スクワットの後から膝が痛くなった…
私はスクワットをしても良いの？
このようなお悩みはありませんか？
今回のブログをご覧になることで、スクワットと膝の痛みの意外な関係について知ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから「筋肉をつけるためにスクワットを始めたのに、膝が痛くなってしまいました…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「体の歪みも気になるのですが、関係しますか？」という疑問を教えていただきました。
こちらの疑問に回答させていただくと、スクワットで膝の痛みが出る場合、体の歪みは確実に関係します。
では、どういった部分が関係するのか。
また、その解消方法はあるのか？
こちらを詳しく解説していきますので、一緒に解決していきましょう！
話の内容はこちら
①膝が痛くならない正しいスクワット方法とは
②正しいスクワットができない原因！ 体の歪みとの関係は？
③腰の動きを整えて膝の負担を軽くするセルフケア
それでは話を進めますね。
①膝が痛くならない正しいスクワット方法とは
「どうしてスクワットをすると膝が痛くなるの？」
このようにお悩みだと思いますが、考えられる原因がいくつかありますので解説しますね。
まずはスクワットをするときの膝の位置に注目しましょう。
例えば、膝が足のつま先よりも前に出ていませんか？
また、体が前に屈むような姿勢になっていないでしょうか？
このような姿勢になると、膝の関節に体重が乗りやすくなってしまいます。
すると、膝を痛めやすくなってしまうんですね。
その他にも、負荷をかける際の重心位置についても注意が必要です。
例えば、足の外側に重心がかかっていないでしょうか？
足の脛には脛骨（けいこつ）と腓骨（ひこつ）という骨があります。
こちらを見てみると、内側よりも外側の骨の方が細くなっていますよね？
これは内側の骨で体を支えて、外側の骨は微調整をする働きがあるからなんですね。
私はよく自転車に例えるのですが、自転車のタイヤの役割を内側の脛骨、補助輪の役割が外側の腓骨になります。
補助輪に体重を預けると、壊れやすいのが想像できますよね。
したがって、重心位置を意識する必要があるんです。
ここまでが一般的な正しいスクワット方法になります。
しかし、これらを意識しても正しいスクワットができない場合があります。
これには体の歪みが関係しているので、詳しく解説しますね。
②正しいスクワットができない原因！ 体の歪みとの関係は？
「私はスクワットをしても良いの？」
このようにお悩みの方もおられると思いますが、腰の調子が良くない方は控える方が良いと考えています。
理由を含めてお話しますね。
スクワットをするときには、姿勢を丸めることなく屈んでいかなければいけません。
しかし、お尻を後ろに突き出して腰を反らすことができなければ、正しいスクワットができないのです。
つまり、腰をかばって膝に負担がかかることになります。
したがって、腰痛のある方にスクワットはNGな場合がほとんどです。
まずは体のゆがみを整えることが必要ですが、壁から少し前に立って、スクワットの要領でお尻を壁につけるという動作から始めてみましょう。
このように体の使い方がしっかりすれば、膝の痛みが出ることも少なくなるはずです。
腰の状態によって膝にかかる負担が変わるのは意外ですよね。
このようなことから、腰の動きを良くするセルフケアを解説します。
そうすることで正しい動きができるようになるので、一緒に試してみましょう！
③腰の動きを整えて膝の負担を軽くするセルフケア
セルフケアでは腰の動きを良くするということを目的に行います。
全て寝ながらできる内容になっており、動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓（セルフケアは動画の2分41秒〜）
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
スクワットの後に膝が痛くなる原因について解説しました。
このように膝が痛くなるのは、正しいフォームでスクワットができていないからかもしれません。
正しいスクワットにはいくつかのポイントがありましたね。
それが
足のつま先よりも膝が前に出ない
重心が外側に乗らないようにする
腰を伸ばして姿勢を丸めない
また、腰の動きを良くして膝にかかる負担を軽くするセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、スクワットの後の膝の痛みが改善されない場合は、その他の体のゆがみが姿勢を崩す原因になっている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師
