自律神経

【前庭神経炎】発症後のめまいを解消する方法

前庭神経炎と診断された

完治したはずなのに、めまいが治らない

こういったお悩みはありませんか?

今回のブログをご覧になることで、前庭神経炎後のめまいを解消することができます。

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。

皆さんこんにちは。

高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。

このブログを書いたきっかけなんですけども、インスタグラムのコメントで「前庭神経炎と診断を受けてから、ぐるぐる回るようなめまいがあります」と、お悩みの相談がありました。

詳しく聞いてみると、「前庭神経炎は完治したはずなのに、今でもめまいやふらつきが出るんです…」ということを教えていただきました。

病院での通院は終わったのに、後遺症のようにめまいが続くのはとても辛いですよね…

今回は、このめまいのきっかけになった前庭神経炎について解説して、めまいを改善するためのセルフケアをお伝えしますね。

話の内容はこちら

①前庭神経炎ってなに
②後に続くめまいを解消するためのコツ3選
③頭を動かさずに脳の血流を良くするセルフケア

それでは話を進めますね。 

 

①前庭神経炎ってなに

まずは、先ほどから話している前庭神経炎について解説します。

前庭神経炎とは、耳の中の平衡感覚をつかさどる器官に炎症が起きることで発症します。

多くの場合は、ウイルス感染によって引き起こされると言われていて、7〜10日間ほど回転性のめまいが続くとされています。

いわゆる、ぐるぐる回るめまいのことです。

激しいめまいは数日のうちに治まっていきますが、平衡感覚が障害されるため、めまいを何度もくり返すということも症状の1つです。

つまり、この平衡感覚の乱れがめまいに繋がるということなんですね。

例えば、飛行機の両翼を想像してください。

今回の前庭神経炎は、この片側の翼が機能しなくなった状態に似ています。

しかし、飛行機でも片側の翼が機能しなくなったからといって飛べなくなるわけではありません。

飛行機の脳みそである操縦士の力量によっては、何とかバランスを保つことができるんですね。

前庭神経炎の場合は、脳がその役割を担っていて、血液中に含まれる酸素を大量に消費するようになります。

そして、限界を迎えたときにめまいが起きるということなんですね。

もしも、前庭神経炎によるウイルス感染が原因なのであれば、まずは薬を使って耳の中のウイルスを排除しなければいけません。

このウイルスが排除された後には、平衡感覚の乱れが残ることが多く、脳内の血の巡りが不足することになります。

したがって、前庭神経炎の症状が落ち着いてからは、めまいを治すために脳内の血の巡りを回復していく必要があります。

こちらの取り組みを紹介させていただきますね。 

 

②後に続くめまいを解消するためのコツ3選

長引くめまいを解消するコツを3つ紹介させていただきます。

それが食事・休養・睡眠です。

それぞれ解説しますね。

 

・食事

食事では、体に炎症を引き起こしやすい食べ物を控えるようにしましょう。

特に控えていただきたいものは

脂っこい食べ物

砂糖の多い食べ物

辛い食べ物

こうして、なるべく炎症を引き起こさないようにするということが重要になります。 

 

・休養

休養の中でも呼吸に意識してみてください。

先ほど、血液の中には酸素が含まれていて、脳内の血の巡りが悪くなることでめまいが起きるという話をしました。

つまり、酸素を外から取り入れるということが重要になります。

大きく息を吸って大きく吐く

ぜひ参考にしてください。 

 

・睡眠

睡眠は体のエンジンである自律神経を整えるのに必要です。

睡眠の質を高めることも重要ですが、やはり睡眠時間を優先して取っていただきたいです。

目安は1日に7〜8時間

忙しい毎日で難しいこともありますが、ぜひ参考にしてください。 

 

以上の3つになります。

これでめまいを解消するきっかけを作ることができます。

続いては、脳内の血の巡りを良くして、めまいを解消するセルフケアをお伝えします。 

 

③頭を動かさずに脳の血流を良くするセルフケア

セルフケアでは、めまいを解消するために脳内の血の巡りを良くするということを目的に行います。

ただし、頭を動かすようなものだと危険性を伴うので、頭の位置は変えないままできるセルフケアを用意しています。

動画を見ながら一緒に試してみてください。

↓(セルフケアは動画の3分24秒〜)

こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ試してみてください。 

 

まとめ

回転性のめまいを伴う前庭神経炎について解説しました。

まずは病院で診断を受けてから、炎症を取り除く治療を進めてください。

その後、めまいが残っているのであれば、今回のように脳内の血の巡りを良くするための取り組みをしてみてくださいね。

これらの対策を続けても、めまいがなかなか改善されない場合は、他にも体のゆがみの影響を受けている可能性があります。

その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/g4N3M4t

 

 

監修:樋口亮太/柔道整復師

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