夏バテかもしれない…
胃の不調が続いている…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、夏バテによる胃の不調、逆流性食道炎を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「夏になると胃の調子が悪くなるんです…」とお悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「胃酸が上がってくるような感じもあるので、治したいです…」ということを教えていただきました。
今回のブログでは、このような不調の意外な原因から、簡単にできるセルフケアまで解説していきます。
話の内容はこちら
①どうして夏は胃の不調が起きるの? 逆流性食道炎との関係は?
②夏バテを予防する生活習慣とは
③胃がスッキリ! 呼吸まで楽になるセルフケア
それでは話を進めますね。
①どうして夏は胃の不調が起きるの? 逆流性食道炎との関係は?
「なぜ、夏になると胃の調子が悪くなるの?」
このような疑問はありませんか?
夏になると胃の調子が悪くなるのは、呼吸が深く関係します。
暑いところに長時間いることによって自律神経が乱れてしまうからです。
この自律神経は、呼吸までコントロールしているため、どうしても呼吸が浅くなってしまいます。
すると、呼吸筋と呼ばれる部分が硬くなってしまうのです。
その筋肉というのが、みぞおちにある横隔膜です。
横隔膜は胃と密接に繋がっています。
こちらの画像を見ても分かるように、横隔膜の硬さから胃が引き上げられてしまいます。
すると、胃の消化酵素である、胃酸まで上がってくるのです。
この、胃酸が上がってくることを“逆流性食道炎”と言います。
「胃がムカムカする…」
「胃液が上がってくるような感じがする…」
こういった不調が出てしまう原因にもなるんですね。
では、どのようなことに気を付けて、対策すれば良いのか。
こちらを詳しく解説しますね。
②夏バテを予防する生活習慣とは
「胃の不調を何とか治したい…」
そう思いますよね。
こちらを生活習慣から対策する方法をお伝えします。
まずは、深呼吸です。
夏に胃の不調が起きるのは、呼吸が浅くなることで起きるという話をしましたね。
こちらの呼吸と関係する横隔膜を意図的に動かすための対策になります。
深呼吸のポイントは、4秒鼻から息を吸って、8秒かけて口から息を吐く
このようにすることで、横隔膜の硬さを和らげることができます。
さらに、呼吸が深くなることで自律神経まで安定しますので、定期的に行ってくださいね。
続いては、食事です。
夏バテを予防するためには、高脂肪食を控えるようにするのがオススメです。
高脂肪食は消化に時間がかかってしまうため、胃が疲れてしまうからです。
こちらを解消するためには、和食中心の食事を心がけてみると良いでしょう。
和食は低脂肪の食事が多いからです。
さらに、食べ物を噛む回数を増やしてあげることで、胃の負担を軽減することができます。
ぜひ、意識して取り組んでくださいね。
ここまで対策するだけでも十分ですが、呼吸に関係する横隔膜を緩めてあげると、その時あった胃の不調まで解消することができます。
こちらのセルフケアを一緒に試してみましょう!
③胃がスッキリ! 呼吸まで楽になるセルフケア
セルフケアでは呼吸に関係する横隔膜を緩めるということを目的に行います。
理由は、横隔膜と胃が繋がっているからです。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてくださいね。
↓(セルフケアは動画の2分19秒〜)
こちらのセルフケアは、胃の不調が出ているときでも十分な効果があります。
普段から予防する場合は、1日2回を目安に行ってくださいね。
まとめ
夏のシーズンで、胃の不調が起きる原因と対策について解説しました。
このように胃の不調が起きるのは、呼吸が浅くなることによって横隔膜が硬くなるからでしたね。
こちらを生活習慣から対策する方法としては
定期的な深呼吸
高脂肪食を控える
食べ物をよく噛む
という方法がありました。
さらに、セルフケアで横隔膜を緩める方法を一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、胃の不調が改善されない場合は、横隔膜がしっかり緩んでいない可能性があります。
というのも、横隔膜をコントロールする神経は首に存在しており、首こりから横隔膜が緩みにくくなっていることがあるからです。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師