ゴルフで手首を痛めてしまった…
TFCC損傷と診断された…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、手をつくときの小指側の痛みを解消するヒントを得ることができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「ゴルフをしていて手首を痛めてしまったんです…」と、お悩みの相談がりました。
詳しく聞いてみると、「病院では“TFCC損傷”と診断されました…」ということを教えていただきました。
このように手首を痛めてしまうと、ゴルフを楽しめなくなってしまいますよね。
また、日常生活にも支障が出るのではないでしょうか。
今回のブログでTFCC損傷の対策について解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①TFCC損傷とは
②動かすと痛い場合のテーピング方法
③手首の痛みを和らげるためのセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①TFCC損傷とは
「TFCC損傷ってなに?」
まずは、こちらについて解説していきます。
TFCC損傷とは、手首の小指側にある小さな軟骨や靭帯を痛めることを言います。
この手首には小さな骨が集まって構成されているのですが、1つ1つの骨が結束することによって手首の安定性を保っています。
しかし、ゴルフやテニス、野球などの手首を使うスポーツで、くり返し手首に負担がかかることによって痛めやすくなります。
また、スポーツだけでなく、様々な日常生活に支障が出ることになります。
例えば
ドアノブを捻るとき
テーブルに手をつくとき
このような状態を放置していると、手首が腫れてしまったり、可動域が狭くなってしまいます。
では、どのように治していけば良いかという話になりますよね。
まず、大切なのは安静です。
スポーツを楽しみたい気持ちも分かるのですが、くり返し手首に負担がかかると完治が遅れてしまいます。
というのも、今回のTFCC損傷は小さな軟骨や靭帯に炎症が起きているからです。
したがって、ズキズキと酷く痛む場合は、鎮痛の目的で患部にアイシングをして安静にするのが効果的です。
もちろん、どうしても出場したいゴルフコンペや、テニスの大会などがある場合もありますよね。
そういった場合は、手首を安定させるためにテーピングをすることをオススメします。
こちらの簡単にできる方法を解説しますね。
②動かすと痛い場合のテーピング方法
それでは、手首を安定させるためのテーピング方法をお伝えします。
まずは、キネシオテープと呼ばれるものをご準備ください。
こちらは薬局などで販売されています。
様々なテープ幅のサイズがあるのですが、基本は2.5cm、5.0cm、7.5cmの3種類になります。
今回は5.0cmのテーピングを使用しますね。
まずは手首を小指側に倒れることを防ぐために、親指側にテーピングをします。
親指の第一関節にテープを当てて、手首の関節の少し下までテープを図り、ハサミでカットします。
その後、5cm幅のテープを縦半分に切って、2.5cm幅にします。
ここからが重要です。
テープをはがして親指の第一関節に当てたら、少し引っ張って手首の下側まで貼りつけます。
これで小指側に手首が倒れることを防ぎます。
続いては手首を安定させます。
5cm幅のテープを手首に当てて、手首を1周巻くように採寸します。
採寸ができたらテープを剥がして手首を一周巻いていきましょう。
このとき、小指側にまわすときは少し引っ張ってあげましょう。
また、手首の線をまたぐように巻いてあげると安定性が高まります。
以上になります。
テーピングではなく、サポーターをする方法もあるのですが、固定力が落ちる場合があります。
ですので、少し面倒かもしれませんが、テーピングで固定する方が効果的になります。
ぜひ試してみてください。
また、回復を高めるコツとして、手首に対して血流を良くするということが大切になります。
こちらのセルフケア方法がありますので、一緒に試してみましょう!
③手首の痛みを和らげるためのセルフケア方法
セルフケアでは、手首に対して血流を良くするということを目的に行います。
そのために必要なのが、肩甲骨をしっかり動かすことなんです。
例えば、重たい荷物を持つときには、背中の筋肉がしっかり働かなければいけません。
しかし、肩甲骨の動きが悪くなっていると、手首がその分を補って動いてしまうんです。
したがって、セルフケアでは肩甲骨からしっかり動かしていくようにします。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の4分6秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してみてください。
まとめ
今回のまとめです。
手首の痛みの1つである、“TFCC損傷”について解説しました。
まずは手首の炎症が引くために安静にすることが大切ですが、テーピングを使って固定する方法がありましたね。
また、血流を良くして手首の負担を軽減させるために、肩甲骨から動かすセルフケアも一緒に試しました。
これらの対策を続けても、手首の痛みがなかなか治らない場合は、当院で扱っている医療機器がお役に立てると思います。
こちらは、何も感じない程度の微弱な電流を体に流して、患部の炎症などを早期に回復させる働きがあります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師