イスから立ち上がるときに股関節が痛い…
歩き始めに股関節が痛くなる…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、立ち上がるときの股関節の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「イスから立ち上がるときに股関節が痛くなるんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「股関節の付け根が痛くなる…」ということまで教えていただきました。
そうなると、歩き始めもスムーズにいかなくなってしまいますよね。
今回は、こういった症状を根本的に解決する方法をまとめています。
話の内容はこちら
①立ち上がるときの股関節痛の原因
②長時間イスに座っても疲れないようにするためには
③イスに座りながらできるセルフケア3選
それでは話を進めますね。
①立ち上がるときの股関節痛の原因
立ち上がるときに股関節が痛い…
このような痛みはどこからきているのでしょうか。
考えられる原因が2つあります。
1.骨盤の角度
例えば、イスに座るときに、骨盤が後ろに倒れるように座っていませんか?
このような姿勢が続くことによって、骨盤の後ろ側から背中までの筋肉が引っ張られるようになります。
反対に、骨盤の前側からお腹までは、縮まった姿勢になってしまいます。
そうすると、股関節の部分に血液がスムーズに流れなくなってしまいます。
血液は栄養や酸素などを運んでいます。
もしも、これらが十分に運ばれなくなってしまうと、どうなるでしょうか。
筋肉を動かす栄養が足りなくなってしまうことで、カチカチに硬くなってしまうんですね。
2.肩の位置
例えば、肩が内側に巻くような姿勢になっていませんか?
「え、股関節の痛みなのに、肩が関係あるの?」と、思いますよね。
実は、肩が内側に巻くことによって、重心が前側に傾きやすくなります。
そうすると、イスに座っていても身体を伸ばすことが難しくなり、身体を丸める方が楽になってしまうのです。
こういったことを防ぐためには、背中の筋肉をしっかり動かすということが重要になります。
以上の2つです。
共通することは、股関節の痛みは、長時間イスに座る姿勢に影響されるということでした。
こちらの負担を少なくする方法がありますので、解説しますね。
②長時間イスに座っても疲れないようにするためには
長時間イスに座っていても疲れない方法。
それは、同じ姿勢を続けないこと。
こういったことを防ぐためには、30分に1回は立ち上がるということを意識してみてください。
何も、立ち上がって運動をするわけではありません。
身体の固まった姿勢をリセットするということを目的に行うわけです。
さらに、イスに座るときには、骨盤を立てて座るということを心がけてみてください。
骨盤を立てるというのは、みぞおちを前に突き出すことでできるようになります。
これらは、ずっと意識して座ることは難しいでしょう。
ですので、気がついたときには直すということを実践してみてください。
そうするだけで、少しずつイスに座る姿勢を整えていくことができます。
次に、イスに座りながらできるセルフケアで、姿勢を整えて、股関節の痛みを解消する方法をお伝えします。
③イスに座りながらできるセルフケア3選
セルフケアでは、イスに座る姿勢によって起こる股関節の痛みを解消することを目的に行います。
ポイントは
骨盤
肩甲骨
こういった部分がスムーズに動くようになることで、姿勢を整えることができます。
セルフケアは動画で詳しく解説しています。動画を見ながら試してみてください。
↓(セルフケアは動画の2分52秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってみてください。
まとめ
立ち上がるときの股関節の痛みの原因と対処法、さらには、イスに座りながらできるセルフケア方法を試しました。
痛みを解消するためには、座る姿勢を整えるということが大切でしたね。
ぜひ、今回の方法を続けてみてください。
これらの対策を続けても、立ち上がるときの股関節の痛みが解消されない場合は、骨盤や肩甲骨だけでなく、他にも、身体のゆがみが影響している可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師