階段を降りるときに膝が痛い…
こういった悩みはありませんか?
この度のブログでは階段を降りるときの膝の痛みについて詳しく解説し、対策するためのストレッチ方法をまとめています。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「階段を降りるときに膝が痛くなるんです」と相談がありました。
詳しく聞いてみると、運動やストレッチでケアをしているにも関わらず、痛みがなかなか解消されないようでした。
今回お伝えする寝ながらストレッチを行ったところ、症状がしだいに良くなっていきました。
ぜひ参考にしてみてください。
話の内容はこちら
①階段を降りるときに膝の痛みがでる原因
②なかなか膝の痛みが治らない理由
③膝の痛みを解消する寝ながらストレッチ
それでは話を進めましょう。
①階段を降りるときに膝の痛みがでる原因
まずは階段を降りるときに膝の痛みがでる原因についてお話します。
階段を登るときは痛みがないのに、降りるときに膝の痛みがあるって不思議なことですよね。
私は昔、膝の痛みがある方の気持ちを分かってあげることができませんでした。
実際に痛くなったことがなかったからです。
その気持ちを知ることができたのは1人で山登りをした時のことでした。
京都にある愛宕山という山を登ったときです。
愛宕山は標高が924mと、普段山登りをされる方にとっては、それほどきつくない山です。
私も登りは調子良く登れていたのですが、帰りは地獄でした。
膝がプルプル震えて痛みで前に進まない。
俗に言う膝が笑っているという状態です。
その日はなんとか下山しましたが、どうしてこのような痛みが出ていたのかを研究しました。
そこで分かった原因が姿勢です。
山登りは分かりやすいのですが、登るときは前かがみになって登りますよね。
すると重心が前に傾くことによって膝の前側の筋肉ばかり酷使してしまいます。
そして疲労がたまったところで下山。
筋肉の使いすぎによって膝の痛みがでていたのです。
山登りは極端な例かもしれませんが、日常でも当てはめることができます。
猫背で前かがみになることによって膝の前側の筋肉に負担がかかり、SOSの信号として痛みをだす。
ですので、猫背を解消して前側の筋肉に負担をかけないようにすることによって、痛みを解消することができます。
患者さんの身体をみていると、あるポイントが原因で猫背になっていました。
②なかなか膝の痛みが治らない理由
猫背によって膝の痛みがでる原因は股関節です。
今まで膝周りの筋肉をトレーニングしたり、ストレッチを試してもあまり良くならなかったという方も少なくないのではないでしょうか?
それは筋肉の大きさにあります。こちらの画像をご覧ください↓
膝から股関節にかけての筋肉です。
この画像をみてもらったら2つのことが分かります。
1つは
股関節の筋肉が膝まで伸びている
2つ目は
股関節周りの筋肉の方が太い
小さい筋肉が関係ないということではありません。
小さい筋肉にも重要な役割があるのですが、今回の場合は姿勢まで調整する必要があります。
猫背による大きな身体を伸ばそうと思ったら、大きな筋肉を伸ばさない限り姿勢が伸びません。
一度、股関節を曲げたままの状態で立ってみてください。
股関節はそのままにして背中を伸ばしてみてください。
すると背中が伸ばしにくくないですか?
そうです。このような場合は股関節を伸ばすことで勝手に姿勢が良くなります。
大丈夫です。簡単に行えるストレッチを用意していますので、一緒にストレッチをしていきましょう。
③膝の痛みを解消する寝ながらストレッチ
階段を降りるときは姿勢を伸ばす必要があります。
そのためには股関節を柔らかくすることが大切でしたね。
ストレッチの方法は動画で詳しく解説しています。
↓(ストレッチは動画の2分58秒〜)
こちらのストレッチはお腹が伸びるという意識が大切です。
ぜひ続けてみてください。
まとめ
階段を降りるときの膝の痛みの原因は、姿勢が関係しているというお話でした。
姿勢を伸ばすためには股関節を伸ばすことが大切でしたね。
股関節を伸ばすためのストレッチを続けてみてください。
これらの対策を続けても膝の痛みがなかなか解消されない場合は、他に原因となっている身体の歪みがある可能性があります。
もし高槻市など近隣の方でお悩みの方は概要欄にあるLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師