耳が詰まって聞こえにくい…
耳に水が入ったような感覚がある…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、水が入ったような感覚になる耳の詰まりを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
高槻市で整体院を営んでおりますユーカリ整体院の樋口です。
このブログを撮ったきっかけなんですけども、患者さんから、「急に左側の耳が詰まって、低音が聞こえにくくなりました…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「耳鼻科ではメニエール病かもしれないと言われたのですが、育児中なので早く治したいです…」ということを教えていただきました。
こちらの患者さんは、産後から耳が詰まるようになったとのこと。
このように耳が聞こえにくくなると、ストレスになってしまいますよね。
さらに、メニエール病かもしれないと言われると怖いですよね。
今回の患者さんのような症状は非常に多いのですが、少しでもお役に立てるように動画で解説していきますので、一緒に解決していきましょう!
話の内容はこちら
①産後に耳が詰まって低音が聞こえにくくなる理由
②メニエール病と言われたらどうすればいい?
③耳の詰まりがスッキリ通るセルフケア方法
それでは話を進めますね。
①産後に耳が詰まって低音が聞こえにくくなる理由
「どうして耳が詰まって聞こえにくくなるの?」
こちらの疑問から解説していきます。
今回の患者さんは、耳鼻科で「低音の聴力が低下している」ということを言われていました。
これは耳内部のリンパ液がうまく排出されずに、水圧が高くなっていることが問題です。
ですので、耳の中に水が入ったような感覚になることがあります。
では、どうしてリンパ液が排出されないのか。
また、産後からの影響があるのか。
こういった疑問が出てくると思います。
リンパ液が排出されない原因は、“体内の血液・水分量の減少”が関係します。
妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるために、体内の血液量が増えます。
しかし、出産で体外に流れてしまうことから、体内で水分などを溜め込もうとする働きが起きます。
すると、老廃物などを流す働きがあるリンパ液の流れが悪くなってしまうのです。
他にも、ホルモンバランスが乱れたり、育児ストレスなども循環に影響することが考えられます。
しかし、安心してください。
こういった症状はリンパ液の流れを良くすると、しっかり回復します。
リンパ液の流れを良くするために重要なのは、“口を動かすこと”です。
顎の関節が耳のすぐ近くを通っているので、動かさないと周りの筋肉がカチカチに硬くなってしまいます。
例えるなら、放置していた肉のように硬くなってしまうんですね。
すると、循環に影響するのですが、対策としては大きく分けて2つあります。
1.食べ物をよく噛むこと
食べ物を噛むときに口を大きく動かしますよね。
ですので、意識的に食べ物を噛む回数を増やしてみてください。
また、左右のどちらかで噛みやすい側もあると思うので、左右均等に顎を使うようにしてみてください。
2.人とよく話す
育児というのは、1人になってしまうことが増えますよね。
そうすると、誰かと話す機会も少なってしまうのではないでしょうか。
これは口を動かすことが少なくなるだけでなく、ストレスが溜まってしまうことにも繋がります。
電話でも良いので、思いの丈を話してみてくださいね。
以上、2つの対策をお伝えしました。
これで何とか治していけそうですよね。
しかし、耳鼻科では“メニエール病”と言われる場合もあります。
そう言われると不安になりますよね。
では、その場合はどうすれば良いかを解説しますね。
②メニエール病と言われたらどうすればいい?
「メニエール病って治るの?」
不安になってネットで色々と調べてしまいますよね。
メニエール病も耳内部が浮腫むようになることで起きます。
同じように、耳の閉塞感を感じます。
他にも、耳鳴りを伴ったり、めまいや吐き気を起こす場合もあります。
しかし、初見でメニエール病と診断できるものではありません。
ですので、初診で「メニエール病かもしれない…」と言われるのは、あくまでも可能性の1つなのです。
正確に診断するためには、いくつもの検査をしなければいけません。
もしも、めまいを伴っていなかったり、早くに症状が回復していくのであればメニエール病の可能性は低く、耳鼻科でも検査を進めずに様子をみることがほとんどです。
初めは言われて不安になるかもしれませんが、こういったことを知ると少し安心しますよね。
ぜひ参考にしてください。
続いては、自宅で簡単にできるセルフケアで、耳の詰まりをスッキリさせる方法をお伝えします。
③耳の詰まりがスッキリ通るセルフケア方法
セルフケアでは、耳内部のリンパ液の流れを良くするということを目的に行います。
動画を見ながら一緒にできるように作っていますので、ぜひ一緒に試してみてください。
↓(セルフケアは動画の3分34秒〜)
こちらのセルフケアは1日2回。
朝と晩の1回ずつ試してくださいね。
まとめ
耳が詰まって低音の聴力が低下する原因と対策について解説しました。
今回は産後の患者さんだったので、産後との関係もあるという話でした。
対策としては口を動かすことです。
それによって、リンパ液を流すことが大切でしたね。
また、耳鼻科で言われるメニエール病について解説して、自宅でできるセルフケア方法もお伝えしました。
これらの対策を続けても、水が入ったような耳の詰まりが解消されない場合は、顔面部分だけでなく、その他の体の歪みがきっかけになってリンパ液の流れが悪くなっている可能性があります。
その際は、当院の全身のゆがみを調整する施術がお役に立てると思いますので、お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
監修:樋口亮太/柔道整復師