産後から尾てい骨が痛い…
尾てい骨が痛くなるのは何故!?
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、産後から続く尾てい骨の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「産後から尾てい骨が痛いんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「イスに座ってるだけで痛くなる…」ということを教えていただきました。
このような痛みが続いていると、毎日の生活に支障が出てしまいますよね。
今回は、この産後から続く尾てい骨の痛みの本当の原因について解説していきます。
最後にはセルフケアもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
話の内容はこちら
①産後から体はどのように変化するのか
②尾てい骨が痛くなる本当の原因
③寝ながら簡単にできるセルフケア
それでは話を進めますね。
①産後から体はどのように変化するのか
「産後から尾てい骨の痛みが続いている…」
まずは、産後から女性の体がどのように変化するのかを簡単に解説していきますね。
出産のときは、赤ちゃんが通るために骨盤が大きく開きます。
このように開くのは、骨盤まわりにある靭帯が緩むことによって起きる現象です。
その後は3ヶ月ほどの時間をかけて、徐々に骨盤が元の位置に戻ろうとします。
しかし、出産が終わってからも靭帯が緩んだまま残ってしまう場合があるのです。
そうなると、あらゆる不調のきっかけになってしまいます。
ただ、問題は骨盤まわりの靭帯だけではありません。
これが尾てい骨の痛みの本当の原因と関係するので、詳しく解説しますね。
②尾てい骨が痛くなる本当の原因
「尾てい骨が痛くなるのはなぜ?」
このように痛みが続くのは、先ほど説明した骨盤にある靭帯の緩みが関係します。
というのも、骨盤というのは、ほとんどが靭帯によって保護されています。
この骨盤の靭帯は尾てい骨にも付着しているのです。
つまり、緩んだ靭帯が尾てい骨を引っ張ることによって痛みが出るということです。
中には、尾てい骨が骨折している場合もありますので、あまりにも痛みが続く場合は、医療機関で診断していただく必要があります。
もしこれで骨折がない場合は、今回お伝えする内容が参考になると思います。
先ほどから骨盤の靭帯が緩むことで尾てい骨の痛みが出るという話をしましたが、本当は骨盤だけが原因ではないことが多いのです。
実は、姿勢による首こりが影響している場合があります。
「え!?なんで首?」となりますよね。
実は、尾てい骨を引っ張っているのは骨盤まわりの靭帯だけではありません。
背骨から伸びる、膜組織と呼ばれるシーツのようなものまで関係するのです。
例えば、背中が丸くなって頭が前に傾くような姿勢になると、背骨を伝って尾てい骨は常に引っ張られるようになります。
当院に来院される患者さんでも、首こりや歪みを整えることで、尾てい骨の痛みが解消されるケースをたくさん診てきました。
今回は、寝ながら簡単にできるセルフケアで、根本的に尾てい骨の痛みを解消していきましょう!
③寝ながら簡単にできるセルフケア
セルフケアでは、根本的な原因である、首こりや歪みを整えるということを目的に行います。
それに加えて、骨盤まわりの靭帯が緩む原因となる筋肉も緩めるという内容になっております。
寝ながら、動画を見てセルフケアができるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてくださいね。
↓(セルフケアは動画の2分26秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
産後から続く尾てい骨の痛みを解消する方法について解説しました。
痛みが出るのは骨盤まわりの靭帯の緩みや、首からの影響が考えられるということでした。
尾てい骨の骨折がない場合は、今回試した寝ながらできるセルフケアを続けてみてくださいね。
これらの対策を続けても、尾てい骨の痛みがなかなか改善されない場合は、首だけでなく、その他の歪みが原因となっている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師