つまみ動作や書類を持つときに指が痛い…
こうしたお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、つまみ動作をする時の指の痛みを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「仕事で紙などの書類を持つことが多くて、指が痛いんです…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「今では、指に触れるだけで痛みがあります…」ということを教えていただきました。
仕事で指を使わないといけないのに、痛みが続いているのはつらいですよね…
今回は、「手をあまり使わないようにしてください」なんてことは言いません。
痛みの原因から解決方法までを詳しく解説していくので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①指の痛みが治りにくい理由
②手の指に負担がかからない3つのポイント
③かかる負担を軽くするためのセルフケア
それでは話を進めますね。
①指の痛みが治りにくい理由
まずは、指の痛みについては様々な種類があります。
例えば
・腱鞘炎
・ドケルバン病
・ばね指
・リウマチ
・へバーデン結節
今回は、1つ1つ解説していると見飽きてしまうと思いますので、つまみ動作で起こる指の痛みに絞って解説していきますね。
指の痛みがなぜ起きるのかというと、手の指には筋肉量が少なくて、負担に耐えられないからです。
よく見るイラストでは、筋肉は赤色で記されてあって、骨は白くなっていますよね。
というのも、筋肉の中には血液が十分に通っているため、赤くなっているんですね。
反対に、骨には血液が十分に通っていないので、白色になっています。
※正確には、骨の中に通っているのですが、表面上では確認がしにくいのです。
そして、筋肉は伸び縮みするのに対して、骨には柔軟性がありません。
したがって、筋肉を痛めるよりも、骨を痛める方が治りが遅くなる傾向があるのです。
そして、手の指に筋肉が多く存在しない理由は、骨の数を増やして細かな動作をするためです。
ですので、くり返す負担に耐えられるほどの構造を持っていないのです。
しかし、身体の使い方を変えるだけで、手の指にかかる負担を軽くすることができます。
詳しく解説しますね。
②手の指に負担がかからない3つのポイント
手の指を痛めてしまう原因は…
背中の筋肉が働いていないからです。
身体は、中心にいけばいくほど筋肉量が大きくなります。
理由は、大きな力を発揮して身体を支えるためです。
ですので、身体の使い方によっては、筋肉量が少ないところに負担がかかってしまうのです。
特に、手の指を動かすときには、背中の筋肉を働かせる必要があります。
そんな身体の使い方1つで、手の指にかかる負担を軽くする方法を3つお伝えしますね。
1.姿勢を伸ばす
背中が丸くなって姿勢が悪くなっていると、身体の前側の筋肉を優先的に使うようになります。
背中の筋肉を働かせるためには、胸を張って姿勢を伸ばす必要があります。
気づいた時には意識してくださいね。
2.身体の近くで持つ
物を持つときに身体よりも遠くで持ってしまうと、身体の中心にある背中の筋肉が働きにくくなります。
ですので、なるべく身体の近くで持つことを心がけてみてださい。
3.物を持つときに脇を締める
物を持つ時に脇が開いてしまっていませんか?
実は、背中には脇まで伸びている筋肉があります。
したがって、脇が開いてしまうと、背中の筋肉が働きにくくなるので、脇を閉じるということを心がけてみてください。
以上の3つになります。
当てはまっていることがあって、ドキッとしたのではないでしょうか。
でも大丈夫ですよ。このように身体の使い方を変えて、今回紹介するセルフケアを行うことで、随分と手首の負担が軽くなります。
次に、セルフケアを一緒に試してみましょう。
③かかる負担を軽くするためのセルフケア
セルフケアでは、背中の筋肉を働きやすくするということを目的に行います。
動画を見ながら一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分23秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ試してみてくださいね。
まとめ
つまみ動作で痛くなる、手の指の痛みを解消する方法を解説しました。
ポイントは、背中の筋肉を働かせるということでしたね。
こちらの対策を3つお伝えして、セルフケアを一緒に試しました。
これらの対策を続けても、手の指の痛みがなかなか解消されない場合は、背中の筋肉が働きにくくなっているほどの、身体のゆがみがある可能性があります。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師