感がある場合や、排便に苦痛を感じる場合は便秘といえます。

とのことです。

厚生労働省「便秘と食事」より引用(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-010.html

ポイントは排便がなかった日数ではなく、便の硬さや、不快感なんですね。

PR TIMESによる「全国の一般男女1,000人に聞いた「おなかケア」に関するアンケート調査」では

女性の約3割が日常的な腹部膨満感(お腹のハリ、ぽっこりお腹)を感じていると答え、腹部膨満感の一因となる「便秘」についても調べたところ、女性の3割以上が日常的に便秘に悩んでいました。

便秘で困ることは女性が「腹部膨満感」、男性「トイレに時間がかかる」で、体調・精神の両面で悩みとなっているようです。

PR TIMESより引用(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000035690.html

便秘のほとんどが排便の機能が低下することによって起こります。

ではどういったことで便秘になりやすいのでしょうか。

ストレス

肉食中心で野菜不足

食事制限のダイエットをしている

トイレタイムを作る余裕がない

職場では恥ずかしくてトイレに行けない 

これらによって排便の機能が低下します。

しかし、そうでないものもあります。

こんな症状が出たら要注意

発熱

ひどい腹痛、嘔吐

血便や便の色の異常

いろいろ試しても改善しない

これらは、先ほどの排便の機能が低下して起こるものではなく、腸の炎症や閉そくなどが考えられますので、いつまでも続く、いつもと違うといった場合は病院を受診するようにしてください。

今回はストレスによって反応する便秘について解説します。

実はストレスと自律神経は大きな繋がりがあったんです。

次の章でお話ししますね。

⓶便秘と自律神経の関係とは

便秘と自律神経の関係をお話しします。

便秘で悩んでいる方も様々なことを試したのではないでしょうか?

腸をマッサージしてみたり

朝にヨーグルトを食べてみたり

便秘を解消するためには“食事の栄養バランス”がとても重要になります。

こちらは次回のブログで解説させていただきます。

今回は“自律神経”を自分で整えて便秘を解消する方法になります。

自律神経は身体のスイッチの役割があります。

スイッチであるが故にオンとオフ2つの神経があります。

オンの時は身体を活動的にさせ、オフの時は身体をリラックスさせる作用があります。

このオンとオフが交互に切り替わることが大切なんですね。

車で例えましょう。車にもアクセルとブレーキがありますよね。

アクセルばかり踏んでいると、車は暴走してしまいますよね。

逆にブレーキばかり踏んでいると前に進まなくなります。

よく自律神経が乱れていると言われているのは、このアクセルとブレーキの切り替えが上手くいっていない状態のことです。

内臓もこの自律神経の支配を受けています。

内臓は、自律神経の中でもリラックスする神経が優先的に働くことによって活発的に動くようになります。

自律神経はセルフケアで整える方法もたくさんあるのですが、今回は内科医の先生が考案した“あいうべ体操”というものをご紹介します。

③自律神経を整える“あいうべ体操”

それでは自律神経を整えて便秘を解消するための“あいうべ体操”についてお話しします。

あいうべ体操とは福岡にある、みらいクリニックの院長である内科医の今井先生が考案された体操です。

あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な体操です。

口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。

あいうべ体操をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、便秘以外にも、アレルギー性疾患等の症状が改善していくことがあります。

あいうべ体操は口を大きく「あ・い・う・べ」の形で開く体操です。

このような動きをすることで、口呼吸から鼻呼吸にすることができます。

朝起きた時にスッキリしない

こんな経験はありませんか?

これは寝ている間に口が開いてしまっていることによって起こります。

疲労が蓄積するようになると、身体のスイッチである自律神経が乱れます。

自律神経は脳だけでなく内臓もコントロールしているため、自律神経の乱れは内臓の機能も低下してしまうことになります。

そのため、“便秘”が起きるようになります。

あいうべ体操で自律神経を整えていきましょう。

ここからは動画で詳しく解説しますね。

↓(あいうべ体操は動画の3分40秒〜)

顎関節症の人や、あごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。

便秘が気になる方は、「い~う~」体操だけを5分間続けてみてください。それだけで翌日「スッキリ」となる場合もあります。

食後に10回、一日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然を口を閉じることができるようになります。

まとめ

便秘はストレスとの関係が深く、ストレスは自律神経と大きな繋がりがあります。

自律神経は内臓を支配しており、内臓を活発的に動かすには自律神経を整えることが重要というお話しでした。

自律神経を整える方法はたくさんあるのですが、今回は内科医の先生が考案された“あいうべ体操”というものを解説しました。

これらの対策を続けても便秘が改善されない場合は、当院の自律神経を整えることに特化した特別施術というものがお役に立てると思います。

お気軽にご相談ください↓

https://lin.ee/g4N3M4t 

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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