足の甲が痛い…
自然に治ると思っていたのに、なかなか治らない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、足の甲にでる痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「急に足の甲が痛くなって、歩くのも辛い…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると「自然と治ると思っていたら全然痛みが引かなかった…」とのことでした。
治療の前に歩き方から診たのですが、足の甲が問題となっているわけではなく、原因は腰にありました。
今回お伝えしたストレッチを試したところ、身体が軽くなっていったようでした。
同じようにお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
話の内容はこちら
①足の甲に痛みがでる理由
②足の甲と腰の関係
③根本的な腰から緩めるストレッチ
それでは話を進めましょう。
①足の甲に痛みがでる理由
足の甲に痛みがあって歩くのも辛い…
なぜ、こんなところが痛くなるの!? と思いますよね。
足の甲の痛みは一度起きると、なかなかすぐには痛みが引かない特徴があります。
理由は、足の甲には筋肉などがほとんどなく、靭帯や筋肉の腱がほとんどだからです。
こちらの画像をご覧ください。
筋肉は赤色をしているのに対して、靭帯や筋肉の腱は白色になっています。
なぜ、このように色が違うのかというと、中に通っている血液の量が違うからです。
筋肉の中には血液がたくさん通っているため、赤色をしています。
それに対して、靭帯や筋肉の腱は血液の循環が筋肉に比べて少ないために、白色になっているんです。
血液は身体を修復する働きがあります。
したがって、血液の循環が少ない靭帯や腱が多い足の甲は、回復が遅くなる傾向にあるということです。
しかし、こういった痛みをなるべく早く回復したいですよね。
足の甲の痛みの原因は大きく分けて2つありあります。
1つは、足をぶつけたり、足の構造の歪みによって痛めてしまう場合です。
足の構造の歪みというのは、浮き指と呼ばれるものです。
立ったり、歩いたりしているときに、足のつま先が反ってしまう状態のことを言います。
これには、履いている靴が合っていなかったり、足の指を動かす習慣がないことによって起こります。
この足の指が浮いてしまうことによって、足の甲にある筋肉の腱を使いすぎて疲労を起こすようになります。
さらに、腱の部分に炎症が起きてしまい、痛みが出てくるということです。
次に考えられる2つ目の原因が腰からの影響です。詳しく解説しますね。
②足の甲と腰の関係
なぜ、腰が足の甲と関係があるのかと思いますよね。
実は、腰の神経は足の指先まで伸びています。
例えば、腰の関節に歪みがあったり、腰の筋肉が硬くなっていると、神経が足にうまく伝わらなくなります。
そういった場合は、無意識のうちに足が頑張ろうとして動きすぎてしまいます。
そうすることによって、足の甲にある靭帯や筋肉の腱を痛めてしまうんですね。
どの症状もそうなのですが、人間の身体は、火と煙の関係に似ています。
このロウソクに灯った煙が痛み、燃えている火が痛みの原因です。
今回の足の甲の痛みもそうですが、結果として現れている足の甲の痛み(煙)、ここで言う煙を消したいですよね。
しかし、火を消さない限り、煙はまた出てしまいます。
今回の場合は、この火に当たるのが腰にあることが非常に多いんです。
特に、腰の中でも内側にある筋肉が固まってしまっていることが考えられます。
ですので、根本的な原因となる腰の筋肉のストレッチを行うことで、根本的な回復ができます。
一緒に試してみましょう!
③根本的な腰から緩めるストレッチ
セルフケアでは、足の甲と関係がある腰の部分をストレッチしていきます。
特に、腰の中でも内側にある腸腰筋という筋肉をストレッチしていきます。
ストレッチは動画でわかりやすく解説しています。こちらを参考にしてください。
↓(ストレッチは動画の3分20秒〜)
こちらのストレッチは、息を止めないで、深く呼吸を行いながら実践してくださいね。
1日2回、朝と晩の1回ずつ試してみましょう!
まとめ
足の甲の痛みの原因は、2つありました。
足の歪み
腰からの影響
でしたね。今回は、後者である、腰からの影響に対してのストレッチ方法を解説しました。
これらの対策を続けても、足の甲の痛みがなかなか解消されない場合は、他にも身体の歪みが関係している可能性があります。
お悩みの方は、当院のLINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師