内科系症状

子供の斜視を原因から解決するセルフケア方法

子供の斜視で悩んでいる

斜視を解決する方法はないだろうか

こういった悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで斜視になる原因の1つが分かります。

さらに、解決するためのセルフケア方法を解説しています。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

今回のブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「子供の姿勢を治してほしい」と相談を受けました。

治療を進めるにつれて姿勢が調整されただけでなく、斜視まで解消されていきました。

親御さんは驚かれていましたが、原因は出産の時にありました。

オステオパシーという特殊な治療をしているところから辿りついた斜視の原因について解説します。

話の内容はこちら

①斜視の原因
②目の循環を良くする方法
③脳の神経を緩めるたった1つのセルフケア

それでは一緒に解決していきましょう! 

 

①斜視の原因

それでは斜視についてお話しします。

斜視とは目の位置のバランスが崩れて、片方の目があらゆる方向に外れてしまっている状態のことです。

外側に外れてしまっている状態を外斜視

内側に外れてしまっている状態を内斜視

と言います。

このように斜視になってしまうのは脳からでている神経が関係しています。

脳からでている神経が目を動かす6つの筋肉を支配しています。

目を内側に向ける神経が働かなくなることで外斜視になり、目を外側に向ける神経が働かなくなることで内斜視になります。

2つの目で物を見ることによって脳内で認識して立体として捉えているため、斜視で立体的に見ることが困難になることで弱視になることがあります。

弱視とは視力の発達が障害されて起きた低視力のことです。

私がみた患者さんは弱視も伴っていました。

最初は眼鏡をかけて来られていたのですが、弱視がおさまることによって眼鏡をかけずに生活できるようになっていきました。

では、なぜ脳の神経に障害を受けてしまったのでしょうか。

1つ考えられるのが出産です。

出産の時に吸引分娩をされた赤ちゃんは首の筋肉が引っ張られた状態になります。

引っ張られた筋肉は無意識のうちに抵抗しようとするため、固く縮まります。

吸引分娩でなく、自然分娩でも首が引っ張られることによって起こることがあります。

首の筋肉は脳からでている神経と繋がっているため、後になって障害となってあらわれるということです。

出産だけが原因ではないですが、脳の神経が働くようにするためには、首の筋肉を緩めて脳に届く循環を良くする必要があります。

脳の神経をアプローチする前段階として準備をするセルフケアをお伝えします。 

 

②目の循環を良くする方法

脳の神経を緩ませる前に行うセルフケア方法があります。

目の筋肉の循環を良くする方法です。

目は1日に10万回以上動くと言われています。

心臓と同じくらい動いているんですね。

まずは目の周りを温めてください。

ぬるめのお湯(50℃〜60℃)にタオルをつけて絞ります。

それをそっと目に当てて10分ほど温める。

そうすることで目の周りの筋肉の緊張が緩みます。

もし、タオルを使うのが面倒であれば、市販のホットアイマスクでも構いません。

目の周りが温まったら神経に対して刺激していきます。

使うのは爪楊枝10本と輪ゴムです。

爪楊枝10本を輪ゴムで束ねましょう。

すると剣山のようなものがが出来上がります。

こちらを目の周りを中心にツンツンと刺激します。

これを1分ほど、くり返してください。

これで神経を整える準備ができました。

続いてセルフケアをお伝えします。 

 

③脳の神経を緩めるたった1つのセルフケア

脳の神経のセルフケア方法です。

固まった首の筋肉を緩める効果もあります。

こちらは動画で詳しく解説しています。

↓(セルフケアは動画の3分14秒〜) 

強く押しすぎないように注意して、セルフケアを毎日行ってください。 

 

まとめ

今回のまとめです。

斜視の原因は、脳からでている目の神経が上手く働かなくなるからでした。

首の筋肉が緊張することによって神経が働きにくくなります。

目の周りを温める方法や、神経を刺激する方法、首から目の神経を緩めるセルフケアをお伝えしました。

こちらのセルフケアは毎日行ってください。

これらの対策を続けても子供の斜視がなかなか改善されない場合は、出産の時のトラウマが子供の身体に残っている可能性があります。

当院にはトラウマに対して行う施術があります。

もし高槻市など近隣の方でお悩みの方は、LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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